本資料には、インテル® oneAPI ベース・ツールキットの共通の動作環境が記載されています。コンポーネント・レベルの動作環境については、各コンポーネントの動作環境を参照してください。
インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーのAltera FPGA (英語) の統合サポートは 2025.1 リリースで削除されました。Altera は、専用の FPGA ソフトウェア開発ツールにより FPGA サポートを引き続き提供します。既存のユーザーは、FPGA 開発をサポートし、APT、YUM/DNF、Zypper などの Linux パッケージ・マネージャー (英語) から利用できる、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー 2025.0.4 リリースを引き続き使用できます。有効なサポートライセンスをお持ちのユーザーは、カスタマー・サポート・アカウントからインテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー 2025.0.4 リリースにアクセスできます。
共通のハードウェア要件
CPU
次のインテル® 64 アーキテクチャー・ベースのシステムは、ホスト・プラットフォームとターゲット・プラットフォームの両方としてサポートされています。
- インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー以降
- インテル® Xeon® プロセッサー・ファミリー
- インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー・ファミリー
- インテル® Core™ Ultra プロセッサー
GPU
- インテル® UHD グラフィックス (第 11 世代以降のインテル® Core™ プロセッサーに搭載)
- インテル® Iris® Xe グラフィックス
- インテル® Arc™ グラフィックス
- インテル® サーバー GPU
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ
- インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ
- NVIDIA または AMD の GPU (Codeplay の oneAPI プラグインを使用)
ディスク空き容量
- 3GB (最小) - コンパイラーとライブラリー (インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー、インテル® DPC++ 互換性ツール、インテル® oneAPI DPC++ ライブラリー、およびインテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック) のみをインストールする場合
- 24GB (最大) - すべてのコンポーネントをインストールする場合
注: インストール中、ダウンロードとインストールの中間ファイルを管理するため、インストーラーは追加で最大 6GB の一時ディスクストレージを必要とする場合があります。
メモリー (RAM)
共通のソフトウェア要件
オペレーティング・システム
インテル® 64 アーキテクチャーでサポートされているオペレーティング・システムは以下のとおりです。個々のツールは、その他のオペレーティング・システムやアーキテクチャーをサポートしている場合があります。詳細は、各ツールのリリースノートを参照してください。
注: これらの OS ディストリビューションはインテルによってテストされたもの、または動作が確認されているものです。その他のディストリビューションは、動作する場合としない場合があり、推奨されません。質問がある場合は、インテル・コミュニティー・フォーラム (英語) でサポートを受けることができます。商用サポート (英語) を利用可能な場合は、サポートチケットを作成してください。
Linux
インテル® oneAPI 2025.1 でサポートされている Linux のディストリビューション
CPU
- Red Hat Enterprise Linux 8.x、9.x
- Ubuntu 22.04、24.04
- Fedora 40、41
- SUSE Linux Enterprise Server 15 SP4、SP5、SP6
- Debian 11、12
- Amazon Linux 2022、2023
- Rocky Linux 9
- WSL 2
GPU
- インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (開発コード名 Ponte Vecchio、略称 PVC)
- Red Hat Enterprise Linux 8.8、8.10、9.2、9.4、9.5
- SUSE Linux Enterprise Server 15 SP4、SP5、SP6
- Ubuntu 22.04、24.04
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ (開発コード名 Arctic Sound-M、略称 ATS-M)
- Red Hat Enterprise Linux 8.8、8.10、9.2、9.4、9.5
- Ubuntu 22.04、24.04
- インテル® Arc™ グラフィックス (dGPU)
- Ubuntu 22.04、24.04
- Ubuntu 24.10 (インテル® Arc™ GPU (開発コード名 DG2) およびインテル® Core™ Ultra プロセッサー (開発コード名 Meteor Lake))
- インテル® Iris® Xe グラフィックス (iGfX)
- Ubuntu 22.04、24.04
- Ubuntu 24.10 (インテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 2) (開発コード名 Lunar Lake) およびインテル® Arc™ B シリーズ (開発コード名 Battlemage))
- レベルゼロおよび OpenCL グラフィックス・ドライバーをインストールする必要があります。
- Linux 汎用インテル® GPU (GPGPU) ドライバーをインストールするには、インストール・ガイド (英語) の手順に従ってください。
- 2025.0 の推奨ドライバーのバージョン - LTS ドライバー: 2350.103 (英語)、ローリングドライバー: 2437.26 (英語)
- 2025.0.1 の推奨ドライバーのバージョン - LTS ドライバー: 2350.125 (英語)、ローリングドライバー: 2441.21 (英語)
- 2025.1.0 の推奨ドライバーのバージョン - LTS ドライバー: 2350.136 (英語)、ローリングドライバー: 2507.12 (英語)
- ローカル・インストールとツールキットを使用するための環境設定に GNU Bash が必要です。
- Linux カーネル 4.11 以降
- gcc、g++ および関連ツールを含む Linux デベロッパー・ツール・コンポーネントがインストールされていること。
- インテル® コンパイラーは、さまざまなバージョンの gcc を使用して、さまざまな Linux ディストリビューションでテストされています。使用する glibc のバージョンは、使用している gcc のバージョンと一致している必要があります。その他のディストリビューションは、動作する場合としない場合があり、推奨されません。質問がある場合、商用サポートを利用可能な場合は、サポートチケットを作成してください。利用できない場合は、インテル・コミュニティー・フォーラム (英語) でサポートを受けることができます。
Windows
インテル® oneAPI 2025.1 でサポートされている Windows のバージョン
CPU
- Microsoft Windows 10、11 (Pro および Enterprise)
- Microsoft Windows Server 2019、2022、2025
GPU
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ (開発コード名 Arctic Sound-M、略称 ATS-M)
- Microsoft Windows 10、11 (Pro および Enterprise)
- Microsoft Windows Server 2019、2022
- インテル® Arc™ グラフィックス (dGPU)
- Microsoft Windows 10、11 (Pro および Enterprise)
- インテル® Iris® Xe グラフィックス (iGfX)
- Microsoft Windows 10、11 (Pro および Enterprise)
- レベルゼロおよび OpenCL グラフィックス・ドライバーが必要です。
- ドライバーをインストールするには、次の手順に従ってください。
- インテル® Arc™ A シリーズ・グラフィックス、インテル® Iris® Xe グラフィックスおよびインテル® Arc™ グラフィックスを搭載したインテル® Core™ Ultra プロセッサーの場合は、ここ (英語) から最新のドライバーをインストールしてください。
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ (開発コード名 Arctic Sound-M、略称 ATS-M) の場合は、ここ (英語) から最新のドライバーをインストールしてください。
コンポーネント固有の動作環境
- インテル® oneCCL は Windows ではサポートしていません。
- インテル® oneTBB は GPU ではサポートしていません。
- 一部のコンポーネントは、上記のリストよりも多くのオペレーティング・システムをサポートします。詳細は、各コンポーネントの動作環境を参照してください。
開発ツール
インテル® oneAPI ツールキット向け Visual Studio Code (VS Code) 拡張
インテル® oneAPI ツールキット向け VS Code 拡張は、oneAPI アプリケーションを作成、デバッグ、およびプロファイルする開発者を支援します。詳細は、「Visual Studio Code とインテル® oneAPI ツールキットの使用ユーザーガイド」 (英語) を参照してください。
VS Code Marketplace (英語) から以下の VS Code 拡張を利用できます。
- インテル® oneAPI ツールキット向けサンプルブラウザー
- インテル® oneAPI ツールキット向け環境コンフィグレーター
- インテル® oneAPI ツールキット向け解析コンフィグレーター
- インテル® oneAPI ツールキット向け GDB GPU サポート
- インテル® oneAPI ツールキット向けインテル® DevCloud コネクター
関連情報
Eclipse
- インテル® oneAPI 2025.0 のコンパイラーは Eclipse IDE バージョン 4.32 をサポートします。
Microsoft Visual Studio
- Microsoft Visual Studio 2019 または 2022 の Community、Enterprise、および Professional エディション (「C++ によるデスクトップ開発」コンポーネントがインストールされていること)
Microsoft Windows Subsystem for Linux 2 (WSL 2) 上のインテル® ソフトウェア開発ツール
サードパーティーの GPU
既知の問題
-
Eclipse サンプル・ブラウザー・プラグインは、'osgi.bundle; org.apache.commons.io 0.0.0' バンドルがないため、ベースキットのインストール中に統合できません。この問題を回避するには、インストール中に Eclipse の統合をスキップし、後でプラグインの場所を手動で指定します。
-
環境起動スクリプトは POSIX 準拠のスクリプトに移行しました。csh などの非 POSIX シェルでは、次のコマンドラインを使用した回避方法があります。
コンポーネント・ディレクトリー・レイアウトの場合:
% bash -c 'source /opt/intel/oneapi/setvars.sh ; exec csh'
統合ディレクトリー・レイアウトの場合:
% bash -c 'source <install-dir>/<toolkit-version>/oneapi-vars.sh ; exec csh'
終了予定のサポート
- 次の OS は 2025.1 リリースで非推奨になりました。将来のリリースで削除される予定です。
- CPU
- Windows Server 2019
- RHEL 8
- SLES 15 SP5
- Rocky Linux 9
- Fedora 40
- GPU
含まれているすべてのツールの動作環境
法務上の注意書き
インテルのテクノロジーを使用するには、対応したハードウェア、ソフトウェア、またはサービスの有効化が必要となる場合があります。
絶対的なセキュリティーを提供できる製品またはコンポーネントはありません。
実際の費用と結果は異なる場合があります。
© Intel Corporation. Intel、インテル、Intel ロゴ、その他のインテルの名称やロゴは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。
本資料は、(明示されているか否かにかかわらず、また禁反言によるとよらずにかかわらず) いかなる知的財産権のライセンスも許諾するものではありません。
本資料で説明されている製品には、エラッタと呼ばれる設計上の不具合が含まれている可能性があり、公表されている仕様とは異なる動作をする場合があります。現在確認済みのエラッタについては、インテルまでお問い合わせください。
インテルは、明示されているか否かにかかわらず、いかなる保証もいたしません。ここにいう保証には、商品適格性、特定目的への適合性、および非侵害性の黙示の保証、ならびに履行の過程、取引の過程、または取引での使用から生じるあらゆる保証を含みますが、これらに限定されるわけではありません。
製品および性能に関する情報
性能は、使用状況、構成、その他の要因によって異なります。詳細については、http://www.intel.com/PerformanceIndex/ (英語) を参照してください。