読み取ることはできません。暗号化グループ データを保存する際のファイルのフォーマットはベンダーによって異なり、多くの場合がベンダーによってドキュメントされていません。他の OpenPGP 製品を使用したグループは SecureZIP によって簡単に設定することが出来ます。
SecureZIP は AES を OpenPGP (そして .ZIP) ファイル暗号のデフォルトとして使用しています。もし仮に送信先から事前に作成された OpenPGP キーを所持している場合は、AES をサポートしていない可能性があります。アルゴリズム設定を AES から CAST5、IDEA のいずれかに変更し、ファイルを再度送信することを推奨します。
暗号鍵を特定するために 14.0 バージョンの受信者オプションを使用している際、パスワードやパスフレーズを必要としない場合においてもパスフレーズを入力を求めるプロンプトが表示される可能性があります。これを解消するために、コマンドライン上のパスフレーズ設定を使用します。または、設定オプション内で "pkzipc config archivetype=pgp --passphrase" と設定します。
PKZIP と SecureZIP は .ZiP ファイルのファイルやアーカイブ コメントの追加をサポートします。OpenPGP フォーマットは初めから同じケイパビリティを提供しません。OpenPGP を作成する際に、ヘッダーやコメント オプションを使用しコメントを .ZIP ファイルには追加し、作成結果のファイルには追加しないようにします。また、OpenPGP を作成する際にこれらのいずれかのオプションをコマンドラインに含む場合は、エラーコンディションとして報告されず OpenPGP ファイルが作成されます。しかし、コメントエントリーはほとんど含まれません。
署名された OpenPGP または .ZIP ファイルを作成する場合は、そのファイルに適応されるデジタル署名は一つに限られます。.ZIP フォーマットを作成する場合は、.ZIP アーカイブ内のそれぞれのファイルが複数の署名を含むことが出来ます。
Microsoft Crypto API (CAPI) は OpenPGP 暗号化で必要のない X.509 デジタル証明のストレージを提供します。しかし、CAPI は 使用された鍵の種類を問わず PKZIP や SecureZIP で使用される暗号アルゴリズムへのアクセスを提供します。PKZIP または SecureZIP のユーザーは、CAPI で使用可能な CSP (Crytopgraphic Server Providers) への適切なアクセスを持っている必要があります。