Mini Remote Contro Mirror Driver をインストール、
削除する

本ページに掲載されている情報は、以下の製品に当てはまります。
DameWare Mini Remote Control
- 5.0 以降のバージョン



本ページの内容:
システム要件
インストール手順
削除手順
重要な注意点


DameWare Mirror Driver を導入すると、DameWare Mini Remote Control (DMRC) は、
Microsoft API 呼び出しを介しすビデオカード メモリーを読みこみ、スクリーン情報を収集する代わりに、
カーネルから直接スクリーン情報/更新情報を受け取ることができるようになります。
これにより、パフォーマンスが向上し、また リモートマシン上での DMRC Client Agent Service の
 CPU 負荷が減ります。
DameWare Development 社でのテスト時には、ほとんどリアルタイムに近く、DMRC で
接続しながら劣化が発生することなく動画を見ることさえ可能でした。


システム要件:

Mirror Driver のインストールに必要な最低限のオペレーティングシステム要件:

  • Windows 2000 Workstation
  • Windows 2000 Server
  • Windows XP
  • Windows 2003 Server
  • Windows Vista

インストール手順:

6.0 以降のバージョン:


リモートマシンに DMRC Client Agent Service の最新バージョンをインストールします。
初回接続時に、[Configuring for first time use. This may take up to 2 minutes]
([初回に必要な設定を行っています。2 分程掛かる場合があります。]) というメッセージが表示され、
Mirror Driver および Virtual Keyboard Driver がインストールされます。
完了すると、自動的に接続されます。


削除手順:

ご注意ください:Mirror Driver を完全に削除するには、リモートマシンの再起動が
必要な場合があります。
  1. オペレーティングシステムのデバイス マネージャーを開きます。
  2. [ディスプレイ アダプター] を展開します。
  3. [DameWare Mirror Driver] を選択します。
  4. 右クリックしてショートカット メニューの [削除] をクリックするか、ツールバーの
    [削除] をクリックします。

デバイスマネージャーから削除



重要な注意点:

1)  DameWare Mirror Driver は、Windows 2000 以降のバージョンで動作するように作られています。
Mirror Drivers は、古いバージョンの Microsoft Windows オペレーティンシステムとは互換性がありません。

2)  DameWare Mirror Driver は、複数のモニター システムのリモート制御をサポートしますが、
Vista より前の Windows オペレーティングシステムでは、公表されているバグによりマイナス座標の
モニターはサポートしていません。
マイナス座標のモニターは、プライマリ ディスプレイの上、または左側に設定されるセカンダリ モニターです。
DMRC は負の値から始まる座標を持つリモートモニターを検知すると、Mirror Driver モードを止め、
代わりに標準 DMRC クライアントエージェントを使用します。この問題は、Vista では修正されているようです。

以下の点にご注意ください:

リモートマシンのマルモニター設定は、オペレーティングシステムの [画面のプロパティ] ダイアログ
ボックスで簡単に調整することができます。

リモートマシンのデスクトップを右クリックし、[プロパティ] をクリックして [画面のプロパティ]
ダイアログ ボックを開き、[設定] タブを開きます。
この画面で、マルチモニター設定と同様にどちらのモニターをプライマリ モニターとするかについても
設定できます。
Mirror Driver が動作するには、上の左側のモニターがプライマリ ディスプレイで、その他のすべての
モニターがそのすぐ下、または右側に設定されている必要があります。

3)  Vista より前のバージョンにおいて、マルチモニター システムで Mirror Driver を使用する場合、
上記 2) で述べたのと同じバグにより、デスクトップ壁紙はサポートされていません。
Mirror Driver の使用時に、マルチモニターが接続されたリモートマシンに接続した場合、DMRC は
自動的に背景の画像を無効化します。
背景の画像は、接続を切断した時点で回復されます。
この問題も、Vista では修正されているようです。

4)  Windows XP Media Center Edition (MCE) の "Media Center" 機能が実行されているリモートマシンへ
接続する場合は、Mirror Driver は対応していません。残念ながら、現時点では対応時期は未定です。

Mirror Driver を使用しないで、Windows XP MCE が動作するリモートマシンに接続することは可能です。
"Media Center" が実行されていなければ、Mirror Driver を使用して、同じマシンに接続することが可能です。
"Media Center" が動作している場合のみ、Mirror Driver を使用して接続することができません。