LightningChart JS の最新バージョン 3.3.0 では、いくつかの新しいチャートや UI 機能が追加され、パフォーマンスが向上されました。
LightningChart JS v.3.3.0 の主な新機能
LightningChart JS v3.3.0 は、Web グラフィック ライブラリの最新バージョンである WebGL 2 に対応しています。
さらに、LightningChart JS v3.3.0 では、カスタムの背景画像や動画を追加できる "Image Fill Styles" (画像塗りつぶしスタイル) が導入されています。
今回のアップデートでは、3D サーフェスを視覚化するための新しいより強力な機能も導入されています。
この新バージョンでは、いくつかの新しいチャートが追加されました。ダイナミック ダッシュボードの例では、ユーザーがビューにチャートを動的に追加/削除して、さまざまなデータ ソースに対してインタラクティブな分析を行うことができます。また、以下のチャートも含まれています。
地理空間マップチャート
背景の地図画像をベースに、その上にヒートマップをレイアウトしています。このチャートは、インタラクティブなチャート一覧からご覧いただけます。
3D 楕円体チャート
統計学で頻繁に使用される 3D 楕円体チャートは、外れ値の検出に役立ちます。
オフィスの Wi-Fi 電波強度チャート
オフィスの Wi-Fi 電波強度チャートは、ユーザーが外部画像を読み込み、視覚化を作成する方法が確認できます。例として、このチャートではオフィスの Wi-Fi 電波強度を表示しています。
温度異常チャート
これは、温度異常の指数と大気中の二酸化炭素 (100 万分の 1 単位) を視覚化したものです。このチャートは、同じ時間範囲で異なる値を持つ 2 つのトレンドを表示するため、2 つの Y 軸があります。
また、今回のリリースでは、5 つの新しいサーフェス チャートの例を追加しています。
- JS 強度サーフェス グリッド チャート
- JS 2D および 3D チャートのオーディオ スペクトログラム
- JS チャンク サーフェス グリッド チャート
- JS 3D サーフェス グリッド チャート
- JS 部分的な更新が可能なサーフェス チャート
新しいサーフェス チャートはこちらからご確認いただけます。
LightningChart JS ヒートマップのパフォーマンスが向上しました。いくつかの注目すべきデータは次の通りです。
- 静的なヒートマップのレンダリング容量が、12 億データ ポイントから 56 億データ ポイントになりました。
- 読み込み速度が 250% 向上しました。
- 空のヒートマップの読み込み速度が 10 倍になりました。
- ヒートマップの更新と追加の全体的なパフォーマンスも大幅に向上しています。
JS ヒートマップのパフォーマンスについての詳細はこちらをご参照ください。
さらに、サーフェス グリッド チャートの新しいパフォーマンス比較の結果を以下にご紹介します。
- 静的サーフェス チャートで 4M のデータ ポイントを読み込むのにかかる時間はわずか 152 ミリ秒です。
- リフレッシュ サーフェス チャートで 4M のデータ ポイントを継続的に更新した場合、10.0Hz のリフレッシュ レートになり、CPU リソースのわずか 15.5% しか消費しません。
- 追加のサーフェス チャートは、LightningChart JS でリアルタイムの 3D スペクトログラムをサポートする世界初の JavaScript チャートとなっています。
JS サーフェス グリッド チャートのパフォーマンスについての詳細はこちらをご参照ください。
新しい LightningChart JS v3.3.0 が、究極の最先端機能でプロジェクトをどのようにサポートするかを是非ご確認ください。
旧バージョンの新機能は以下のページをご確認ください。