対象の Windows 98/2000/XP/Server 2003/Server 2008/Vista/7 PC で WinDriver v8.1x で開発したドライバの基本的なインストール手順に関しては、以下の手順を参照してください。より詳細な情報に関しては、WinDriver
のユーザー マニュアルの「ドライバの配布」の章を参照してください。
WinDriver v11.9 以降で開発した Windows ドライバの配布方法に関しては、
テクニカル ドキュメント #132 を参照してください。 WinDriver v8.0x で開発した Windows ドライバの配布方法に関しては、
テクニカル
ドキュメント #130 を参照してください。
ドキュメント ノート:
- このドキュメントで記載されている
windrvr6.sys と
windrvr6.inf ファイルは、 開発環境 PC の
WinDriver\redist ディレクトリ以下にあります。
wdreg.exe / wdreg_gui.exe / wdreg16.exe および difxapi.dll (v8.11 以降) は、
WinDriver\util ディレクトリ以下にあります (ソース コードは、
WinDriver\samples\wdreg ディレクトリ以下にあります)。
-
wdreg.exe と
wdreg_gui.exe ユーティリティは同じ機能ですが、 インストール メッセージの表示方法が異なります。
wdreg_gui.exe はメッセージ ボックスを表示し、
wdreg.exe はコンソール メッセージを表示します。以下で説明するインストール方法で、
wdreg.exe の記述を
wdreg_gui.exe に置き換えて実行できます。
Windows 98/Me に
windrvr6.sys をインストールする際には、
wdreg16.exe ユーティリティを使用してください。
- WinDriver v8.11 以降では、wdreg ユーティリティは、difxapi.dll DLL
に依存します。
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インストール ノート:
- Windows にドライバをインストールする際には、必ず
アドミニストレータ権限で実行してください。
- ドライバの配布時に、新しいバージョンのドライバ
windrvr6.sys を 古いバージョンのドライバで上書きしないように注意してください。
- 以前のバージョンの WinDriver から
アップグレード する場合 (
windrvr6.sys ドライバ モジュールを使用する場合 - v6.00 およびそれ以降):
-
Windows 2000 の場合: Windows 2000 の INF 選択アルゴリズムによると、
Plug-and-Play (PCI/USB) デバイスのドライバ (古い WinDriver のバージョンで開発したドライバ) を更新時に、
\inf ディレクトリから対象のデバイスの古い INF ファイルが存在する場合は、 削除することを推奨します。そうでなければ、古い WinDriver
のバージョンが有効になり、 古い INF ファイルがインストールされます [デバイスの vendor および device/product ID
を持つ oem*.inf ファイル (例、oem1.inf) を探して、削除します]。
テクニカル ドキュメント #49 を参考にして下さい。
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インストール手順:
注意:
Windows 98/Me の場合、下記の記述の
wdreg.exe を
wdreg16.exe に置き換えてください。
-
windrvr6.sys と
windrvr6.inf を同じディレクトリにコピーします。
注意:
- wd<version>.cat を他のディレクトリにコピーした場合、windrvr6.inf ファイルの
CatalogFile エントリを編集し、カタログ ファイルの場所を指定します。
- 必ずしも wd<version>.cat カタログ ファイルを配布する必要はありませんが、その場合には、windrvr6.inf ファイルの
CatalogFile の行を削除するかコメント アウトする必要があります。ただし、この場合、インストールで、ドライバのデジタル署名の認証を使用しなくなるので、推奨いたしません。
-
wdreg.exe ユーティリティを使用して、配布先の PC に WinDriver のカーネル モジュールをインストールします:
\>
wdreg -inf <path to windrvr6.inf>
install
メモ:
wdreg.exe を
windrvr6.sys と
windrvr6.inf を同じディレクトリにコピーした場合、ドライバをインストールする際には、 インストール ディレクトリから単純に以下のコマンドを実行します:
install_dir:]
wdreg
-inf windrvr6.inf install
-
Kernel
PlugIn ドライバ (e.g.
my_kp.sys) を作成した場合、このドライバを Windows の drivers ディレクトリ
%windir%\system32\drivers にコピーし、
wdreg.exe ユーティリティを使用して、ドライバをインストールします:
\>
wdreg -name MY_KP install
注意: ドライバ名の SYS/VXD 拡張子は外してください。
-
Windows 98/Me の場合、ドライバのインストールが完了したら、PC を再起動してください。
-
Plug-and-Play デバイス (PCI/USB) の場合: WinDriver の DriverWizard で作成した対象のデバイスの INF ファイル
(
windrvr6.sys サービスと動作するように登録します) をインストールしてください。
Windows 2000/XP/Server 2003/Server 2008/Vista/7 の場合、
wdreg.exe ユーティティの
install
コマンドを使用して、INF ファイルを自動的にインストールします:
\>
wdreg -inf
<path to device.inf> install
Windows 98/Me の場合、対象のデバイスの INF ファイルを手動でインストールします。 Windows
の "デバイス ドライバのアップグレード" ウィザード (デバイス マネージャから起動) か "新しいハードウェアの検出"
ウィザードを使用します。あるいは、INF ファイルを Windows の INF ディレクトリ (
\inf) にコピーして、再起動して、Windows に INF ファイルの場所を検出させてインストールします。
- プロジェクトで
wdapi<version>.lib ライブラリ (たとえば、
wdapi81x.lib) を使用してる場合 - WinDriver のサンプル プロジェクトおよび DriverWizard で生成されたプロジェクト
-、
wdapi DLL を配布する必要があります:
- ドライバ アプリケーション/DLL をターゲットにコピーし、起動します!
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