Source Insight 4.0 では、多数の新機能と機能強化がされております。以下は、主な新機能および強化点です:
コード解析
作業している間、Source Insight はソース コードを解析し、シンボル情報のデータベースを常にアップデートしながら役に立つコンテキスト情報、参照ツリーやクラス継承図表、および関数コール
ツリーを自動的に表示します。ほかにもソース コードとソース情報を迅速かつ便利にナビゲートするための補助パネル ウィンドウがあります。
リアルタイム シンボル情報
開発中はコードが頻繁に変更されるため、コンパイルされていないコード中の最新のシンボルを正確に表示できることは重要です。コンパイラーに依存することなく、参照するシンボル データベースを維持しつづけます。Source
Insight は、コードの編集中でもファイルに関する情報を迅速かつバックグラウンドで更新でき、更にシンボル機能は各 Source Insight プロジェクトに自動的に組み込まれるため、余計なタグ
ファイルを作成する必要はありません。
コール グラフ
リレーション ウィンドウは、シンボル間の関係を示す革新的な機能です。独自のパネル ウィンドウ内で、ユーザーが選択したシンボルをリアルタイムで追跡し、そのほかクラス階層、コール
ツリー、参照ツリーなどを参照できます。表示形式はグラフィカルまたはアウトライン形式で選択しでき、それぞれ異なる種類の情報を表示する複数のウィンドウを開きながら参照できます。
コンテキスト構文フォーマット
構文フォーマットは、詳細かつ簡単な方法で情報を提供する革新的な機能の 1 つです。ユーザーが定義したスタイルのリッチ テキスト書式を含む、大幅に改良された表示能力を提供します。Source Insight
は、プロジェクトの単語およびシンボリック情報に基づいてスタイルを自動的に適用します。ユーザーは、これらのスタイル フォーマットを自由にカスタマイズすることができます。
折りたたみ可能なコード ブロック
コード ブロックを囲い、ユーザーをナビゲートして複雑な関数への理解を補助するために縮めたり、展開することが可能です。
プロジェクト全体のキーワード検索
コード ベースをインターネット検索のようなキーワード検索でき、プロジェクトを Web 検索のように Search Project コマンドで検索できます。 指定した範囲内で、1
つまたは複数のトピックを参照するコードのセクションを検索できます。ほかにもブール式を利用して、単語の変化形を見つけることもできます。 たとえば、"save disk (copy or duplicate)”
と入力すると、Source Insight は、類語である "save"、"disk"、および "copy" と" duplicate"
のいずれかの単語を含む検索を行います。このとき、"saves"、"saved"、および "saving" などの変化形も合わせて検索し、SaveFile または make_duplicate.
などの関数名や変数名が検索候補に表示されます。
ファイル比較
Source Insight のビルトインのファイル比較ウィンドウは、編集するたびに更新されます。2 つのファイルの違いを並べて表示します。[Compare with Backup File]
メニューを使用して、ファイルを古いバージョンと迅速に比較できます。
ディレクトリ比較
[ディレクトリ比較] ウィンドウは、[ファイル比較] ウィンドウとともに動作し、2 つのディレクトリの内容を比較します。ファイルをダブルクリックすると、ファイルの差分が表示されます。
ブックマーク
関数またはクラス内のキーの場所を記憶できます。 リレーション ウィンドウを使用して参照ツリーを作成し、後で使用するためにブックマークにコピーすることができます。
プロジェクト内自動追尾
ネットワーク上の複数のディレクトリも含むソース全体のディレクトリ ツリーを Source Insight プロジェクトに追加することができます。
ファイルが含まれているディレクトリがわからない場合でも、ファイル名を素早く指定することができます。 ソース管理プログラムがプロジェクトのファイルを更新すると、Source Insight
はシンボル情報を自動的に更新します。
チーム作業のサポート
Source Insight は、コード ベース全体をスキャンして、必要に応じて再同期を行うため、プログラミング チームのメンバーが行った変更は自動的に反映されます。
ユーザーは、コード リポジトリ内の共有マスター ファイル リストを保持して、Source Insight プロジェクトの内容を制御することができます。
シンボルの定義または使用方法に直ちにジャンプできるので、プログラマーはプロジェクトやファイルの構成を考慮する必要がありません。ディレクトリ、マシン、ファイルなどの情報を知らなくても、モジュールとその他のシンボルにアクセスすることができます。
Source Insight を使用することで、各プログラマーは、チームで作成された大規模で複雑なプロジェクトを簡単に理解して編集できるようになります。
外部ライブラリーとアセンブリのインポート
外部ライブラリーやアセンブリからのシンボルは、自動補完リストに表示され、構文がフォーマットされます。Source Insight は、外部ライブラリーやアセンブリからのシンボル宣言をインポートできます。
カスタマイズ可能なスタイル
ユーザーは、構文解析およびスコープの規則に基づいて自動的にソース コード要素に適用される構文フォーマットのスタイルをカスタマイズできます。そして、多くの構文要素と識別子のタイプのフォーマット オプションを設定できます。
それにより、ソース コードの外観を劇的に変えることができます。
役立つ構文の装飾
Source Insight は、よりよい表示のためにコードに自動的に装飾を追加できます。
ポインタ逆参照右矢印( - >)や代入演算子(=)などの一般的な演算子は、矢印などのシンボリック演算子で置き換えることができます。
ネストされたかっこは、一致するセットを識別しやすくするために、さまざまなサイズで表示されます。
goto 文には、ターゲット ラベルの方向を示す上向きまたは下向きの矢印が表示されます。
C / C ++ / C# と Java コードの中括弧に自動 "閉じ括弧" 注釈が追加されます。これにより、ネストされた if、while、switch、および他のコードブロックを理解しやすくなります。
装飾が施されていないコード:
構文の装飾あり:
複数のビジュアルテーマ
Source Insight には、色とフォント用の複数のビジュアル テーマが付属しています。テーマをすばやく切り替えることも、自分でテーマを作成することもできます。ビジュアル
テーマは、すべての色とフォント設定に加え、構文フォーマットのスタイルもセットになります。
各パネルを部分的にカスタマイズすることもでき、多くの色とフォントを用意しています。
カスタマイズ可能なメニューとキーボード
キーボード、マウスボタン、およびメニューはそれぞれカスタマイズ可能です。
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