Jungo WinDriver: ドライバのパフォーマンスを向上させるためのチェックリスト

ドライバのパフォーマンスを向上させるためのチェックリスト



ドライバのパフォーマンス向上を図る際に次のチェックリストを活用してください:

  1. マニュアルの内容を参照してユーザー モードでドライバを作成する。
  2. ユーザーモードでドライバをコンパイルし、デバッグする。
  3. ユーザーモードで動作させる場合、パフォーマンスが気になる場合があります。 パフォーマンスに関する問題がある場合、確認します。 パフォーマンスに関する問題がない場合、ドライバの開発は終了です。
  4. パフォーマンスに関する問題がある場合は:

  5. パフォーマンスに関する問題があるコードの部分を確認します。次の表を参考にして問題を確認し、解決してください:
. 問題 解決方法
#1 ISA カード - カード上の I/O マップ領域へのアクセス
  • WD_Transfer() を複数回呼ばずに WD_TransferMulti() を一回呼ぶようにに変更する。
  • 問題が解決しない場合、Kernel PlugIn を記述して、I/O をカーネルモードで処理する。
#2 PCI カード - カード上の I/O マップ領域へのアクセス
  • まず、アドレス スペースの PCI 設定レジスタのビット 0 を 0 に変更して、カードを I/O マップからメモリ マップに変更し、問題 #3 の解決方法を試す。BAR0、1、2、3、4、5 レジスタを異なる値で初期化するように EERPOM を再プログラムする必要があります。
  • 上の方法で問題が解決しない場合、問題 #1 の解決方法を試す。
  • 問題が解決しない場合、Kernel PlugIn を記述して I/O をカーネル モードで処理する。
#3 カード上のメモリ マップ領域へのアクセス
  • メモリ マップ領域に直接アクセスし、WD_Transfer() を使用せずにメモリにアクセスする。
  • これで問題が解決しない場合、ハードウェアのデザインに問題があると考えられます。ソフトウェア デザインの変更、 Kernel PlugIn の記述やカーネルドライバの記述でも、パフォーマンスを向上できません。
#4 割り込みの遅延 (割り込みの受け取りもれ、割り込みの受け取りが遅すぎる場合)
  • Kernel PlugIn を記述して割り込みをカーネルモードで処理する必要があります。

テクニカル リファレンス


WinDriver 製品には、さまざまな開発段階に合わせて、開発に役立つテクニカル ドキュメントを用意しています。

評価段階または WinDriver を使い始めたばかりのユーザーは、クイック スタート ガイドが有効です。

より詳細な情報が必要な場合、WinDriver の技術に関する情報が必要な場合、ユーザー マニュアルを参考にしてください

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