DriverWizard が生成した PCI/ISA Java コード
DriverWizard で Java コードを生成した後のソース コード ディレクトリに、DriverWizard によって作成された API の型定義と関数実装を含む新しい xxx_lib.java ファイルがあります。さらに、xxx_diag.java ソース ファイルがあります。これには main () 関数が含まれており、DriverWizard で生成された API を使用してデバイスと通信するサンプル診断アプリケーションが実装されています。
com/jungo/shared サブディレクトリと xxx_installation/redist/wdapi_javaXXXX.jar (XXXXはバージョン番号を表します) には、WinDriver API 構造体の実装、WinDriver ユーザ API DLL ファイルのインポート、変数の定義、およびユーザ アプリケーションの実行に必要なユーザ I/O 関数の実装を行う共有 Java コード ファイルが含まれています。
Java レイヤーと WinDriver で提供されるネイティブの wdapiXXXX.dll ファイル間のインターフェースを提供する Java Native Interface (JNI) ファイル wdapi_javaXXXX.dll は非常に重要なファイルです。JNI ファイルが、アプリケーションの実行に使用する Java 仮想マシン (JVM) のアーキテクチャとビットに対応していることを確認してください。
DriverWizard によって生成されたコードは、以下の要素とファイルで構成されています。xxx は、DriverWizard のプロジェクト名を表します。
- カードのリソースの各要素 (メモリ範囲と I/O、レジスタと割り込み) にアクセスするためのライブラリ関数:
- xxx_lib.java - WinDriver Card (WDC) API [B.2] を使ったハードウェア固有の API の型定義と実装。
- デバイスと通信するために DriverWizard で生成された API (xxx_lib.java で宣言されている) を利用する診断プログラム:
- xxx_diag.java - 生成された診断コンソール アプリケーションのソースコード。この診断プログラムを skeletal デバイスドライバとして使用してください。
- 作成されたすべてのファイルのリストは、xxx_files.txt にあります。
コードを作成したら、以下で説明するようにコマンドラインからコンパイルして実行するか、Eclipse IDE で開くことができます。
機能がニーズに合うようにプログラムの関数 main () を変更してください。
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