インテル® ソフトウェア開発ツール 2024.1.0 のリリースに伴い、インテル® HPC ツールキットのインストール・パッケージからインテル® Trace Analyzer & Collector が削除されました。引き続き、スタンドアロン・パッケージとしてダウンロードすることができますが、2025年以降には提供終了となる予定です。
今後の対応などの提供終了に関する詳細は、お知らせ/FAQ の「インテル® Trace Analyzer & Collector の提供終了」に関する案内をご確認ください。
インテル® Trace Analyzer & Collector は、クラスターシステム向けのソフトウェアの動作を理解し、ボトルネックを素早く特定することで、インテル® アーキテクチャー・ベースの並列クラスター向けソフトウェアについて、ハイパフォーマンスを実現するための性能解析ツールです。アプリケーションの規模に関わらずスケーリングを実現できます。
MPI プロセスの対話処理、ノードとトポロジーのグループ、プロファイル統計とロードバランス、通信 hotspot を示し、開発者が並列アプリケーションの動作を視覚化して確認できるようにします。新しいスケーラブルな軽量のプロファイルにより 100K+ ランクのプロファイルが可能です。
詳細・新機能 技術情報インテル® Trace Analyzer & Collector は単体で販売されておりません。以下製品に同梱されます。
主に以下の変更・機能が追加されました。
詳細は、リリースノートおよび
インテル社公開の情報を参照ください。
アプリケーションのスケーラビリティーと負荷バランスのボトルネックを軽減する基となる MPI と OpenMP* のメトリックの ‘スナップショット’ 表示を提供する、低オーバーヘッドでスケーラブルな MPI 開発者向けプロファイラーです。
※ MPI パフォーマンス・スナップショット機能は、バージョン 2018 より、インテル® Trace Analyzer & Collector 製品に含まれなくなり、別ツールとなりました。 詳細は こちらのページ(英語) をご覧ください
プロセッサー |
インテル® プロセッサー、インテル® コプロセッサー、および互換プロセッサーをサポートします。
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オペレーティング・システム |
Windows*
Linux*
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MPI 実装 |
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開発環境 |
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言語 |
C/C++、Fortran |
インテル® ソフトウェア開発ツール 2024.1.0 のリリースに伴い、インテル® HPC ツールキットのインストール・パッケージからインテル® Trace Analyzer & Collector が削除されました。インテル® ソフトウェア開発ツール 2024.1.0 のリリース後も、引き続き、スタンドアロン・パッケージとしてダウンロードすることができますが、2025年以降には提供終了となる予定です。
インテル® Trace Analyzer & Collector と同様の機能を提供するサードパーティー・ソリューションの一覧は、こちらの終息案内をご参照ください。
過去にインテル® ベース & HPC ツールキットの有償サポートサービス製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、引き続き、通常通りサポートサービスをご利用いただけます。
2019年 12月 9日、インテル® Trace Analyzer & Collector 2021 が同梱されるインテル® oneAPI 2021 の販売を開始しました。
過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、すぐにバージョン 2021 を無料でダウンロードしてご利用いただけます。
2019年 12月 18日、インテル® Trace Analyzer & Collector 2020 が同梱されるインテル® Parallel Studio XE 2020 の販売を開始しました。
過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、すぐにバージョン 2020 を無料でダウンロードしてご利用いただけます。
2018年 9月 13日、インテル® Trace Analyzer & Collector 2019 が同梱されるインテル® Parallel Studio XE 2019 の販売を開始しました。
過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、すぐにバージョン 2019 を無料でダウンロードしてご利用いただけます。
インテル® Trace Analyzer & Collector は、主に MPI ベースのプログラムに使用されるグラフィカルなツールです。ランタイム全体にわたってアプリケーションの動作を理解できるように支援します。コードのテンポラルな依存関係や MPI ランク間の通信ボトルネックを検出します。アプリケーションの正当性を検証して、潜在的なプログラミング・エラー、バッファー・オーバーラップ、デッドロックを指摘します。
いいえ。インテル® Trace Analyzer & Collector は、主要な MPICH2 ベースの実装をすべてサポートしています。インテル® Trace Analyzer & Collector を使用して独自の MPI ライブラリーをプロファイルできるかどうか知りたい場合は、mpiconstants.c ファイルをコンパイルして、 Documentation (英語) ページからアクセスできる、『インテル® Trace Collector リファレンスガイド』で値を確認することにより、単純な ABI 互換性チェックを実行してください。
はい。インテル® Xeon Phi™ プロセッサー/コプロセッサーはインテル® Trace Analyzer & Collector で完全にサポートされています。
アプリケーションのサイズは、アプリケーションの大きさや複雑さ、アプリケーションで使用している MPI 呼び出しの数、アプリケーションの実行時間に依存します。MPI ジョブのサイズに対する内部制限はありませんが、さまざまな外部の制限があります。これらの制限は、アプリケーション、MPI ライブラリー、インテル® Trace Collector プロセスにシステムで利用可能なメモリーの量や、利用可能なディスク容量に依存します。追加のフラグを有効にすると (例えば、コールスタックやソースコードの場所を格納すると)、トレースファイルのサイズは増加します。不要な情報をフィルタリングすることで、トレースファイルのサイズを減らすことができます。 インテル ® Trace Analyzer & Collector に内部制限はありませんが、システム固有の (例えば、利用可能なディスクやメモリーなどの) 制限は受けます。数千または数万コアにスケールするアプリケーションを解析する場合は、 MPI Performance Snapshot 入門 (英語) から始めることを推奨します。
これらのツールはそれぞれ個別に独自の形式で情報を収集しますが、MPI 環境でインテル® VTune™ Amplifier およびインテル® Inspector ツールを使用するのは簡単です。統合により、インテル® MPI ライブラリー・ランタイムの mpirun/mpiexec からインテル® VTune™ Amplifier を起動できます。収集した MPI データの表示については、各ツールのユーザーガイドを参照してください。 ノードレベルの解析にはインテル ® VTune™ Amplifier やインテル® Inspector のようなツールを、クラスターレベルの解析にはインテル® Trace Analyzer & Collector を使用することができます。
MPS は、低オーバーヘッドで、スケーラブルな MPI アプリケーション・プロファイラーであるインテル® Trace Analyzer & Collector の機能で、インテル® Trace Analyzer & Collector によって収集された豊富なメトリックのプロファイルを行うことができます。コマンドライン出力または HTML サマリーにより、MPI アプリケーションの重要なメトリックの「スナップショット」を表示します。
インテル® レジストレーション・センターで操作します。
操作手順やよくあるご質問、トラブルシューティングは、インテル® レジストレーション・センター操作マニュアルを参照ください。
最新版、または旧バージョンのダウンロードは、インテル® レジストレーション・センターで行います。
詳細は以下ページを参照ください。