ImageGear で画像のクリーンアップやドキュメント処理を向上できます
ImageGear は、よりセキュアで高品質な画像処理アプリケーションを開発、制御するためのライブラリです。ImageGear は、一般的なすべてのグラフィック形式のファイルをサポートします。デジタル ドキュメントに対応したアプリケーションを開発する際に、ImageGear の SDK 画像ライブラリは、異なるプラットフォームのアプリケーション開発にも完全な互換性を提供します。
ImageGear の利点
開発工数の削減
既存のカスタム アプリケーションの機能強化や新規アプリケーション開発の際にも、ImageGear の画像処理ライブラリを使用すれば、画像のクリーンアップや処理機能を簡単に追加できるので、開発工数を大幅に削減できます。
完全な機能管理
ImageGear を使用すると、開発者はアプリケーションにどのような画像処理の特性や機能性を実装するのかを完全に管理できます。
カスタマイズ性
ImageGear では、エンド ユーザーの個別の要望にあわせて、必要なライブラリだけを使用してカスタム アプリケーションをビルドできる柔軟性があります。
信頼性の高いサポート
ワールドクラスのサポートが提供されるとともに、最新の機能やアップデートもリリース後すぐに入手することができます。
サンプル コード
ImageGear では、すぐに利用できるさまざまなサンプル プログラムや画像を用意していますので、迅速かつ容易に機能を確認できます。
多言語サポート*
OCR 機能では、中央ヨーロッパ、キリル文字、バルト語、アジア言語など、多くの言語をサポートします。
* ImageGear v25 のアドオンとして提供されます。
ImageGear の主な機能
アプリケーションを機能強化するために設計された、カスタマイズ可能な画像処理ライブラリ
画像のクリーンアップ
ImageGear により、自動傾き補正 (デスキュー)、折れ目やシミの除去など、さまざまなファイルのクリーンアップ機能をアプリケーションに追加できます。また、ImageGear のカラー処理ツールにより、画像の解像度を鮮明にすることもできます。
画像処理
画像処理ライブラリでは、画像のリサイズ、クロップ、回転、反転など、さまざまな画像の操作を可能にする一連のメソッドを利用できます。
同一プラットフォームで簡単に PDF を操作、管理できます。ImageGear では、PDF ドキュメント内の特定のページの検出、読み込み、書き出し、編集、添付、挿入、置換、差し替え、削除が可能になります。
OCR
ImageGear では、西洋およびアジア言語のページ全体または部分的な光学式文字認識 (OCR) をサポートします。アドオン オプションとして提供される OCR 機能により、アプリケーションの画像処理機能を向上できます。
変換
ドキュメントは、標準のファイル形式に変換することで、安全に管理することができます。ImageGear では、PDF、JPEG、BMP、GIF、TIFF、PS などの一般的なファイル形式の変換をサポートします。
圧縮
アプリケーションに画像ファイルを画像を圧縮する機能を追加することで、ストレージのスペースを節約できます。デジタル ドキュメントを使用する企業の増加にともない、ファイル圧縮機能はドキュメント管理ソリューションの重要なツールとなっています。
ImageGear のドキュメントと画像ライブラリ
ImageGear のドキュメントと画像ライブラリには、アプリケーションのスムーズな開発を支援するさまざまな機能が含まれています。ドキュメントと画像のそれぞれのライブラリを使い分けることで、アプリケーションの要件にあったカスタマイズが可能になります。
ImageGear の特長
ImageGear 製品では、利用環境にあわせて、下記の 2 つのバージョンから選択できます。
ImageGear .NET v25 の技術情報
オンライン ドキュメント
- ImageGear .NET v25 の最新情報、オンライン ヘルプは、ImageGear .NET v25 Help (英語) をご確認ください。
サポートされる OS
- Windows 8
- Windows 10
- Windows 11
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
サポートされる開発環境
- .NET Framework 4.5
※OCR 機能を使用する場合- .NET Framework 4.0
※Art、Comparison、Dicom、Evaluation、Office、PDF、Presentation、Vector、Web、WPF 機能を使用する場合.- .NET Framework 3.5 以降
※上記以外の機能を使用する場合
※ImageGear .NET v25 のサポート環境の詳細は、ImageGear .NET v25 - System Requirements (英語) をご確認ください。
ImageGear v26 の技術情報
オンライン ドキュメント
- ImageGear v26 の最新情報、オンライン ヘルプは、ImageGear v26 Help (英語) をご確認ください。
サポートされる OS
ImageGear v26 は、下記の 64 ビット版 Windows 環境で動作します。
- Windows 8.1
- Windows 10 バージョン 1607 以降
- Windows 11
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
また、下記の 64 ビット版 Linux 環境でも動作します。
- Ubuntu 16.04
- Ubuntu 18.04
- Ubuntu 20.04
- Ubuntu 22.04
- CentOS 7
- CentOS 8
- Debian 9
- Debian 10
- Debian 11
サポートされる開発環境
- .NET Framework 4.6.1 またはそれ以降
- .NET 6.0 またはそれ以降
- .NETCoreApp v3.1
- .NET Standard v2.0 またはそれ以降
- .NET のクロスプラットフォーム開発のワークロードの場合は、クロスプラットフォーム対応の IDE が必要。
- Java Runtime Environment 1.8 またはそれ以降
※製品に含まれる License Manager および Server Licensing Utility を起動する際に必要。
Linux の依存関係
Linux 環境の場合は、ランタイムの依存関係により、下記のライブラリが必要になります。
加えて、多くの Linux システムでは、下記のいずれかのパッケージが必要となります。
- libgdiplus (v6.0.1 を推奨)
- libc6-dev (Debian ベースのディストリビューション: Ubuntu、Linux Mint など)
- glibc-devel (RPM ベースのディストリビューション: CentOS、Fedora、RHEL など)
※ImageGear v26 のサポート環境の詳細は、ImageGear v26 - System Requirements (英語) をご確認ください。
ImageGear のよくある質問
ImageGear のよくある技術的な質問 (FAQ) は、Technical FAQs for "ImageGear" (英語) をご確認ください。