共通事項
WinDriver:
Server 2022 / Windows 11 / 11 ARM64 / 10 / 10 ARM64 / 10 IoT Core / Server 2016 / Server 2012 R2 / Server 2012 x86 32
ビットと x64 64 ビット用の WinDriver および他のオペレーティング システム用の WinDriver 製品は以下 URL よりダウンロードのお申込みをしていただけます。
PCI 製品
USB 製品
インストール ファイル名の @WD_VERSION_NUMBER@ は、バージョン数が当てはまります (たとえば、バージョン 16.10 の場合、WD1610.exe はバージョン 16.00 となります)。そのためインストール ファイル名は、最新バージョンがリリースされるたびにバージョンをあらわす数字が変更されます。
Windows のインストール手順
Server 2022 / Windows 11 / 11 ARM64 / 10 / 10 ARM64 / 10 IoT Core / Server 2016 / Server 2012 R2 /
Server 2012 の必要なシステム
- x86 32 ビットまたは 64 ビット (x64: AMD64 または Intel EM64T) プロセッサ、Microsoft がサポートする ARM プロセッサ
- C、.NET、Java または Python をサポートする開発環境
- Server 2022 / Windows 11 / Windows 11 ARM64 / 10 / Windows 10 ARM64 / 10 IoT Core / Server 2016 / Server 2012 R2 / Server 2012
注意: Windows 10 IoT Core にドライバ配布する場合は、別途ライセンスの購入が必要になります。
注意: 64-Bit Windows OS では、デジタル署名の強制を一時的に無効にする設定が必要です。 詳しくは
こちらをご覧ください。
インストール
注意: 必ず Administrative 権限を持ったユーザーで WinDriver のインストールを行ってください。
- WinDriver を弊社ダウンロードサイトよりご希望の製品をクリックしダウンロードします。
- Windows x86 32 ビット OS の場合、WD@WD_VERSION_NUMBER@.exe、Windows x64 64 ビット OS の場合、WD@WD_VERSION_NUMBER@X64.exe
ファイルがダウンロードされます。
Next ボタンをクリックします。
- License Agreement を読み、同意する場合は、Yes をクリックします
- WinDriver をインストールする場所を選択します。
-
Setup Type 画面で、以下の何れか 1 つを選択します:
-
Typical - WinDriver モジュールをインストールします (WinDriver ツールキットと特定チップセット用の API)。
-
Compact - WinDriver ツールキットだけをインストールします。
-
Custom - インストールする WinDriver のモジュールを選択します。
- インストールに必要なファイルのコピーが完了すると、クイック スタート ガイドを表示するか選択します。
- セットアップを完了したら、コンピュータを再起動してください。
注意:
WinDriver のインストールでは、
WD_BASEDIR
環境変数を定義します (インストール中に選択した WinDriver のディレクトリの場所を示します)。WinDriver の DriverWizard
でコードを生成する際には、この変数を使用します
- 生成したコードを保存するデフォルトのディレクトリで、生成された project / make ファイルの include パスに使用します。サンプルの Kernel PlugIn
プロジェクトおよび
makefile でも、この変数を使用します。従って、WinDriver のインストール後、 WinDriver のディレクトリの名前 / 場所を変更する場合、
WD_BASEDIR 環境変数の値を変更し、新しい WinDriver
のディレクトリの場所を指すように設定する必要があります。 以下の手順で、
WD_BASEDIR の値を変更できます:
- システムのプロパティ ダイアログを開きます:
[スタート] – [設定] – [コントロール パネル] – [システム]
- [詳細設定] タブで、[環境変数] ボタンをクリックします。
- [システム環境変数] ボックスで、WD_BASEDIR 変数を選択し、[編集] ボタンをクリックするか、変数をダブル クリックします。
- [システム変数の編集] ダイアログで、[変数値] を新しい WinDriver のディレクトリのフルパスに置き換えて、[OK] をクリックし、[環境変数] ダイアログで [OK] ボタンをクリックし、 更に、[システムのプロパティ] ダイアログで、[OK] ボタンをクリックします。
ERROR_FILE_NOT_FOUND エラーでインストールに失敗する場合、Windows のレジストリの
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion に
RunOnce キーが存在することをご確認ください。Windows Plug-and-Play で INF
ファイルを使用してドライバを正しくインストールする際にこのレジストリ
キーが必要です。
RunOnce キーがない場合、作成し、再度 INF ファイルのインストールをお試しください。
注意: ツールキットを使用するためには、Windows OS 上でデジタル署名の強制を一時的に無効にする設定が必要です。Windows 10 はデジタル署名付きカーネル
ドライバーが必要です。WinDriver
インストール中にインストールされる WinDriver virutal デバイスは既にデジタル署名されています。しかし、DriverWizard ユーティリティーによって作成された .inf
ファイルはデジタル署名されていないため
Windows 10 上でインストールすることができません。.inf
ファイルをインストールするには、デジタル署名を行うか、または署名せずにデジタル署名の強制を一時的に無効にします。デジタル署名の強制を一時的に無効にするには以下の手順に従ってください。
-
[スタート] メニューボタンをクリックします。
-
[シフト] ボタンをキーボード上で押したまま、
[スタート] メニューの左側にある
[電源] アイコンをクリックします。
- 開いたメニューから
[再起動] を選択します。
- 開いたスクリーンから
[トラブルシューティング] を選択します。
-
[詳細設定] を選択します。
-
[スタートアップ設定] を選択します。
- コンピューターが再起動し、スタートアップ設定スクリーンが開きます。
[F7] を押しドライバ署名の強制を無効にします。
- .inf ファイルがインストールされます。
登録版ユーザーの場合:
次の手順で、エクセルソフト株式会社から受け取ったライセンス コードを入力して WinDriver を登録します。
- [スタート] メニューから [プログラム] - [WinDriver] - [DriverWizard] の順に選択して DriverWizard を起動します。
- [Help] メニューから [Licensing Information] を選択して [Licensing Information] ダイアログボックスを表示します。
- 以前のバージョンのライセンス コードが登録されている場合、[Deactivate license] ボタンをクリックして、以前のバージョンのライセンス コードを解除します。
- [Please enter your license string] 入力ボックスにエクセルソフト株式会社から受け取ったライセンス コードを入力して [Activate license] ボタンをクリックし、ライセンス コードを登録します。
注意: カーネル上の現在のライセンスをチェックするには、[
WinDriver Wizard] を実行して、 [
File] メニューから [
Registration Options] を選択してください。 現在、カーネルに設定されている有効なライセンスが表示されます。
ライセンス
コードには、スペースおよびピリオドなども含まれますのでライセンス登録の際には、電子メールで受け取ったこの文字列を「コピー&貼り付け」し、手入力によるミスを防いでください。
Windows CE のインストール手順
必要なシステム
- Windows CE (別名 Windows Embedded Compact) 4.x - 8.x (Windows Embedded Compact 2013、Windows
Mobile
を含む) が起動する x86 / ARMターゲット プラットフォーム
Windows CE 4.x - 7.x (Windows Mobile を含む) が起動する x86 / MIPS / ARMターゲット プラットフォーム
- Windows 11 / 10 / 8.1 / Server 2012 R2 / 8 / Server 2012 ホスト開発プラットフォーム
-
Windows CE 4.x - 5.x (Windows Mobile を含む) の場合: 対応するターゲット SDK と Microsoft eMbedded
Visual C++
または Microsoft Visual Studio 2005 / 2008 またはターゲット プラットフォームに対応する BSP (Board Support Package) と
Microsoft
Platform Builder
Windows CE 6.x の場合: 対応するターゲット SDK または Windows CE 6.0 plugin と Microsoft Visual Studio
2005
/ 2008
Windows CE 7.x の場合: Windows CE 7 plugin と Microsoft Visual Studio 2008
Windows CE 8.x の場合: Application Builder for Windows Embedded Compact 2013 plugin と
Microsoft
Visual Studio 2012 またはそれ以降
インストール
新規に CE ベースのプラットファームをビルドする際には、以下のように WinDriver CE をインストールします:
注意:
以下の手順は、Windows CE Platform Builder を使用して、または対応する Windows CE plugin と MS Visual Studio
2005 / 2008
を使用して Windows CE カーネル イメージをビルドするプラットフォーム開発者向けです。この手順では、これらのプラットフォームの参照を "Windows CD
IDE"
の表記を使用します。
インストール前に Windows CE とデバイス ドライバの統合について Microsoft のドキュメントをよくお読みください。
-
ターゲット
ハードウェアに一致したプロジェクト レジストリ ファイルを編集します。
WinDriver\samples\wince_install\project_wd.reg
注意: ID の値を定義する場合、project_wd.reg のコメントで使用しているように、正しいフォーマットを使用してください - PCI デバイスの場合は 16
進数、USB
デバイスの場合は 10 進数。
- 対象の Windows CE プラットフォームをコンパイルします (Sysgen ステージ)。
-
対象のプラットフォームを統合します。
- Windows CD IDE を実行してプラットフォームを開きます。
-
Build メニューから
Open Build Release Directory を選択します。
- WinDriver CE カーネル ファイル -
WinDriver\redist\<TARGET_CPU>\windrvr6.dll - を開発プラットフォーム上の
%_FLATRELEASEDIR% サブディレクトリにコピーします。
-
WinDriver\samples\wince_install\project_wd.reg ファイルの内容を
%_FLATRELEASEDIR%\project.reg レジストリ ファイルに追加します。
-
WinDriver\samples\wince_install\project_wd.bib ファイルの内容をバイナリ イメージ ビルダー ファイルの FILES
セクション
-
%_FLATRELEASEDIR%\project.bib ファイルに追加し、ターゲット プラットフォーム (コピーしたテキストの “TODO” コメントを参照)
に一致する行のコメントを外します。
WinDriver CE カーネル ファイル (
windrvr6.dll) を永続的に Windows CE イメージ (
NK.BIN) の一部とする場合にのみこのステップが必要です。例えば、ブート ディスクを使用してターゲット プラットフォームにカーネル
ファイルを移す場合などがこれに該当します。オン
デマンドで CESH/PPSH サービスを通して
windrvr6.dll をロードする場合、永続カーネルをビルドするまでこのステップを実行する必要はありません。
-
Build メニューより
Make Image を選択し、新しいイメージ
NK.BIN の名前をつけます。
- 新規カーネルをターゲット プラットフォームにダウンロードして初期化します (
Target メニューより
Attach Device を選択します。あるいはブートディスクを使用します)。Windows CE 4.x の場合、
Target メニューより
Attach Device ではなく
Download/Initialize を選択します。
- ターゲット CE プラットフォームを再起動します。WinDriver CE カーネルは自動的にロードします。
- サンプル プログラムをコンパイルして起動し、WinDriver CE がロードされ、正常に動作するのを確認してください (詳細は WinDriver のユーザー
マニュアルを参照してください)。
Windows CE コンピュータのアプリケーションを開発する際に WinDriver CE をインストールする場合:
注意
指定がない限り、このセクションの "Windows CE" の記述は、Windows Mobile を含む、対応するすべての Windows CE
プラットフォームを表します。
この手順は Windows CE カーネルをビルドするのではなく、ドライバのダウンロードのみ行うドライバ開発者、または既成の Windows CE プラットフォームに MS
eMbedded Visual
C++ または MS Visual Studio 2005 / 2008 を使用してビルドするドライバ開発者向けです:
- WinDriver を弊社ダウンロードサイトよりご希望の製品をクリックしダウンロードします。
- ライセンス同意書に目を通してください。同意する場合は、[Yes] をクリックします。
- WinDriver のインストール先を指定し、インストールします。
- Windows ホスト開発環境 PC の ¥WinDriver¥redist¥WINCE¥<TARGET_CPU> ディレクトリ以下から WinDriver CE カーネル モジュール
– windrvr1230.dll – をターゲットの Windows CE コンピュータの\WINDOWS サブディレクトリにコピーします。
- 起動時に Windows CE がロードするデバイス ドライバのリストに WinDriver を追加します:
-
\WinDriver\samples\wince_install\project_wd.reg
ファイルに記載されたエントリに従って、レジストリを編集します。ハンドヘルド CE
コンピュータの Windows CE Pocket Registry Editor ツールを使用するには、対象の Windows ホスト プラットフォームに Windows CE
Services
がインストールされている必要があります。Remote CE Registry Editor ツールを使用するには、対象の Windows ホスト プラットフォームに
Windows
CE Services がインストールされている必要があります。
- Windows CE の多くのバージョンでは、起動時に OS のセキュリティ スキーマが署名されていないドライバのロードを防ぎます。従って、起動後に、WinDriver
のカーネル モジュールを再ロードする必要があります。ターゲットの
Windows CE プラットフォームで、OS の起動時に毎回、WinDriver をロードするには、
WinDriver\redist\Windows_Mobile_5_ARMV4I\wdreg.exe ユーティリティをターゲットの
Windows\StartUp\ ディレクトリにコピーします。
- ターゲット CE コンピュータを再起動します。WinDriver CE カーネルは自動的にロードします。suspend / resume ではなく、システムの再起動を行ってください
(ターゲット
CE コンピュータのリセットまたは電源ボタンを使用します)。
- サンプル プログラムをコンパイルして起動し、WinDriver CE がロードされ、正常に動作するのを確認してください (詳細は WinDriver のユーザー
マニュアルを参照してください)。
Windows CE のインストールの注意:
Windows 11 / 10 / 8.1 / Server 2012 R2 / 8 / Server 2012 ホスト PC での WinDriver のインストールでは、
WD_BASEDIR
環境変数を定義します (インストール中に選択した WinDriver のディレクトリの場所を示します)。WinDriver の DriverWizard
でコードを生成する際には、この変数を使用します
- 生成したコードを保存するデフォルトのディレクトリで、 生成された project / make ファイルの include パスに使用します。
注意:
WinDriver Windows 11 / 10 / 8.1 / Server 2012 R2 / 8 / Server 2012 ツールキットを同じホスト
PC にインストールする場合、インストール時に、Windows CE のインストールで設定した
WD_BASEDIR 変数の値を上書きするのでご注意ください。
Linux のインストール手順
必要なシステム
- Linux カーネル 2.6.x またはそれ以降と以下のプロセッサ アーキテクチャ:
32 ビット x86 プロセッサ
または、
x86 64 ビット AMD64 または Intel EM64T (x86_64) プロセッサ、ARM Cortex-A7、A9、A15、A53、A57
- GCC コンパイラ
注意: GCC コンパイラのバージョンは、起動してる Linux カーネルのビルドに使用したコンパイラと同じバージョンを使用してください。
- C をサポートする 32 ビットまたは 64 ビット開発環境
- 開発 PC:
glibc2.14.x
- GUI WinDriver アプリケーション (DriverWizard、Debug Monitor) の起動用に以下のライブラリーが必要:
- libstdc++.so.6
- libpng12.so.0
- libQtGui.so.4
- libQtCore.so.4
- libQtNetwork.so.4
Linux 配布の新しいバージョンは、Qt4 ではなく Qt5 のネイティブ サポートを提供するため、ユーザーは代わりに次の共有オブジェクトを取得し、non-prefixed バージョンの代わりに wdwizard_1804、wddebug_gui_1804、xdma_gui_1804 を使用する必要があります。
- libQt5Gui.so.5.9.5
- libQt5Core.so.5.9.5
- libQt5Network.so.5.9.5
インストールの準備
注意: Linux では、カーネル自体をコンパイルした同じヘッダ ファイルでカーネル モジュールをコンパイルする必要があります。 WinDriver は、カーネル
モジュールをインストールするので、インストール時に
Linux カーネルのヘッダ ファイルでコンパイルする必要があります。
このため、WinDriver for Linux をインストールする前に、マシンに Linux ソース コードとファイル
versions.h がインストールされていることを確認してください:
インストール
- WinDriver を弊社ダウンロードサイトよりご希望の製品をクリックし WD@WD_VERSION_NUMBER@LN.tgz ファイルをダウンロードします。
- インストール用の任意のディレクトリに移動します。(例 /home/username/tmp)
/$
cd /home/username/tmp
注意: インストール ディレクトリへのパスにはスペースを含めないでください。
- ファイル
WD@WD_VERSION_NUMBER@LN.tgz を展開します (@WD_VERSION_NUMBER@ はバージョン番号):
~$
tar xvzf /<file location>/WD@WD_VERSION_NUMBER@LN.tgz
例:
-
~$
tar xvzf /home/username/WD@WD_VERSION_NUMBER@LN.tgz
- WinDriver
redist/ ディレクトリに移動します (tar で
WinDriver/ ディレクトリが作成されます):
~$
cd WinDriver/redist
- WinDriver のインストール:
-
~/WinDriver/redist$
./configure --disable-usb-support
注意:
configure スクリプトで、起動中のカーネル ベースの
makefile を作成します。 インストールした他のカーネル ソース ベースでも
configure スクリプトにフラグ
--with-kernel-source=<path>
を付けて、configure スクリプトを 起動できます。
<path> はカーネル ソース ディレクトリへのフルパスです。デフォルトのカーネル ソース ディレクトリは
/usr/src/linux です。
Linux カーネル バージョンが 2.6.26 またはそれ以降の場合、configure は、kbuild を使用してカーネル モジュールをコンパイルする makefile を生成します。以前のバージョンの Linux で、kbuild を強制的に使用するには、configure に --enable-kbuild フラグを渡します。
-
同じ VID/PID を持つ複数の USB デバイスに WinDriver を使用する場合は、makefile.usb.kbuild の EXTRA_CFLAGS 変数に -DMULTIPLE_SAME_DEVICES を追加します。
~/WinDriver/redist$
make
- スーパー ユーザーになります:
~/WinDriver/redist$
su
- ドライバをインストールします:
~/WinDriver/redist#
make install
- シンボリック リンクを作成し、DriverWizard GUI を簡単に起動できるようにします。
~/WinDriver$
ln -s ~/WinDriver/wizard/wdwizard/ usr/bin/wdwizard
注意: Ubuntu 18.04 などの新しい Linux 環境では、wdwizard の代わりに wdwizard_1804 を実行します。
- wdwizard ファイルの read (読み取り) / execute (実行) の権限を設定し、他のユーザーがプログラムにアクセスできるようにします。
- ユーザーおよびグループ ID を変更します。必要に応じて read (読み取り) / write (書き込み) の権限をデバイス ファイル /dev/windrvr@WD_VERSION_NUMBER@ に設定し、ユーザーにデバイスを介してハードウェアにアクセスできるようにします。
udev.permissions ファイルを編集して権限を変更します。たとえば、以下の行を追加して、read (読み取り) / write (書き込み) の権限を設定します。
windrvr@WD_VERSION_NUMBER@:root:root:0666
または、chmodコマンドを使用します。
chmod /dev/windrvr@WD_VERSION_NUMBER@ 666
-
WD_BASEDIR
環境変数を定義し、WinDriver ディレクトリの場所を示すように設定します (インストール中に選択した WinDriver のディレクトリの場所を示します)。この変数を
WinDriver
のサンプルおよび DriverWizard で生成されたコードの make およびソース ファイルで使用し、DriverWizard
で生成されたプロジェクトを保存するデフォルトのディレクトリにも使用します。この変数を定義しない場合、WinDriver
の makefile を使用して、サンプルおよび DriverWizard で生成されたコードをビルドする際に、定義するように要求されます。
注意: WinDriver のインストール後、 WinDriver のディレクトリの名前 / 場所を変更する場合、
WD_BASEDIR 環境変数の値を変更し、新しい WinDriver
のディレクトリの場所を指すように設定する必要があります。
- スーパーユーザーモードを終了します。
# exit
- ハードウェアにアクセスを開始し、ドライバ コードを生成します。
ヒント
WinDriver/util/wdreg スクリプトを使用して、WinDriver のカーネル モジュールをロードします。システムの起動時に、自動的に WinDriver をロードするには、ターゲットの Linux のブートファイル (/etc/rc.d/rc.local) に以下の行を追加して wdreg を起動します:
<path to wdreg>/wdreg windrvr@WD_VERSION_NUMBER@
登録版ユーザーの場合:
次の手順で、エクセルソフト株式会社から受け取ったライセンス コードを入力して WinDriver を登録します。
- DriverWizard GUI を起動します:
~/WinDriver/wizard$
./wdwizard
- [Help] メニューから [Licensing Information] を選択して [Licensing Information] ダイアログボックスを表示します。
- 以前のバージョンのライセンス コードが登録されている場合、[Deactivate license] ボタンをクリックして、以前のバージョンのライセンス コードを解除します。
- [Please enter your license string] 入力ボックスにエクセルソフト株式会社から受け取ったライセンス コードを入力して [Activate license] ボタンをクリックし、ライセンス コードを登録します。
macOS のインストール手順
WinDriver forf macOS のインストール方法につきましては、以下の手順もしくは下記ページのテクニカル ドキュメント #144 をご参照ください。
テクニカル ドキュメント #144
必要なシステム
- macOS バージョン 10.13 – 12.0 x86-64 または macOS 11.0 ARM64 (Apple M1)
- Qt5 をインストールします。(DriverWizard、Debug Monitor に必要)
$ brew install qt5
- CMake をインストールします。(生成されたコードとサンプルをコンパイルするために必要)
$ brew install cmakeWinDriver
インストール
- SIP を無効にします。 これを行う方法の説明は、macOS のバージョンによって異なる場合があるため、特定のバージョンの説明をご参照ください。
- macOS 11 (Big Sur) では、WinDriver をロードするために、Apple Mobile File Integrity (AMFI) を無効にする必要
があります。これは、以下のようにブート引数に "amfi_get_out_of_my_way=1 "を追加することで可能となります。
# Print out the nvram variables to see if boot-args already contain other values
sudo nvram -p
# If boot-args doesn't exist in the list or is empty, run this
sudo nvram boot-args="amfi_get_out_of_my_way=1"
# Otherwise, modify the command such that it keeps all previous values and appends
amfi_get_out_of_my_way=1 as well.
- ターミナル ウィンドウを使用して、次のコマンドを実行します。
#解凍
macOS バージョン 10.13 – 12.0 x86-64 の場合:
$ tar -xvzf WD@WD_VERSION_NUMBER@MAC.tar.gz $
macOS 12 / 11 ARM64 (Apple M1) の場合:
tar -xvzf WD@WD_VERSION_NUMBER@MACARM64.tar.gz
#ドライバーのインストール
macOS バージョン 10.13 – 12.0 x86-64 の場合:
$ cd WD@WD_VERSION_NUMBER@MAC/redist/ $
$ sudo ./wd_mac_install.sh
macOS 12 /11 ARM64 (Apple M1) の場合:
cd WD@WD_VERSION_NUMBER@MACARM64/redist/
$ sudo ./wd_mac_install.sh
ARM64 版の WinDriver for macOS では、インストールの前に、使用するデバイスの Vendor ID と Product ID を
指定する必要があります。インストール スクリプトは、ユーザーにこれらのパラメータを入力するよう促します。詳しく
は、IOPCIMatch に関する Apple のドキュメントを検索してください。
- macOS 11 (Big Sur) 以降では、インストール スクリプトを使用して WinDriver をインストールすると、システム環境
設定の「セキュリティとプライバシー」セクションから、カーネル エクステンションのインストールを許可するポップアッ
プ メッセージが表示されます。WinDriver を実行するためには、インストールを許可する必要があります。また、これ
には再起動が必要となります。システムを再起動した後、以下を実行する必要がある場合があります。
$ sudo ./wd_mac_install.sh