機能紹介

Source Insight は、要求の厳しい大規模プロジェクト用に設計されており、数々の成功した製品に利用されています。



Source Insight 4.0 では、多数の新機能と機能強化がされております。以下は、主な新機能および強化点です:

  • C/C++、 C#、 Java、 およびその他の言語の言語解析の強化。
  • Objective-C、 Python、 PHP、 XML、 および JSON ファイルをビルトインでサポート。
  • .NET アセンブリ、Java JAR ファイル、Include ファイルなどの外部ソースからシンボルをインポート。
  • File Window タブがメイン ウィンドウの上部に表示されます。
  • コード ブロックを折りたたむことができ、位置と外観を制御できます。
  • ファイルとディレクトリの比較 (差分)。
  • C/C++ および C# などの中括弧の言語で動作する コード ビューティファイア(整形)。
  • Unicode サポート。
  • 任意の識別子をクリックする時に自動参照ハイライトが、正しいスコープ内の参照を表示します。
  • パネルの新しいユーザー インターフェイスとユーザー定義のビジュアル テーマ。
  • 新しい概要スクロールバーは、通常のスクロールバーにように位置を示すだけでなく、ファイルの鳥瞰図を提供します。 現在の関数の境界を表示し、長い関数内での位置を確認できます。
  • 新しい強化された垂直スクロールバーは、スロールバー内でさらに詳細を表示します。
  • 複数のウィンドウ レイアウトにより、すばやく切り替えることができます。
  • コード スニペット: 挿入するための再利用可能なコード テンプレートを定義でき、自動生成されたプレースホルダー変数を含めることができます。
  • 改良されたブックマーク: ブックマークは、永続的に格納され、近くの関数またはクラス名からの行オフセットとして保存されます。各プロジェクトはそれぞれ独自のブックマーク リストを持っています。
  • 改良されたリレーション ウィンドウ: 参照の検索がさらに高速になりました。新しいリレーション タイプ "calls and callers" が追加されました。これは、アウトラインまたはグラフで表示されます。グラフ ビューを Windows のクリップボードにコピーできます。
  • プロジェクトごとにバックアップ ファイルを維持し、バックアップ バージョンとの比較が簡単にでき、現在のバージョンの古いバージョンを開くこともできます。
  • より良い正規表現: Perl 互換および複数行の表現をサポートします。
  • 大規模プロジェクトのサポート向上: 非常に大きなプロジェクトがメモリ空間にフィットするように仮想メモリの利用が改善されました。古いバージョンでは、大量のシンボル用にプロジェクト インデックス ファイル上で読み込みエラーを起こしたり、プロジェクトの破損を引き起こしました。これが解消されました。
  • マスター ファイル リスト (MFL) を使用することで、複数のユーザーおよびマシンでのプロジェクト管理が簡単になりました。プロジェクトは、ソース コード レポジトリの一部として、他のユーザーと共有することができる MFL を持つことができます。これはシンプルなテキスト ファイルでプロジェクトのすべてのファイル(およびディレクトリ)のリストです。
  • プロジェクト ソースを HTML サイトにエクスポートできます。すべてのファイルを Source Insight で表示されるほとんど同じ構文形式を含む HTML バージョンにエクスポートするためにこれを利用できます。これは、web ブラウザーでプロジェクト ソース コードを参照するために使用できる Web サイトを構築します。
  • ブラウザー モード: Source Insight は、読み取り専用のコード ブラウザーとして動作します。単に、識別子をクリックすることで、Web ブラウザーのように定義にジャンプします。
  • 各ソース ファイル ウィンドウにアタッチしているシンボル ウィンドウ ペインは、折りたたみ可能なアウトライン ビューを持ちます。
  • XML ファイルですべての設定を保持する新しい構成システム。
  • その他多数の改良。

視認性を向上させる機能

コード解析
作業している間、Source Insight はソース コードを解析し、シンボル情報のデータベースを常にアップデートしながら役に立つコンテキスト情報、参照ツリーやクラス継承図表、および関数コール ツリーを自動的に表示します。ほかにもソース コードとソース情報を迅速かつ便利にナビゲートするための補助パネル ウィンドウがあります。

Code Analysis image

リアルタイム シンボル情報
開発中はコードが頻繁に変更されるため、コンパイルされていないコード中の最新のシンボルを正確に表示できることは重要です。コンパイラーに依存することなく、参照するシンボル データベースを維持しつづけます。Source Insight は、コードの編集中でもファイルに関する情報を迅速かつバックグラウンドで更新でき、更にシンボル機能は各 Source Insight プロジェクトに自動的に組み込まれるため、余計なタグ ファイルを作成する必要はありません。

コール グラフ
リレーション ウィンドウは、シンボル間の関係を示す革新的な機能です。独自のパネル ウィンドウ内で、ユーザーが選択したシンボルをリアルタイムで追跡し、そのほかクラス階層、コール ツリー、参照ツリーなどを参照できます。表示形式はグラフィカルまたはアウトライン形式で選択しでき、それぞれ異なる種類の情報を表示する複数のウィンドウを開きながら参照できます。

CallGraphs image

コンテキスト構文フォーマット
構文フォーマットは、詳細かつ簡単な方法で情報を提供する革新的な機能の 1 つです。ユーザーが定義したスタイルのリッチ テキスト書式を含む、大幅に改良された表示能力を提供します。Source Insight は、プロジェクトの単語およびシンボリック情報に基づいてスタイルを自動的に適用します。ユーザーは、これらのスタイル フォーマットを自由にカスタマイズすることができます。

折りたたみ可能なコード ブロック
コード ブロックを囲い、ユーザーをナビゲートして複雑な関数への理解を補助するために縮めたり、展開することが可能です。

修正の効率アップ

ファイル比較
Source Insight のビルトインのファイル比較ウィンドウは、編集するたびに更新されます。2 つのファイルの違いを並べて表示します。[Compare with Backup File] メニューを使用して、ファイルを古いバージョンと迅速に比較できます。

ディレクトリ比較
[ディレクトリ比較] ウィンドウは、[ファイル比較] ウィンドウとともに動作し、2 つのディレクトリの内容を比較します。ファイルをダブルクリックすると、ファイルの差分が表示されます。

ブックマーク
関数またはクラス内のキーの場所を記憶できます。 リレーション ウィンドウを使用して参照ツリーを作成し、後で使用するためにブックマークにコピーすることができます。

大規模プロジェクト

プロジェクト内自動追尾
ネットワーク上の複数のディレクトリも含むソース全体のディレクトリ ツリーを Source Insight プロジェクトに追加することができます。 ファイルが含まれているディレクトリがわからない場合でも、ファイル名を素早く指定することができます。 ソース管理プログラムがプロジェクトのファイルを更新すると、Source Insight はシンボル情報を自動的に更新します。

チーム作業のサポート
Source Insight は、コード ベース全体をスキャンして、必要に応じて再同期を行うため、プログラミング チームのメンバーが行った変更は自動的に反映されます。 ユーザーは、コード リポジトリ内の共有マスター ファイル リストを保持して、Source Insight プロジェクトの内容を制御することができます。 シンボルの定義または使用方法に直ちにジャンプできるので、プログラマーはプロジェクトやファイルの構成を考慮する必要がありません。ディレクトリ、マシン、ファイルなどの情報を知らなくても、モジュールとその他のシンボルにアクセスすることができます。 Source Insight を使用することで、各プログラマーは、チームで作成された大規模で複雑なプロジェクトを簡単に理解して編集できるようになります。

外部ライブラリーとアセンブリのインポート
外部ライブラリーやアセンブリからのシンボルは、自動補完リストに表示され、構文がフォーマットされます。Source Insight は、外部ライブラリーやアセンブリからのシンボル宣言をインポートできます。

カスタマイズ

カスタマイズ可能なスタイル
ユーザーは、構文解析およびスコープの規則に基づいて自動的にソース コード要素に適用される構文フォーマットのスタイルをカスタマイズできます。そして、多くの構文要素と識別子のタイプのフォーマット オプションを設定できます。 それにより、ソース コードの外観を劇的に変えることができます。

Customizable Styles image

役立つ構文の装飾
Source Insight は、よりよい表示のためにコードに自動的に装飾を追加できます。 ポインタ逆参照右矢印( - >)や代入演算子(=)などの一般的な演算子は、矢印などのシンボリック演算子で置き換えることができます。 ネストされたかっこは、一致するセットを識別しやすくするために、さまざまなサイズで表示されます。 goto 文には、ターゲット ラベルの方向を示す上向きまたは下向きの矢印が表示されます。 C / C ++ / C# と Java コードの中括弧に自動 "閉じ括弧" 注釈が追加されます。これにより、ネストされた if、while、switch、および他のコードブロックを理解しやすくなります。

装飾が施されていないコード:

Undecorated Code image


構文の装飾あり:

With Syntax Decorations image

複数のビジュアルテーマ
Source Insight には、色とフォント用の複数のビジュアル テーマが付属しています。テーマをすばやく切り替えることも、自分でテーマを作成することもできます。ビジュアル テーマは、すべての色とフォント設定に加え、構文フォーマットのスタイルもセットになります。 各パネルを部分的にカスタマイズすることもでき、多くの色とフォントを用意しています。

カスタマイズ可能なメニューとキーボード
キーボード、マウスボタン、およびメニューはそれぞれカスタマイズ可能です。


動作保証環境:

  • Windows 10/8/7/Vista
  • Windows Server 2008、 2012

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