インテル® ソフトウェア開発ツールによるデータ並列 C++ プログラミング入門トレーニング

このトレーニングでは、ハードウェアごとのパフォーマンス活用とソフトウェア開発者への負担軽減を両立できるようにインテルが採用した、C++ によるアクセラレーター抽象化プログラミング・モデル SYCL と、これをサポートするインテル® ソフトウェア開発ツールについて説明します。

開催概要

日程

2025年4月18日 (金) 13:30 ~ 15:00

コース名

インテル® ソフトウェア開発ツールによるデータ並列 C++ プログラミング入門トレーニング

コース内容

近年のプロセッサーおよびコンピューター・システム (ハードウェア) は、クライアントまたはサーバーとしての多量で幅広い処理要求に応えるべく複雑化する一方です。固有の目的のため独自にプログラムを記述し、また性能目標を達成するには、ハードウェアの組み合わせを選択することに加えて、プログラミング言語の使い分けが求められることがあります。

このトレーニングでは、ハードウェアごとのパフォーマンス活用とソフトウェア開発者への負担軽減を両立できるようにインテルが採用した、C++ によるアクセラレーター抽象化プログラミング・モデル SYCL と、これをサポートするインテル® ソフトウェア開発ツールについて説明します。

会場

オンライン

対象者

  • 独自開発のプログラムについて、実行能力 (速度または処理量) をスケールさせる必要がある方
  • インテル® ソフトウェア開発ツール / インテル® oneAPI ベース・ツールキットの役割を知りたい方

定員

70 名

レベル

初級

参加費

無料 (事前登録制)

問い合わせ先

ご不明点がある場合はこちらより、以下のように項目を設定の上お問い合わせください。

  • [お問い合わせの製品・業務] - [製品の種類]: その他
  • [お問い合わせの製品・業務] - [その他]: セミナー

注意事項

内容の一部および講師は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

タイムテーブル

13:30

開始

13:30 - 14:10

データ並列 C++ 設計編

プログラムがより多くの作業量を現実的な時間で処理するには、コンパイラーが自動的に行う個々の最適化のみならず、ハードウェアの並列処理を考慮した、全体的な効率を求める設計を行ってソースコードへ反映することが必要です。

この時間では C++ によるアクセラレーター抽象化プログラミング・モデル SYCL の意味やそれによって表現できる並列処理について説明します。

14:20 - 15:00

データ並列 C++ 実装編

記述したソースコードが期待通りのプログラムとして振る舞うかどうかを逐次確かめられることは重要です。複雑化してしまったプログラムを後から解きほぐすことができる万能のツールはありません。

この時間ではインテル® ソフトウェア開発ツールにおける、SYCL を適用したコードのコンパイルから動作確認までの基本的なワークフローを Windows クライアントおよび Linux サーバーそれぞれでご紹介します。

15:00

終了

講演者

エクセルソフト株式会社 中村 弘志

中村 弘志 (Hiroshi Nakamura)

エクセルソフト株式会社 テクニカル・サポート・エンジニア

2010年にエクセルソフト株式会社に入社し、インテル® ソフトウェア開発製品の技術サポートを担当。直接お客様へのサポート、セミナーやイベントを通じての製品紹介活動を展開している。



セミナー関連製品/機能

インテル® ソフトウェア開発ツール

インテル® ソフトウェア開発ツールは、Unified Acceleration (UXL) Foundation が管理する、アクセラレーター向け統合プログラミング・モデルのオープン仕様 oneAPI に基づいて、インテルが提供する現在と将来の CPU、GPU、FPGA のそれぞれに最大限のパフォーマンスを発揮させるための包括的なプログラミング手段を提供します。

「インテル® oneAPI ベース・ツールキット」には、oneAPI に基づいて、単一のコードで複数種類のアクセラレーターに対応できる SYCL* と C++ のコンパイラー、oneAPI ライブラリー、CUDA* から SYCL* へのコード移行ツール、およびインテルのアーキテクチャーにおける性能解析ツールなどが含まれます。

特殊なワークロード向けのドメイン固有のツールキット
  • インテル® oneAPI ベース・ツールキット
  • インテル® oneAPI ベース & HPC ツールキット

インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー

C++ with SYCL* は、ハードウェア・ターゲット間でコードを再利用し、CPU、GPU、および FPGA アーキテクチャーで高い生産性とパフォーマンスを実現する一方、アクセラレーター固有のチューニングも可能にするオープンなマルチアーキテクチャー言語です。

インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーは、C++、C、SYCL*、および OpenMP* をサポートし、完全な最新の C++ を含む標準ベースのクロスアーキテクチャー・コンパイラーです。

インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーは、すべてのツールキットに同梱されています。

インテル® Tiber AI クラウド

インテル® Tiber AI クラウドは、インテルの最新のハードウェアおよびソフトウェアが備えられた開発環境で、HPC/AI アプリケーションの開発、テスト、高速化、配布、スケーリングを実現するためのクラウド・プラットフォームです。

インテル® Tiber AI クラウドの無料アカウントにご登録いただくことで、JupyterLab* ベースで提供されている各種トレーニングや、GitHub* で公開されているサンプルコードにアクセスできます。

関連資料紹介

iSUS 提供資料

iSUS (IA Software User Society) は、インテル® アーキテクチャー向けにソフトウェア開発者に向けて、並列化/最適化に関する最新情報を提供しています。