BCL easyPDF SDK

BCL easyPDF SDK の製品情報


多くのソフトウェア開発者が乗り換える理由は?

BCL easyPDF SDK は、ソフトウェア開発者のための PDF 開発ツールキットです。製品の使いやすさ、品質、スピード、信頼性は、ミッション クリティカルな PDF 変換サーバーやサービスだけでなくデスクトップ アプリケーションへの実装にも最適です。

他社の製品と異なり、BCL easyPDF SDK では企業ユーザーから求められる品質とパフォーマンスを追求するために自社開発の PDF エンジンを採用しています。

PDF 作成の他にも、BCL easyPDF SDK では、しおり、ハイパーリンク、Unicode、デジタル署名、スタンプ、透かし、メタデータ、PDF セキュリティ (暗号化モード) (40 ビット/128 ビット)、PDF の結合、分割、回転、最適化、ページ削除、フォーム入力、フォームのデータ収集、PDF から画像への変換などの機能も提供されています。

ドキュメントを PDF に変換するために必要なプログラミング ステップ数を想像してみてください。通常は、ホスト アプリケーションを正しく起動するだけでなく、対象となるドキュメントを開き、変換処理中に問題が発生していないことを監視しながら処理を行う必要があります。わずかなミスで変換処理全体がエラーとなりアプリケーションが停止してしまう可能性もありますし、変換対象のドキュメントが増加するにつれて、その危険性も大きくなっていきます。BCL easyPDF SDK を使えば、開発スピードを早めるだけでなく、アプリケーションのパフォーマンスも向上させることができます。

            1|  Set oPrinter = CreateObject("easyPDF.Printer.8")        ' easyPDF Printer のオブジェクトのインスタンスを生成
            2|  Set oPrintJob = oPrinter.PrintJob                       ' PrintJob オブジェクトを取得
            3|  oPrintJob.PrintOut "C:¥input.docx", "C:¥output.pdf"     ' 入出力ファイルを指定して PDF を出力
          
            1|  Printer oPrinter = new Printer();                       // easyPDF Printer のオブジェクトのインスタンスを生成
            2|  PrintJob oPrintJob = oPrinter.PrintJob;                 // PrintJob オブジェクトを取得
            3|  oPrintJob.PrintOut(@"C:¥input.docx", @"C:¥output.pdf"); // 入出力ファイルを指定して PDF を出力
          

BCL easyPDF SDK の API は、COM オブジェクト ラッパーに完全に準拠していますので、COM オブジェクトをサポートするあらゆるプログラミング言語環境で PDF の生成、操作、編集を行うことができます。

BCL easyPDF SDK の COM オブジェクトにアクセスできるプロラミング言語は、サポートされる開発環境を参照してください。

BCL easyPDF SDK は PDF 操作の総合ツール キットです。サーバーやデスクトップ アプリケーションに PDF 出力、編集、操作、画像変換、フォーム処理などの機能を実装するための API がオールインワンで提供されます。

  • easyPDF Printer SDK:さまざまな形式のドキュメントを PDF に変換します。
  • easyPDF PDF Processor SDK:PDF の操作や編集を行う。PDF のテキスト変換もサポートします。
  • easyPDF PDF Converter SDK:PDF を画像 (BMP、JPEG、GIF、PNG、TIFF) 形式に変換。マルチ ページ TIFF もサポートします。
  • easyPDF PDF Document SDK:PDF フォーム データの挿入や抽出などを行います。
  • easyPDF SDK Loader:Printer SDK をサーバー環境で使用する場合の補助オブジェクトです。

BCL easyPDF SDK は、PostScript 中間ファイルを介せずに高品質な PDF を作成できます。そのため、迅速で信頼性のある PDF 変換を実現します。また、お使いのサーバー アプリケーションに容易に統合できるため、処理時間と費用を大幅に削減できます。

BCL easyPDF SDK にビルトインされた強力なエラー ハンドリング機能により、PDF 変換、操作、結合などの処理中に発生するエラーの原因をいち早く特定できます。処理スレッドは、タイムアウト時間がモニタリングされるのでアプリケーションの処理が停止されることはありません。BCL easyPDF SDK 内の各スレッドは各々が独立しているので、他の処理の影響を受けません。

また、Microsoft Word や Excel ドキュメントの変換のために用意された特別機能により、アプリケーションから発生した例外は、BCL easyPDF SDK エンジンにより、効果的にハンドリングされます。

BCL easyPDF SDK は無制限に PDF 変換プロセスを起動できます。マルチプロセッサー マシンもサポートしています。
以下の要因を除きプロセス数が制限されることはありません。

  • CPU のスピード
  • システムのメモリー
  • ホスト アプリケーション (MS Word、Excel など) の性能

ホスト アプリケーションの性能について

  • BCL easyPDF SDK での PDF 変換処理では、元のドキュメントを表示、作成するための実際のアプリケーション (MS Word や Excel など) が変換を行うマシンに必要になるため、マルチスレッド処理の可否は変換対象のドキュメントに使用されるホスト アプリケーションの対応状況に依存します。
  • たとえば、Excel (xls、xlsx) ワークブックの変換時にはバックグラウンドで MS Excel が起動します。BCL easyPDF SDK 自身はマルチスレッド処理が可能ですが、パーサーとして使用される MS Excel などのホスト アプリケーションがマルチスレッド処理に対応していない場合は、結果的にマルチスレッドの変換処理は達成できないことになります。

BCL easyPDF SDK 8 以降では、COM ベースの API 呼び出しに加え、Native API により .NET や Java から直接 BCL easyPDF SDK の API を呼び出すことができます。これらの Native API は、これまでの COM オブジェクトのアーキテクチャには依存せず、ネイティブの DLL ファイルとして提供されるのでアプリケーション内での参照、追加が可能です。さらにこれらの Native API は、非インタラクティブなサーバー環境で、より安全に BCL easyPDF SDK にアクセスできるように特別に設計されています。

非インタラクティブなサーバー環境での使用

Native SDK API では、サーバー環境で BCL easyPDF SDK をより安全に使用でき、非インタラクティブなさまざまなサーバー環境での柔軟な動作を提供します。この機能により、BCL easyPDF SDK 専用のサービスをサーバー上に用意する必要がなくなり、Windows のビルトインのセキュリティを使用してユーザー情報を安全に格納することが可能になりました。

BCL easyPDF SDK をもっと使いやすくするために、製品機能をまとめた Action Center を用意しました。この Action Center により、BCL easyPDF SDK のライセンス認証方法から、サンプル コードの確認、ドキュメントの参照などの操作が可能です。SDK API Explorers (下記の動画) をはじめ、BCL easyPDF SDK のすべての主要な機能は、この Action Center からアクセスできます。


BCL easyPDF SDK Action Center に加え、SDK API Explorers では、プログラム コードを自動生成してアプリケーションに実装する機能が提供されます。SDK API Explorers で提供されるグラフィカル インターフェースで、使用する関数や関連する設定を選択することにより、コーディング経験のない方でも Native SDK API を使用した、さまざまなプログラミング言語によるコード生成、アプリケーションのコンパイル、Visual Studio 用の Project ファイルの生成などが可能になります。

3 つのステップでアプリケーションやソース コードを生成できます。

  1. プログラミング言語を選択します。


  2. PDF を編集、操作するプロパティや値をユーザー インターフェースで選択、指定します。


  3. アプリケーションをビルド、またはソース コードをプロジェクトとして保存して完了です。



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