WinDriver for macOS (Beta) |
WinDriver 14.50 より WinDriver は、macOS ベータ版を提供します。
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現行バージョン:
- PCI/PCIe および USB をサポート
- macOS バージョン 10.13 - 10.15 をサポート
- Kernel Extension (Kext) ドライバー ベース
- ドライバをインストールするには、システム整合性保護 (SIP) を無効にする必要があります。
画像 1: macOS の DriverWizard
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前提条件
- Qt5 をインストールします。(DriverWizard、Debug Monitor に必要)
$ brew install qt5
- CMake をインストールします。(生成されたコードとサンプルをコンパイルするために必要)
$ brew install cmake
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インストール手順
- SIP を無効にします。 これを行う方法の説明は、macOS のバージョンによって異なる場合があるため、特定のバージョンの説明をご参照ください。
- ターミナル ウィンドウを使用して、次のコマンドを実行します。
#解凍
$ tar -xvzf WinDriver-1460-Darwin.tar.gz
#ドライバーのインストール
$ cd WinDriver-1460-Darwin/redist/
$ sudo ./wd_mac_install.sh
- Linux の場合と同じように WinDriver を使用します。 アプリケーションは同じ場所に配置する必要があります。 (pci_diag、Debug Monitor、DriverWizard など)。詳細な手順については、Linux のマニュアルに従ってください。
画像 2: macOS の Debug Monitor
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アンインストール手順
#ドライバーのアンインストール
$ cd WinDriver-1460-Darwin/redist/
$ sudo ./wd_mac_uninstall.sh
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評価期間
現在、WinDriver の Linux デモバージョンと同様に、このバージョンは 60分後に期限切れになります。
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コード生成
サポートされている言語は C、Python、Java です。
現時点では、コード生成は CMake のみサポートされています。DriverWizard は他のタイプのプロジェクトを生成できますが、コンパイルできるのは CMake プロジェクトのみです。
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サンプル
サンプルは CMake でコンパイルできます。
- 目的のサンプルディレクトリに移動し、下記を実行します。
$ cmake
$ make
CMake では、XCode プロジェクトを作成することもできます。($ cmake -G Xcode を使用) このコマンドを実行した後、生成されたプロジェクトを XCode で開き、編集およびコンパイルします。
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このバージョンでは使用できない機能
- コードの再配布/ドライバーの名前変更
- Kernel Plugin
- IPC
- DMA_KBUF_ALLOC_SPECIFY_ADDRESS_WIDTH フラグ
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