従来の暗号化テクノロジの課題
◆ 共通鍵暗号化方式
- 鍵を共有する際にパスワードが漏洩してしまう危険性がある。
- 共有、動機、ローテーションなどのスケーリングが難しい。
◆ 公開鍵暗号化方式 (PKI)
- 事前準備やユーザーへのトレーニングが必要。
- 継続的に管理するためのリソースや技術的な知識が必要。
◆ 暗号化に関する可視性の低さ
- 一度暗号化されると、いつ、だれが、どこで、どのように暗号化したかを可視化することが難しい。
PKWARE の PEM* は、これらの課題に解決する新しい暗号鍵管理テクノロジ「Smartkey」を備えています。
強度、制御、使いやすさを組み合わせた「Smartkey」とは
3 つのコンポーネントから構成される Smartkey の仕組み
◆セッション キー
データの暗号化に実際に使用される対象キー
◆アセット キー
Smartkey で制御するファイルに関連するすべてのセッション キーを暗号化
◆アクセス制御リスト (ACL)
Smartkey の使用を許可するメール アドレスのリスト
Smartkey により、これら一連の流れを意識することなく、管理者やユーザーは暗号鍵の生成や管理を自動化することができます。
導入メリット
公開鍵暗号化方式の暗号強度を保ちつつ、
煩雑な事前準備やユーザーへのトレーニングを大幅に簡素化。
暗号鍵生成を自動化できるだけでなく、
アクセス制御リストにより、再暗号化なしにアクセス権の追加や削除が可能。
暗号鍵の管理やアクセス状況を可視化。数行のコードで既存アプリへ組み込みが可能で、IT 人材などリソースにかかるコストを削減。
*PEM (PK Protect Endpoint Manager) はエンドポイントやサーバー上の機密データを保護し、 継続的なコンプライアンスと保護を実現するプラットフォームです。PEM に関する詳細はこちら。