Vibration Research 社

高性能なチャート ライブラリを必要とする振動、音響解析ソフトウェア

Vibration Research (VR) 社は、電動および油圧サーボ式加振器での振動試験用の振動制御システムおよびデータ収集システムの設計、製造を行っています。VR 社は、振動試験制御用機器の分野でのパイオニア企業であると同時に、振動制御とデータ収集の業界をリードするメーカーであると述べています。さらに、同社は、高度なハードウェア機能とソフトウェアのサポート、そして強力でユーザー フレンドリーなソフトウェアを組み合わせることで、成功を収めています (出典: Vibration Research 社の Web サイト)。

ObserVIEW は、波形記録とテストの生成に特化したモジュールを含む、同社の振動解析ソフトウェア パッケージです。ObserVIEW では、記録されたデータやライブデータから波形を表示、編集、そして解析することができます。ここから LightningChart が活躍します。

ObserVIEW と LightningChart .NET を使用して、 データをさらに活用

音響、振動解析ソフトウェアの ObserVIEW を使用すると、FFT、PSD、伝達関数、スペクトログラム、オクターブ分析などの高度な分析手法を使って、複雑な音響、振動信号を簡単に解釈できます。また、データ分析に ObserVIEW を使用することで、品質検査で適合品か不適合品かどうかの判別を行ったり、分析されたフィールド データに基づいて振動試験のプロファイルを作成することができます。

ObserVIEW は、数十億のサンプル データで構成される 500 GB ～ 1 TB のサイズの非常に大きな記録を処理するように設計されています。データをスムーズにプロットするためには、特別なデータ削減、処理が必要です。そのため、利用するチャート ライブラリにも多くの機能が求められます。

いくつかのチャート ライブラリを評価しましたが、私たちが求めたのは、高いパフォーマンス、最新の開発言語や UI フレームワークへの対応、そして豊富な種類のチャートでした。他のライブラリに匹敵するものはなく、LightningChart が最適でした。
— 製品開発マネージャー、Ryan Quellet 氏

一流のパフォーマンスがもたらす利点

VR 社では、LightningChart を複数の方法で使用しています。たとえば、最適化された時間波形データのプロット、少量の時間波形データのプロット、オクターブ バンド ビンのプロットなど、さまざまな 2D シリーズの利用や、スペクトログラム データのプロットには、3D サーフェス メッシュ シリーズを活用しています。Quellet 氏は LightningChart の使用について、以下のように述べています。

LightningChart には様々な種類のチャートがあり、思いつく限りのものをプロットすることができました。

また、同氏は、LightningChart のパフォーマンスは、他の最新のチャート パッケージと比較してもトップ クラスで、テクニカル サポートは親切で丁寧だと評価しています。

LightningChart のおかげで、複数の Y 軸のサポートや非常に便利な3D スペクトログラムを含む、柔軟なチャート パッケージを ObserVIEW で提供することができました。プロットしたいものが、チャート ライブラリによって制限されることはなくなりました。これは、旧パッケージとの大きな違いです。

以下、Vibration Research & Gravity Industries 社から提供された動画からは、ObserVIEW ソフトウェアと LightningChart .NET が動作している様子が確認できます。振動解析用チャートの詳細については、ViCont 社の事例ページまたは振動解析用チャートのページ (英語) をご覧ください。

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