パーツ詳細

CPU はコア数とスレッド数が多く、動作周波数が高いほど、高性能です。対象のサーバー製品によってインテル^® Xeon^® プロセッサー、インテル^® Xeon Phi™ プロセッサーのどちらかを搭載することができます。(一部の製品は異なるプロセッサーファミリーの CPU が搭載されています。詳細はお問合せください。)

 

インテル^® Xeon^® プロセッサーとインテル^® Xeon Phi™ プロセッサーの選択

 

 

インテル^® Xeon^® スケーラブル・プロセッサー

• 1 プロセッサーあたり最大 28 コアを搭載
• インテル^® AVX-512 対応によりコアあたりの演算能力が倍増
• 性能の高い DDR4-2666 メモリーを搭載可能

 

インテル^® Xeon^® スケーラブル・プロセッサーは性能や用途別に Bronze、Silver、Gold、Platinum の製品レベルが用意されています。

 

 

インテル^® Xeon^® スケーラブル・プロセッサーは従来のインテル^® Xeon^® プロセッサーから構造が変わり大幅に性能が向上しました。例えば、インテル^® Xeon^® Platinum 8180 プロセッサーは最大 28 コア、8 ソケットのシステムを構築でき、1 サーバーあたりの性能を飛躍的に向上させることができます。サーバーの性能を重視する場合は、Gold、Platinum を選択してください。

 

インテル^® Xeon Phi™ プロセッサー

• 1 プロセッサーあたり最大 72 コアを搭載
• 最大 3TFLOPS の性能を発揮する計算機用プロセッサー

 

インテル^® Xeon Phi™ プロセッサーは、インテル^® Xeon^® プロセッサーよりも、高度に並列された処理の実行に向いています。1 コアあたり同時に 4 スレッドを処理できるため、最大 288 スレッドを実行させることができます。約 100 スレッド以上で動作して性能が向上するような高度に並列化されたアプリケーションだと、インテル^® Xeon^® プロセッサーよりも高い性能を発揮します。

 

NVIDIA^® 社が提供する GPU 製品を搭載することができます。GPU とは Graphics Processing Unit と呼ばれる CPU とは別に使用する演算装置の拡張パーツを指します。サーバー製品では GPGPU を目的に搭載されることが多く、CUDA 対応のアプリケーションの動作や、AI トレーニング、推論含めた深層学習の処理に使われます。特定の GPU は搭載可能な製品が限られます。

 

高性能サーバーにしたい場合

コストを重視したい場合

HDD と SSD の 2 種類から選択してください。

 

 

HDD は SSD より容量に対するコストパフォーマンスが高く低価格で大容量のデータを格納することができます。SSD は HDD よりもアクセススピードが速いため、OS の起動ドライブや、ディスクアクセスの頻度が高いアプリケーションを配置したり、応答速度が重要なシステムに搭載されます。

 

 

本体サイズに 3.5 inch と 2.5 inch が存在します。選択したサイズによって、ケースに固定する格納トレイのサイズを変換するゲージが必要な場合がありますのでご注意ください。

 

 

一部の RAID レベルはオンボードでは利用できません。

RAID は複数のストレージディスクを組み合わせ、一台のディスクとして利用する技術です。

複数のディスクにデータを配置することにより、冗長性をもたせたり、データ容量を増やしたり、データアクセス速度を向上させたりと、利用環境に応じた運用が可能です。

RAID0

RAID1

RAID5

RAID6

RAID10

製品に OS をプリインストールした状態で納品いたします。対象のサーバー製品によって、Windows^® 10、Windows Server* 2016、Red Hat* Enterprise Linux*、CentOS* のいずれかを選択します

Microsoft* Windows^® 10 64bit DSP版

Microsoft* Windows^® 10 は Home、Professional の2種類があります。ビジネス用途で使用する場合は、リモートデスクトップ機能や、Windows Update の更新タイミングを制御できる Professional をお勧めします。

 

Microsoft* Windows Server* 2016

Microsoft* Windows Server* 2016 は物理コア数に応じたサーバーライセンスと、利用状況に応じたクライアントアクセスライセンスが必要です。

 

 

サーバーライセンスでは Datacenter、Standard のエディションを選択できます。クライアントアクセスライセンスは、サーバーシステムを利用する人数、もしくはアクセスするデバイス数の2種類から利用状況にあわせてお選びください。ライセンスの選択にお困りの場合、お気軽にお問合せください。

 

Red Hat* Enterprise Linux* (RHEL)

RHEL はサブスクリプション契約です。サポートの内容によって、Standard と Premium が提供されています。

 

RHEL のライセンスの種類には Workstation、Desktop、Server 等が用意されています。ホスト OS とした仮想環境を構築する場合、構築可能なゲスト OS はライセンスに記載されるゲスト数に制限されます。サポートの内容や、ライセンスの種類に関する詳細はお問合せください。