インテル® Media Server Studio 製品の販売は、2019年 7月 8日をもって終了いたしました。今後は、旧インテル® Media Server Studio 製品に同梱されていたインテル® Media SDK の後継製品となる以下のツールをダウンロードすることで、同等の機能をご利用いただけます。後継製品の詳細については、こちらをご覧ください。
ソフトウェア・ベースのメディア・ソリューションの開発サイクルを合理化し、パフォーマンスと品質の向上、コストの軽減、最新のフォーマットと配布インフラストラクチャーへの対応を支援します。
インターネット・トラフィックにおいてビデオが急増する中、ビデオ・ソリューション・プロバイダーは、高品質なトランスコードによりインフラストラクチャーとサポートのコストを軽減する必要性に迫られています。競争力を保ちつつ、顧客のコンテンツ要求を満たすには、HEVC/4K 超高解像度 (UHD) への対応が不可欠です。
インテル® Media Server Studio と最新のインテル® プロセッサーを利用することで、市販のサーバーでメディア処理ソリューションおよびアプリケーションを高速化できます。インテルベースのシステムは、カスタム・ハードウェア・アーキテクチャーよりもハイパフォーマンスかつ低コストで、進化し続ける標準規格に簡単に適合できます。
詳細・新機能 技術情報 製品概要、新機能、各エディションの違いやコンポーネント、パフォーマンス、お客様の声などをご紹介しています。
お客様の用途に応じて、3 種類の製品からお選びいただけます。
製品 | エディション | ライセンス |
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インテル® Media Server Studio | Essentials Edition | 特 |
Professional Edition | 特 | |
Professional Edition Unlimited | 特 |
主に以下の変更・機能が追加されました。
詳細は、 リリースノートおよび インテル社公開の情報を参照ください。
インテル® Media Server Studio |
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Essentials Edition |
Professional Edition |
Professional Edition Unlimited |
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Linux* 向けインテル® Media SDK | ■ | ■ | ■ |
グラフィック・ドライバー | ■ | ■ | ■ |
コードサンプル | ■ | ■ | ■ |
インテル® SDK for OpenCL™ Applications | ■ | ■ | ■ |
メトリックモニター | ■ | ■ | ■ |
HEVC デコーダー、エンコーダー (ソフトウェア & CPU アクセラレーション) | ■ | ■ | |
オーディオデコーダー、エンコーダー | ■ | ■ | |
Video Quality Caliper (ビデオ品質測定ツール) | ■ | ■ | |
インテル® VTune™ Amplifier パフォーマンス分析ツール |
■ | ■ | |
ライセンス形態 | 特定ユーザーライセンス |
特定ユーザーライセンス
制限事項: |
特定ユーザーライセンス
HEVC エンコーダーのソケット制限なし。 |
Linux* 向けソフトウェア開発キット(SDK) とメディア/グラフィック・ドライバーを提供する、基本エディションです。
以下のような特長があります。
インテル® Media Server Studio は高密度・高品質・高速度のビデオ処理ソリューション開発を支援します。 新バージョンでは、インテル® Xeon® プロセッサー Ed-1500 v5 上で、1080p 30 FPS で 18 AVC ストリーム、8 HEVC ストリームまでのハードウェア・アクセラレーションのエンコード/デコードが可能です。3840 x 2160 30 FPS の場合は、2 HEVC ストリームが可能です。
高速なビデオ再生、エンコード、および処理を可能とする、Linux* 向け SDK です。
インテル® HD グラフィックス、インテル® Iris® グラフィックスおよび Iris® Pro グラフィックスを搭載するインテル® プロセッサー上で、インテル® クイック・シンク・ビデオ・テクノロジーを使用してデコードとエンコードをハードウェアでアクセラレートします。
“サンプル” アプリケーションは、インテル® Media Server Studio で提供されるメディアの概念、新しいおよび重要な機能を紹介するコード例です。
“チュートリアル” アプリケーションは、基本的なメディア機能を紹介する初心者向けの簡単なコード例を提供します。
コードサンプルは、Intel 社の Web から入手可能です。
OpenCL* (Open Computing Language) は、ヘテロジニアス・システムでの汎用並列プログラミング向けのオープン標準として開発されたフレームワークです。OpenCL* は、CPU、GPU、およびそのほかの並列プロセッサーやアクセラレーター上で、アプリケーションの速度と応答性を向上するため、完全にオープンでロイヤリティー・フリーのソリューションを提供します。開発者は、OpenCL* テクノロジーを使用してクライアント・システム、ハイパフォーマンス・サーバー、およびハンドヘルド・デバイス向けのコードを記述できます。
インテル® SDK for OpenCL™ Applications は、Windows*、Linux* および Android* 向けのコードをビルド、解析そしてデバッグするためのツールを含みます。
GPU の負荷メトリックスだけでなく、GPU 内部のハードウェア・アクセラレーターと実行ユニットの利用統計情報を可視化できます。
HEVC および4K/UHD への迅速な移行、パフォーマンス・ボトルネックの特定など、より高度なソリューションの開発に向いています。
Essentials Edition の機能に加えて、エンタープライズ品質の HEVC およびオーディオコーデック、エキスパート・グレードのパフォーマンスおよび品質アナライザー (インテル® VTune™ Amplifier、Video Quality Caliper)、オーディオコーデックなどが含まれます。
メディア・ソフトウェア開発は、ライブラリーをリンクして「ビルド」するだけではないことをインテルは良く理解しています。ビジュアルの品質とパフォーマンスは、コンテンツを作成する際に重要であり、インテル® VTune™ Amplifier のようなツールは、モニターに不可欠であり、パフォーマンスと時にやりがいのあるハードウェアとソフトウェア間のパイプラインのオーバーラップのような取り組みを提唱します。
Professional Edition のビデオエンコーダーは、さまざまな使用モデルで高品質を提供できるように、500 時間を超える品質テストを行っています。6 万項目以上の品質テストは、インテルの AVC、MPEG-2、そしてビデオ前処理と後処理フィルターによって提供される多くの制御で必要とされます。
図は、インテル® Media Server Studio 2017 Professional Edition とバージョン 2016 の比較で、HEVC エンコーダーが 25% パフォーマンス向上していることを示します。トランスコーディング・ソリューション・プロバイダーは、ブロードキャスト品質でリアルタイム 4K HEVC エンコードを達成することが可能です。インテル® Xeon ® E5 プロセッサー上でリアルタイム 4K30 エンコードが可能であることに加え、最新バージョンでは前世代のインテル® Core™ i7、インテル® Xeon ® E3 プラットフォーム上でのリアルタイム 1080p60 エンコードも可能です (基本構成も参照ください)。4:2:0、 8 ビット 1080p コンテンツの HEVC ソフトウェア/GPU アクセラレーション・エンコードの品質とパフォーマンスの相関。品質データは、ISO HM14 ("0 %") ベースラインで、Y-PSNR BDRATE 曲線を用いて計算。パフォーマンスは低ビットレート (平均 3.8Mbps) から高ビットレート (平均 25 Mbps) までの 4 つのビットレートの平均から算出。詳細な情報は Enabling HEVC whitepaper (PDF、英語)を参照ください。
**基本構成: Microsoft® Windows Server® 2012 R2 上で動作するインテル® Media Server Studio 2017 R1 vs. 2016 R1。インテル® Core-i7 5850HQ (47W, 4C,2.7GHz, Intel® Iris™ Pro グラフィックス 6200) ベースのカスタマー・リファレンス・プラットフォーム (CRP)。16GB (4x4GB DDR3-1600MHz UDIMM)、ターボブーストおよび HT 有効。出典: 2016 年 8 月、インテル社内での計測。
Professional Edition は、同時に複数のストリームを処理するのに優れています。ビルトインのスケジューラーと非同期パイプラインは、ボトルネックを回避し、CPU とインテル® グラフィックスをフルに活用することを可能にします。予測ビットレート制御モードはエンコード品質を最適化し、テレビ会議用のエンコーダー拡張はクラウドゲームとテレビ会議のワークロードにおいて数ミリ秒の短縮を実現できるように支援します。
エンコード、デコードされたビデオストリームの品質をシーケンスレベルでチェックするビデオ品質測定ツールです。
このツールは、対話型のグラフィカル・インターフェイスによって主観的な調査を行う機能に加え、PSNR や SSIM のような客観的なメトリックスを提供します。
インテル® VTune™ Amplifier は開発者向けのパフォーマンス/スレッド・プロファイラーです。
CPU および GPU コンカレンシー解析、ハードウェア・メトリックによる GPU 使用状況解析、GPU アーキテクチャー・ダイアグラムなどを利用して、開発者は簡単にOpenCL* およびインテル® Media SDK により最適化されたアプリケーションのグラフィックス・プロセッサーの使用状況を理解することができます。
Professional Edition の機能に加え、HEVC エンコーダーでのソケット数やインテル® Media Server Studio で開発したソフトウェアの配布数が無制限となっています。
Professional Edition | Professional Edition Unlimited | |
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HEVC エンコーダーでのソケット数 | 最大 40 | 無制限 |
開発したソフトウェアの再配布数 | 最大 100 | 無制限 |
ハードウェア要件 |
インテル® Xeon® プロセッサー E5 v4/v5 ファミリーでは、HEVC デコード/エンコード (ソフトウェアのみ (CPU) サポート)、特定のビデオ前処理 (CSC、スケーリング、DI)、仮想化 (KVM, Xen*) を利用できます。 |
オペレーティング・システム |
汎用 OS モデルのその他の Linux* ディストリビューション (インテル® Media Server Studio は、一般にこれらの OS で動作しますが、 Gold OS 以外ではサ ポートが提供されません) |
OEM/ODM プラットフォーム |
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言語 |
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開発元の方針により、2022年 1月 31日を以って、オープンソースのインテル® Media SDK 年間サポートの販売が終息いたしました。インテル® Media SDK に関する今後の開発は、後継製品となるインテル® oneVPL およびランタイムの実装へ移管されております。
■ 今後のサポートサービス提供について
インテル® Media SDK 年間サポートのサポートサービスが有効なライセンスをお持ちの場合、引き続き、既存の満了日までサポートサービスをご利用いただけます。
■ インテル® oneVPL の年間サポートについて
後継製品であるインテル® oneVPL に対する有償の技術サポートサービスの利用をご希望の場合は、インテル® oneVPL を含む 「インテル® oneAPI ベース・ツールキット」 製品をご購入ください。詳細は、インテル® oneAPI ベース・ツールキットのページをご覧ください。
インテル® Media SDK 年間サポート製品のサポートサービスが有効なライセンスをお持ちの方は、よりお得な価格のインテル® oneAPI ベース・ツールキット SSR (期限内更新用) 製品により技術サポートサービスを利用できます。条件の詳細はお問い合わせください。
2019年 8月 1日よりオープンソースのインテル® Media SDK 年間サポート製品を販売開始します。購入後 1 年間技術サポートサービスをご利用いただけます。原則メールベースでのサポートとなります。
注意事項は以下の通りです。
オープンソースのインテル® Media SDK (GitHub のサイトへ)
オープンソースのインテル® Media SDK 年間サポートの価格は、こちらをご確認ください。
開発元の方針により、2019年 7月 8日を以って、インテル® Media Server Studio 製品の新規ライセンスとサポートサービス更新 (SSR) の販売が終息いたしました。今後は、インテル® Media Server Studio 製品に同梱されていたインテル® Media SDK の後継製品となる以下のツールをダウンロードすることで、同等の機能をご利用いただけます。
■ 今後のサポートサービス提供について
サポートサービスが有効なライセンスをお持ちの場合、引き続き、有効期間はサポートサービスをご利用いただけます。
■ インテル® Media SDK の年間サポートについて
後継製品であるオープンソースのインテル® Media SDK に対する有償サポートサービスの利用をご希望される方は、「オープンソースのインテル® Media SDK 年間サポート販売開始」をご覧ください。
2018年 6月 7日、インテル® Media Server Studio のバージョン 2018 を販売開始しました。
過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、最新バージョンを無償でダウンロードしてご利用いただけます。旧バージョンも引き続きご利用いただけます。
インテル社の方針により、インテル® Media Server Studio のバージョン 2018 より、for Windows* の提供を終了しました。Windows* OS でのご利用をご希望の際は、インテル® Media SDK for Windows* をご利用いただくか、インテル® Media Server Studio バージョン 2017 をご利用ください。Window* 向け開発の詳細につきましては、製品紹介資料の 33 ページをご参照ください。
2016年 9月 2日、インテル® Media Server Studio Essentials Edition のバージョン 2017 を販売開始しました。
過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、最新バージョンを無償でダウンロードしてご利用いただけます。旧バージョンも引き続きご利用いただけます。
インテル® Media Server Studio 2017 Professional Edition リリースのお知らせ
2016年 11月 4日、インテル® Media Server Studio 2017 の Essentials Edition に続き、 リリースが延期されていた Professional Edition
/ Professional Edition Unlimited のバージョン 2017 がリリースされました。
2016年 2月 19日、インテル® Media Server Studio のバージョン 2016 を販売開始しました。
こちらの評価版登録ページからインテル® Media Server Studio Professional Edition の 30 日間の評価ライセンスを入手することができます。
解像度、フレーム数、カバレッジ、ストリーム数、ランダム・エンコーダーなどの特定の機能は制限されるか、透かしが追加されることに注意してください。これらの制限のない評価版が必要な場合は、弊社まで お問い合わせください。
インテル® Media Server Studio の製品ページを参照してください。Professional Edition にアップグレードすることで、次のような多くの利点が得られます。
インテル® Media Server Studio 2017 Community Edition と Essentials Edition は、以下のプロセッサーをサポートします。
インテル® Xeon プロセッサー E3 v3 ファミリー (開発コード名 Haswell) 向けに開発する場合は、インテル® Media Server Studio 2016 を使用してください。サポートされるハードウェアと詳細については、本ページの [ ドキュメント] タブにあるリリースノートを参照してください。Professional Edition では、開発コード名 Skylake が近日サポートされる予定です。
はい。インテル® Media Server Studio のライセンスは、OEM、ODM、システム・インテグレーター、バーティカル・ソリューション・プロバイダー、および開発者が、開発製品にランタイムを同梱、バンドル、再配布することを許可しています。ランタイムには、ドライバーのバイナリーも含まれます。ただし、パッケージを卸売へ配布することは許可していません。合理的な例として、OEM のハードウェアにドライバーをバンドルする場合、または OEM がドライバー・ランタイムのみを再パッケージして、OEM のプラットフォーム/OS 上でバリデーションを行い、OEM の Web サイトでその組み合わせをホスティングする場合が挙げられます。 エンド・ユーザー・ソフトウェア使用許諾契約書 (EULA) をよくお読みください。
Professional Edition のライセンスは、"特定の" 開発者に付与されます。開発者を追加する場合は、追加人数分のライセンスを購入する必要があります。
はい。無制限ライセンスを購入された場合、開発アプリケーションの再配布数とソケット数に制限はありません。その他のライセンス制限は、無制限ライセンスによって変更されません - エンド・ユーザー・ソフトウェア使用許諾契約書 (EULA)を参照してください。
無制限ライセンスの下に取得されたバイナリーは、開発アプリケーションと一緒に永久に配布し続けることができます。サポートサービスの満了後、無料のアップデートやカスタマーサポートは提供されませんが、以前に取得したバイナリーを配布し続けることはできます。無制限ライセンスの失効後に制限付きライセンスを購入する場合は、新しいライセンスの条項に従うものとします。
HEVC エンコーダーと PTIR コンポーネントには、スイートのほかのランタイム・コンポーネントによる追加のライセンス制限があります。Professional Edition のすべてのコンポーネントには、ランタイムと開発者コンポーネントに対する永久ライセンスが含まれます。製品を継続して使用するためインテルに費用を支払う必要はありません。ただし、HEVC の急速な進化に伴い、アップグレードを購入することを推奨します。無料のアップグレードとサポートは、購入された契約書の期間に依存します。ただし、配布数は異なります。2 つのコンポーネント – HEVC エンコーダーと PTIR – には配布数の制限があります。その他のランタイム (例えば、オーディオや HEVC デコード) は無制限に配布できます。HEVC エンコーダーの制限は、 エンド・ユーザー・ソフトウェア使用許諾契約書 (EULA)または販売資料に記載されています。一般に、100 アプリケーション・コピーまたは 30 プロセッサー・ソケットのいずれか少ないほうです。中規模のアプリケーションの場合、複数のコピーを割引価格で購入できます。大規模のアプリケーションの場合、特別な無制限の価格について弊社まで お問い合わせください。
インテル® Media Server Studio は、Linux* OS (CentOS*) をサポートします。詳細は、[ ドキュメント] タブにあるリリースノートを参照してください。SDK は Windows* クライアントで動作しますが、正式にサポートしていません。
お客様の 1/3 は、その他の Linux* ディストリビューション (SLES、RHEL、Ubuntu* など) のサポートを必要としており、その要求に応えるため、システムにパッチを適用してインテル® Media Server Studio を使用できるようにする "汎用" パッケージを提供しています。ただし、カスタム OS のビルドで問題が発生してもインテルはサポートを提供いたしません。OS とハードウェア・プラットフォーム要件の詳細は、[ ドキュメント] タブにあるリリースノートを参照してください。
現時点では、これらのフォーマットのハードウェア・サポートを提供する予定はありません。** これらのコーデックの最適化されたソフトウェア・バージョンに興味がある方は、vladimir.plichko@intel.com (英語) まで要望と予測されるボリュームの詳細をお送りください。
インテル社の方針により、インテル® Media Server Studio Community Edition、インテル® Media SDK Audio Pack には年間の技術サポート サービスは含まれておりません。
お問い合わせはインテル社の サポートフォーラムをご利用ください。
インテル® レジストレーション・センターで操作します。
操作手順やよくあるご質問、トラブルシューティングは、インテル® レジストレーション・センター操作マニュアルを参照ください。
インテル® レジストレーション・センターで操作します。
操作手順やよくあるご質問、トラブルシューティングは、インテル® レジストレーション・センター操作マニュアルを参照ください。