WinDriver バージョン 7.00 から、C# での開発を含む、.NET ドライバの開発に対して特定のサポートを提供しています。
WinDriver の .NET framwork のサポートに関する詳細は、テクニカル ドキュメント #128
を参照してください。
WinDriver .NET API DLL - wdapi<version>_dotnet.dll
(たとえば、WinDriver v8.00 では wdapi800_dotnet.dll) は、managed
extensions for C++ を使用して実装された高レベルな WinDriver API の .NET
バージョンを提供します。この DLL を使用して、C# を含む .NET 言語でドライバを開発することができます。WinDriver\lib\<CPU>\<.NET
version> ディレクトリ以下 (例、WinDriver\lib\x86\v1.1.4322)
に DLL ファイルがあり、 WinDriver\src\wdapi.net ディレクトリ以下に関連するソースコードがあります。
[v7.0x 注意: WinDriver v8.00 では、DLL にバージョニングと
64-bin のサポートを追加し、バージョンによって名前がそれぞれ異なります。WinDriver 7.01
と 7.02 では、DLL の名前は、wdapi_dotnet で v7.00 では、wdnetlib.dll
でした。すべての 7.0x バージョンでは、DLL は、WinDriver\lib and WinDriver\redist
ディレクトリ以下にあり、そのソースコードは、WinDriver\wdapi.net ディレクトリ以下にありました。]
WinDriver v8.00 から、WinDriver の Driver Wizard を使用して、USB
と PCI デバイスの両方の C# ドライバ コードを生成できるようになりました。
WinDriver にはまた、WinDriver .NET API DLL を使用した以下の .NET
C# サンプルが含まれます:
- USB:
- WinDriver\csharp.net\usb_sample
ディレクトリには、C# USB ライブラリ (usb_lib_dotnet.dll)
とサンプルの C# USB 診断アプリケーション (csharp_usb_sample.exe)
が含まれます。
- PCI:
- WinDriver\csharp.net\pci_sample
ディレクトリには、C# PCI ライブラリ (pci_lib.dll)
とサンプルの C# PCI 診断アプリケーション (pci_sample.exe)
が含まれます。
- WinDriver\plx\dotnet ディレクトリには、PLX
デバイスの処理用に特別にデザインされた C# ライブラリ(plx_lib_dotnet.dll)
とサンプルの C# 診断アプリケーション (PLX_Sample.exe) が含まれます。
WinDriver で C# ドライバを開発するには、Driver Wizard を使用して、対象のデバイスの診断
C# ドライバ アプリケーションを生成するか、または多くのドライバ デザインに一致する WinDriver
の C# のサンプルを使用し、対象のハードウェアの仕様や必要なドライバ機能に応じて生成された/サンプル コードを修正します。または、生成された/サンプル
コードを参考にして、WinDriver C# ドライバを記述します。
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