2020年4月1日より、iText のライセンス体系が変更となりました。iText のライセンスは、年間のサブスクリプションとなり、恒久ライセンスの販売は終息となりました。
iText Core ライセンスは、年間の使用量をベースとしたサブスクリプション ライセンス タイプで、マシンの CPU 数、コア数はライセンス数に影響しません。
iText Core は、iText の根幹を成す製品です。PDF ファイルを結合、拡張、抽出、分割し、インタラクティブに操作することができます。多くの ISO PDF 標準に加えて、デジタル署名の規格 (PAdES) にも準拠しています。定型の文書作成タスクやアーカイブのタスクを自動化し、より生産的に時間を使えるようになります。作成した文書は、元の入力形式に関係なく、どの環境でも読み取ることができ、また非常に長期間に渡って可読性を保ちます。更に iText Core は、アドオンを追加して拡張できるプラットフォームとしても展開されており、特定の付加価値を持つ PDF 作業を行うことができます。
iText の商用ライセンスをご購入いただくと、クローズ・ソースのアプリケーションを作成できるだけでなく、専用サポートやアップデートをご利用いただけます。ご利用目的やビジネス・モデルに適したさまざまな価格モデルの iText をご用意しています。iText はサーバーやデスクトップ・コンピューターにデプロイできるほか、OEM として分散したり、外部で実行したりすることもできます。各種ライセンスについては下記をご覧ください。
iText Community は、機能という点では iText Core と同等ですが、AGPL ライセンスでのみ利用できます。つまり、ユーザーは自身のソース・コードを開示し、加えた変更をすべて開示する必要があります。さらに、Community バージョンではアドオンは使用できません。また、AGPL ライセンスでは、開発チームからのサポートを受けることはできません。
iText AGPLライセンスは、AGPL「コピーレフト」条件に基づき、アプリケーションのソース・コード全体を無償ソフトウェアとしてオープン・ソース・コミュニティで共有したいと考えている開発者向けのライセンスです。専用の環境など、クローズ・ソースでiTextを使用する場合は、iText Core ライセンス (商用ライセンス) をご購入いただく必要があります。AGPL ライセンスの使用条件の詳細については、こちらをご覧ください。iText は原則として、オープン・ソースおよびコミュニティの開発を強く信頼し、AGPL ライセンスの不正使用はなされないものとしてお客様に深い信頼を寄せています。ただし AGPL の合意事項に違反した場合、または当社ならびに当社製品に著しい損害を与えた場合は、それに関わる組織または個人に対する訴訟を辞さないものとします。
ボリュームベースのライセンスは、iText の標準的な商用ライセンスです。 このライセンスは、すべての iText 製品で利用できます。このライセンスは、使用するサーバーの数が不明または未定である場合にご利用ください。このような場合は、アプリケーションで処理するドキュメントの数に基づいて年間使用料が計算されるライセンスをご提供いたします。
Affero General Public License (AGPLv3) の規則に従うことで、iText Community と多数のアドオンを無料で使用できます。
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