製品概要
WinDriver USB for Linux Arm は、USB の Linux デバイス ドライバーをユーザー モードで自動的に簡単に開発します。 OS の内部構造の知識またはカーネル レベルのプログラミングを必要としません。
WinDriver には、ハードウェアの診断、自動的にドライバー コードを生成、ドライバのデバッグおよびハードウェア アクセス API など パワフルなツールがあり、WinDriver を使用して、高性能なドライバおよびカスタム ハードウェアにアクセスするアプリケーションを作成できます。 このため、オペレーティング システムの内部構造を気にせずに、ドライバで実装する機能に集中できます。
必要なシステム
Linux ARM および ARM64 |
対応するアーキテクチャーと開発ボード:
- ARM Cortex-A7 – Broadcom: Raspberry Pi 2/3/4 - カーネル 4.14.79-v7+ で Raspbian Stretch を実行。Raspberry Pi 4 Model B: カーネル 4.19.75-v7l+ で Raspbian を実行。
- ARM Cortex-A9 – SolidRun: i.MX6 MicroSoM i2 (Hummingboard2) - Armbian Ubuntu Xenial Desktop カーネル 4.11.6-cubox を実行
- ARM Cortex-A9 – Boundary: BL-SL-i.MX6 (以前の SABRE Lite) - Debian nitrogen カーネル 4.9.88-6-boundary-14s を実行
- ARM Cortex-A15 – NVIDIA: Jetson TK1 - Ubuntu 16.04 カーネル 3.10.40-g8c4516e を実行
- ARM64 Cortex-A53 – Broadcom: Raspberry Pi 3 Model B+ – 64 ビット Xubuntu 18.04 カーネル 4.15.0-1010-raspi2 の実行
- ARM64 Cortex-A57 – NVIDIA: Drive PX 2 - Ubuntu 18.04 カーネル 4.9.38-rt25-tegra を実行
- ARM64 Cortex-A57 – NVIDIA: Jetson TX2 - Ubuntu 16.04 カーネル 4.4.38-tegra を実行
- ARM64 v8.2 – NVIDIA: Jetson Xavier NX / Jetson AGX Xavier - Ubuntu 18.04 カーネル 4.9-tegra を実行
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バス |
USB 3.1、USB 3.0、USB 2.0 |
開発環境 |
32 ビットまたは 64 ビット C 言語開発環境 (対象のプラットフォームに依存します) |
テクニカルノート
- Plug-and-Play およびパワーマネージメント イベントのハンドリングのサポート
- コントロール、バルク、割り込みおよび等時性データ転送のサポート
- マルチ インターフェース デバイスをサポート
- マルチ CPU およびマルチ PCI バス プラットフォームをサポート
- Dynamic Driver Loader
- 最新のインストール手順は、ここ をクリックしてください。
利点
- ユーザー モードで開発: システム レベルのプログラミング知識を必要としません。
- 互換性: アプリケーションは、Windows/Linux/Windows CE 間で、ソースコードで互換性があります。
- 高品質: WinDriver のカーネルは、数千のハードウェア/ソフトウェアのテスト項目を実施しました。
- 市場性: 開発サイクルを大幅に削減し、市場へ迅速に対応できます。
特長
DriverWizard では、グラフィカルなインターフェースで、ハードウェアの参照および診断、自動的にコードの生成、ドライバのデバッグを行います。
コードを 1行も記述せずに、グラフィカルなユーザー モード アプリケーションで、ハードウェアの診断を行います。
DriverWizard は、ハードウェアの仕様に合わせて、自動的に雛型となるドライバ コードを生成します。
WinDriver は、チップ ベンダーに依存しない汎用的な USB デバイス コントローラをサポートします。この拡張対応で、これらのデバイス コントローラの使用に応じた実装を行い、ドライバ開発の時間を短縮します。
Debug Monitor で、リアル タイムにドライバの動作を監視できます。
WinDriver は、Linux 2.6.x カーネルで 64 ビット AMD64 と Intel EM64T CPU アーキテクチャ (通称 "x86_64") をサポートします。また、対応する 64 ビット プラットフォームで 32 ビット アプリケーションの実行をサポートします。
64 ビット ハードウェアが提供している広帯域を使用して、32 ビット オペレーティング システムが起動する x86 プラットフォームで 64 ビット データ転送が可能です。 WinDriver で開発したドライバは、64 ビットに対応していない WDK またはその他のドライバ開発ツール キットで開発したドライバに比べて遥かに高いパフォーマンスを持っています。
- 日本語のユーザー マニュアル
- WinDriver の C のサンプル ソース コード
- 2ヶ月間のインストール、ライセンスおよび配布に関する質問
- 2ヶ月間のマイナーおよびメジャーバージョンのアップグレードの提供
- ランタイムをロイヤリティ無料で配布
詳細
WinDriver USB for Linux ARM 製品に関する詳細は、こちらからお問い合わせください!
DMA 転送のデモ
WinDriver PCI デモ
モジュール構成図 (PCI)
WinDriver ツールキット
PCI / PCI-Express:
USB:
テクニカル リファレンス
WinDriver 製品に関する詳細なテクニカル リファレンスを用意しています。ドライバ開発のさまざまな段階で役に立つ情報を提供しています。
WinDriver を評価および使用し始める際には、クイックスタート ガイド (
PCI /
USB) が役立ちます。
WinDriver に関する詳細情報、技術仕様、関数リファレンスなどが必要な場合には、
ユーザー マニュアルを参照してください。
最新版 (v14.70) WinDriver の製品機能、ユーティリティ、API の詳細な説明、正しい使用法、一般的な問題のトラブルシューティング、役立つヒント、よくある質問への回答は、WinDriver マニュアル (英語) をご参照ください。
WinDriver の一般的な質問、ドライバ開発の手法、インストール、ドライバの配布方法や、割り込み処理などに関する情報は、
テクニカル情報ページを参照してください。