サーバー SDK
サーバーサイドで機能フラグを評価し、リクエストに応じて異なるコンテンツや機能を提供します。
対応言語・フレームワーク
- Java, Node.js, Python, Ruby, PHP, .NET, Go など
- 各言語に対応したフレームワーク固有の SDK も提供
導入方法
- 対象言語の SDK をプロジェクトに追加
- LaunchDarkly SDK キーを設定
- 機能フラグを評価するコードを実装
対応サービス
- Web アプリケーション、API サーバー、バックエンドサービスなど
クライアント SDK
クライアントサイドで機能フラグを評価し、ユーザーインターフェースを動的に変更します。
対応プラットフォーム
- JavaScript, React, Angular, Vue.js, iOS, Android など
導入方法
- 対象プラットフォームの SDK をプロジェクトに追加
- LaunchDarkly Client-side ID を設定
- 機能フラグを評価するコードを実装
対応サービス
- シングルページアプリケーション、モバイルアプリ、Web サイトのフロントエンドなど
インテグレーション可能なサービス
インテグレーション可能な外部サービスと導入方法
LaunchDarkly は、開発、運用、分析など、様々な分野のツールと連携し、機能フラグ管理をさらに強化できます。
導入時の共通注意点
- インテグレーションの設定は、LaunchDarkly のプロジェクト設定、または接続先のツール側で行います。
- インテグレーションに必要な権限や API キーは、適切に管理してください。
- 各ツールの仕様や制約を理解し、連携方法を検討する必要があります。
開発ツールとの連携
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GitHub, GitLab, Bitbucket 等: 機能フラグとコードの変更を関連付け、デプロイ前に新機能を安全にテストできます。
- 導入方法: LaunchDarkly の Webhook 機能を利用し、コードの変更をトリガーにフラグを更新。
- 注意点: ブランチ戦略やリリースフローに合わせて、Webhook の設定を調整する必要があります。
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Jira, Trello 等: 機能フラグとタスク管理を連携し、開発の進捗を可視化できます。
- 導入方法: LaunchDarkly のカスタム属性を利用し、フラグとタスクを紐付け。
- 注意点: チームのワークフローに合わせて、カスタム属性の設計を検討する必要があります。
運用ツールとの連携
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Datadog, New Relic 等: 機能フラグとパフォーマンス監視を連携し、新機能の影響をリアルタイムに把握できます。
- 導入方法: LaunchDarkly のイベント ストリームを利用し、フラグの変更をトリガーにメトリクスを送信。
- 注意点: 監視対象のメトリクスとアラート閾値を適切に設定する必要があります。
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Slack, Microsoft Teams 等: 機能フラグとコミュニケーション ツールを連携し、フラグの変更をチームに通知できます。
- 導入方法: LaunchDarkly の Webhook 機能を利用し、フラグの変更をトリガーにメッセージを送信。
- 注意点: 通知内容やチャンネルを適切に設定し、過剰な通知を避ける必要があります。
分析ツールとの連携
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Amplitude, Mixpanel 等: 機能フラグとユーザー行動分析を連携し、新機能の効果を測定できます。
- 導入方法: LaunchDarkly の SDK を利用し、フラグの値をイベントと共に送信。
- 注意点: 分析に必要なイベントとユーザー属性を適切に定義する必要があります。
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Google Analytics 等: 機能フラグとWebサイト分析を連携し、新機能がサイト全体の指標に与える影響を評価できます。
- 導入方法: LaunchDarkly のSDK を利用し、フラグの値をカスタムディメンションとして送信。
- 注意点: カスタム ディメンションの設定とレポートの作成方法を理解する必要があります。
カスタム API (REST API) について
LaunchDarkly REST API の利点
LaunchDarkly REST API を利用することで、LaunchDarkly の豊富な機能をプログラムから直接操作できるようになります。
- 自動化: 機能フラグの作成、更新、削除などを自動化し、手作業によるミスや時間のロスを削減できます。
- 柔軟な統合: 他のシステムやツールとの連携を容易にし、独自のワークフローを構築できます。
- データ分析: 機能フラグの評価履歴やユーザー属性などのデータを抽出し、詳細な分析を行うことができます。
LaunchDarkly REST API の利用方法
LaunchDarkly REST API を利用するには、以下の手順を踏みます。
- API アクセストークンの取得: LaunchDarkly のアカウント設定画面から、API アクセストークンを生成します。
- API ドキュメントの確認: LaunchDarkly の公式ドキュメントで、API の仕様や利用可能なエンドポイントを確認します。
- リクエストの作成: HTTP クライアントツールやプログラミング言語のライブラリを使用して、API リクエストを作成します。
- レスポンスの処理: API から返されたレスポンスを解析し、必要な情報を取得します。
LaunchDarkly REST API の利用例
- 新機能の自動リリース: CI/CD パイプラインに組み込み、特定の条件を満たしたら自動的に新機能をリリースできます。
- ユーザーセグメントの動的変更: ユーザー属性に基づいて、特定のユーザーグループに対してのみ新機能を有効化できます。
- A/B テスト結果の取得: A/B テストの結果を自動的に取得し、レポート作成や意思決定に活用できます。
- 障害発生時の緊急対応: 特定の機能を即座に無効化し、システムへの影響を最小限に抑えられます。
LaunchDarkly REST API 利用時の注意点
LaunchDarkly REST API を利用する際には、以下の点に注意してください。
- 認証: API リクエストには、アクセストークンを含める必要があります。アクセストークンは、漏洩しないように安全に管理してください。
- レート制限: API の利用にはレート制限があります。制限を超えると、一時的に API が利用できなくなる可能性があります。
- 最新情報の確認: API の仕様は変更される可能性があります。常に最新のドキュメントを参照してください。
上記の情報は、LaunchDarkly の機能や連携サービスの概要を説明するものであり、最新の情報や詳細な設定方法については、公式ドキュメントや各サービスの情報を参照してください。