従来、WinDriver のライセンス体系では、1 ライセンスで、特定の 1名の開発者が 1台の開発マシンで、WinDriver を使用してドライバを開発し、ライセンスを所有する企業・団体のみがドライバを配布できました。
WinDriver v12.00 より、VID/PID Lock が導入され、特定の VID/PID を持つデバイスに限定したドライバとのみ動作するようになりました。
さらに、WinDriver v12.00 より、ライセンス体系が変更となり、特定の 1名の開発者が 1台の開発マシンで、1つの VID/PID ペアに対して 1 ライセンスが必要となりました。つまり、特定の 1名の開発者が 1台の開発マシンで WinDriver を使用してドライバを開発し、ライセンスを所有する企業・団体が、特定の 1 つのデバイスに対するドライバを開発し、配布することを可能とするライセンス体系に変更となりました。複数のデバイスに対するドライバを開発し配布する場合には、追加のライセンスが必要です。
バージョン v11.90 および以前のバージョン用に既に発行されたライセンスに関しては、以前のライセンス体系が適用されるので、複数のデバイスに対するドライバを開発し配布しても追加費用は発生いたしません。
ただし、今後、v12.00 およびそれ以降へバージョンアップを行う場合には、新しいライセンス体系が適用され、1 つの VID/PID ペアに対して 1 ライセンスが必要となります。複数のデバイスに対するドライバを開発し配布する場合には、追加のライセンスが必要となるのでご注意ください。
SSP 更新および新規購入の際には、以下の情報を添えてこちらからお問い合わせください。
都度、開発元の Jungo 社へ確認が必要となります。
Q: VID または PID を追加する際の費用を教えてください。
A: 新規にライセンスを購入いただく必要がありますので、価格表の 1 ライセンスの価格が該当します。
Q: 開発時に VID/PID が確定していない場合はどうすればいいですか。
A: 期間制限付きのテンポラリのライセンス コードを発行いたしますので、開発時はそれをご使用いただき、VID/PID が確定した時点で、正式なライセンス コードを取得することが可能です。
Q: 同じデバイスでも PID が複数あります。その場合は PID の数量分のライセンスが必要でしょうか。
A: はい、VID/PID のペアの数量分、ライセンスが必要となります。
Q: ライセンスコードの再発行の際に費用はかかりますか。
A: 開発マシン (Disk ID - Registration Code) の変更の際には、従来通り申請書に必要事項を記入していただいて、Jungo 社にライセンスコードの再発行を依頼します。その際には、費用は掛かりません。
ただし、VID/PID の変更の際には、追加の費用が掛かります。
Q: ユーザー変更の際に費用は掛かりますか。
A: ユーザー情報の変更の際には、従来通り申請書に必要事項を記入していただいて、Jungo 社にユーザー情報の変更依頼を申請します。その際には、費用は掛かりません。
WinDriver の SLA (Software License Agreement、使用許諾書) は、WinDriver の評価版をダウンロード (PCI 版/USB 版) していただき、インストール後に、windriver\docs フォルダ以下の wd_license.pdf ファイルをご参照ください。
もしくは、開発元の Jungo 社の評価版ダウンロード用の Web サイトをご参照ください。
ライセンス体系の変更に関するご質問は、こちらからお問い合わせください。
掲載日: 2016年 1月 20日
改定日: 2016年 8月 20日