テクニカル ドキュメント #99



Doc ID: 99
製品: WinDriver
Version:  --

Serial ポートのプログラミング - 紹介

シリアル ポート ハードウェアは、複数のレジスタを持ち、さまざまな機能に応じます。以下が有用なレジスタです:
Line control register       LCR
     シリアル ポートの設定用 (Address: comport + 3)
Receiver buffer register    RBR
     シリアル ポートから受信したデータを保持 (comport + 0)
Transmitter Buffer register TBR
     送信されるデータを保持 (comport + 0)
Line status register        LSR 
     ライン ステータスに関する情報を保持 (comport + 5)
comport を COM1 または COM2 に置き換えてください。

以下がシリアル ポートのプログラミングの基本的なガイドラインとなります:
  1. シリアル ポートのプログラムでは、まず初めに、必要なボー レート、データ ビット長、パリティなど、ご使用のポートの Line Control レジスタを初期化します
  2. そして、データを受信したかどうか確認するために LSR を読みます。
  3. そして、データを受信した場合には、RBR からデータを読むます。
  4. 書き込みデータの場合、ポートがデータ送信の準備ができたかどうか確認するために LSR を確認します。
  5. そして、TBR にデータを書き込んで、ポートからデータを送信します。
ここで紹介したのは、簡単なガイドラインですので、シリアル プログラミングを行うには、より多くのステップが必要です。