Kudan はあらゆるデバイスに機械の眼となる空間認識の役割を与えます
Kudan は、コンピューターに「眼」の機能を持たせるコンピューター ビジョンの研究開発を進め、ソフトウェア ライブラリおよびハードウェア IP コアを提供します。空間・立体認識技術「SLAM (Simultaneous Localization and Mapping)」を独自に研究開発した結果生まれた「KudanSLAM (スラム)」は、高速かつ低負荷で、カメラ画像 (入力) からデバイスの自己位置認識と周囲の地図を作成できます。
また、実用性と汎用性を強みに、他のデバイス、カメラ、センサー等と組合せることもできます。 現実世界をリアルタイムに 3 次元の情報としてとらえることで、AR / VR / MR、自動運転、ドローン、ロボティックス、半導体チップへの組込みなど、カメラを搭載可能なあらゆるデバイスでご活用いただけます。
今後、Kudan はコンピューター ビジョンのリーディング カンパニーとして、次世代のあらゆるビジョン デバイスでの活用を目指します。
機械の眼はあらゆるインダストリにおける基幹インフラとして使われます |
ハードウェアやオペレーティング システム (OS) に依存しません:
コアとなるコードベースは、ほとんどのプロセッサー アーキテクチャをターゲットとし、OS の機能に依存することはありません。低消費電力の一般的な使用から高度なカスタム DSP まで、複数のプロセッサー クラスを利用できます。単眼およびステレオ (複眼) カメラから視覚慣性深度カメラまで、多種多様なハードウェア センサーをサポートしています。
特定の用途をターゲットとしていません:
Kudan の SLAM は、できるだけ汎用的な用途向けにデザインされています。モバイルの位置情報のトラッキングから自動運転にいたるまで、あらゆる状況で同等に使用できます。
完全に構成可能で簡単に統合できます:
システムは、あらゆる面において高度に構成可能で、シンプルで使いやすい API を介して公開でき、ターゲットのハードウェアと用途を容易に統合できます。
高速
アルゴリズムのデザインからターゲット速度の実装にいたるまで、すべて高速です。これにより、節電のために CPU の使用量を最低限まで抑え、高いフレームレートにおける低レイテンシのトラッキングができます。低消費電力クラスのプロセッサーを簡単に使用できます。
正確
トラッキングおよびマッピングにおける Kudan 独自のアプローチは、最も正確な位置情報とポイントクラウド データを提供し、ドリフトを制御し続けます。高精度のトラッキングは、ジッターを最低限で維持します。
堅牢
現実の世界は、データセットのように必ずしも理想的ではないため、照明の不備や速いカメラの動きなど、厳しい条件下で確実にテストします。
高度な SLAM:
ループ検出やクロージャ、リローカリゼーションおよびバンドルの調節といったモジュールなど、トラッキングおよびマッピングに対する異なるアプローチを利用できます。
中間レベルのコンピューター ビジョン:
さまざまなポイント マッチング メカニズム、ステレオ マッチャー、およびポーズ推定の効率的な実装ができます。パブリック ドメインでは利用できないより良いアルゴリズムを活用し、すべて高度に構成可能で最適化されています。
低レベルの画像処理と数値演算:
さまざまなぼやけ、補間、および画像ワープなど、一般的な視覚処理のビルディング ブロックを高度に最適化したバージョンを提供します。これらは通常 SIMD (Single Instruction/Multiple Data) に最適化されており、OpenCV に比べてはるかに優れたパフォーマンスを提供します。また、独自の線形代数ライブラリも提供しています。
お役立ちモジュール:
Kudan では SLAM 技術自体にフォーカスする一方で、統合に役立つさまざまなモジュールを提供しています。生成した SLAM マップで動作するモジュールも含め、クロスプラットフォームのコンピューター ビジョンのデバッグ向けにデザインされた GUI ライブラリを提供しています。
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