HTML から PDF への変換エンジン
重 要 2018年 7月 18日より、WebGrabber 2016 R2.0 以前のバージョンでは、IE エンジンを使用した変換ができなくなります。これ以降は、WebGrabber 2016 R2.1 より新しいバージョンに移行するか、または、パッチを適用する必要があります。パッチが必要な場合は、こちらよりお問い合わせください。
ActivePDF WebGrabber で HTML から PDF へ
ActivePDF WebGrabber は、信頼性の高いマルチスレッドでの HTML から PDF 変換における開発ツールのインダストリー リーダーです。WebGrabber は、ファイル、ストリーム、および URL からの HTML を高品質で、規格に準拠した PDF への変換を可能にします。
単純な PDF 変換やウェブベースのレポーティングからインボイスや同報メールなど大量のトランザクション プロセスなど幅広いビジネス アプリケーションをサポートし、WebGrabber のシンプルな COM および .NET API により、短期間でアプリケーションに組み込め、実環境へ導入することが可能です。
WebGrabber の変換エンジンは、PDF/A および PDF/X の PDF ISO 規格に準拠した PDF を出力することが可能です。セキュリティ面においても、AES 暗号化に対応しています。
サーバー上で HTML ベースのファイルを動的に PDF に変換
ActivePDF WebGrabber の特長
- CSS のサポート
- インテリジェント PDF による動的なページ要素の保持
- ヘッダーやフッター、ページ番号の追加
- ローカルまたはリモートでの HTML のレンダリング
ActivePDF WebGrabber を使用したアプリケーションの例
ActivePDF WebGrabber のコード例 (C#)
指定した URL を PDF に変換するコード サンプル
// オブジェクトのインスタンス化 APWebGrabber.WebGrabber oWG = new APWebGrabber.WebGrabber(); // 出力先とファイル名の設定 oWG.OutputDirectory = System.AppDomain.CurrentDomain.BaseDirectory; oWG.NewDocumentName = "basic.pdf"; // 変換対象となる URL または HTML ファイル oWG.URL = "https://examples.activepdf.com/system/files/49/original/wg.html"; // PDF への変換の実施 results = oWG.ConvertToPDF();
その他のサンプルは GitHub のページをご参照ください。
WebGrabber のリリース情報
WebGrabber 8.3.0 リリース (2023/1/30)
ActivePDF WebGrabber 8.3.0 では、セキュリティを強化するために Newtonsoft JSON がリリース 13.0.2 に更新されました。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
WebGrabber 8.2.0 リリース (2022/1/11)
ActivePDF WebGrabber 8.2.0 では、JQuery のバージョンが 3.5.1 に更新され、dSAFER の脆弱性を修正するために GhostScript のバージョンが 9.54 に更新されました。さらに、これまでに報告されていた問題の修正が含まれています。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
WebGrabber 8.1.3 リリース (2020/6/15)
ActivePDF WebGrabber 8.1.3 では、これまでに報告されていた問題の修正が含まれています。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
WebGrabber 8.1.2 リリース (2019/8/2)
ActivePDF WebGrabber 8.1.2 では、インストーラーが改善され、IE エンジンを使用する際のユーザー設定が容易になりました。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
WebGrabber 8.1.1 リリース (2019/4/22)
ActivePDF WebGrabber 8.1.1 では、これまでに報告されていた問題の修正が含まれています。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
WebGrabber 8.1.0 リリース (2018/12/20)
ActivePDF WebGrabber 8.1.0 では、Windows Server 2016 への対応に加え、Native Engine の変換精度が向上しています。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
WebGrabber 2016 R2.3 リリース (2018/8/29)
ActivePDF WebGrabber 2016 R2.3 では、これまでに報告されていた問題の修正が含まれています。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
WebGrabber 2016 R2.1 リリース (2018/4/2)
ActivePDF WebGrabber 2016 R2.1 には、重要なパッチが含まれています。WebGrabber 2016 R2.1 のリリースノートはこちらをご参照ください。
重 要 2018年 7月 18日より、WebGrabber の以前のバージョンでは、IE エンジンを使用した変換ができなくなります。このリリースでは、その問題の修正が含まれています。以前のバージョンで継続して IE エンジンを使用するには、パッチを適用する必要があります。パッチが必要な場合は、こちらよりお問い合わせください。
WebGrabber 2016 R2.0 リリース (2017/1/17)
ActivePDF WebGrabber 2016 R2.0 では、以下の新機能・機能強化が追加されています。WebGrabber 2016 R2.0 のリリースノートはこちらをご参照ください。
- WebGrabber Configuration Manager から設定が必要だった変換設定を API からも選択できるようになりました。PDFProfile プロパティを使用することで、カスタマイズした PDF プロファイルの選択が可能です。また、WebGrabberPfofile プロパティを使用することで、カスタマイズした WebGrabber プロファイルを選択できます。
- UseSecureConnection プロパティを使用することで、COM 環境でも HTTPS 通信を使用できるようになりました。
ノート: WebGrabber の .NET 接続では、デフォルトで WFC を使用します。 - (Native Engine のみ) 文字の幅をより正確に算出するために、float 型の計算を使用するようになりました。WebGrabber Configuration Manager で以前の方法に戻すこともできます。詳細は、WebGrabber Quick Start をご参照ください。
WebGrabber 2016 R1.1 リリース (2016/9/26)
ActivePDF WebGrabber 2016 R1.1 では、以下の新機能・機能強化が追加されています。WebGrabber 2016 R1.1 のリリースノートはこちらをご参照ください。
- SetPDFSecurityAES メソッドに 128-bit と 256-bit の AES 暗号化を設定できるパラメターを追加しました。この設定は、WebGrabber の Configuration Manager からも変更可能になっています。
- PDF 変換時に、デフォルトでページ オブジェクトとフォントを圧縮するようになり、ファイル サイズを縮小することができます。SetPDFCompression メソッドでこの機能を無効/有効にできます。また、WebGrabber の Configuration Manager からも変更可能になっています。
- TextWidthMetrics と WriteTextFormat プロパティのデフォルト値が "1" になり、デザイン マトリックスを使用して文字幅を設定できます。以前までは、デフォルト値は "-1" でした。
WebGrabber 2016 R1.0 リリース (2016/6/6)
ActivePDF WebGrabber 2016 では、以下の新機能・機能強化が追加されています。WebGrabber 2016 のリリースノートはこちらをご参照ください。
- ネイティブ エンジンの改善 : HTML から PDF への変換に使用するネイティブ エンジンが改善され、PDF 出力する PDF の品質が向上しました。
- しおりとリンクのサポート
- 選択した HTML のヘディングから、しおりを自動的に生成できるようになりました。
- HTML の "a" エレメントの href の属性からリンクを自動的に生成できるようになりました。
- 新しくなったコンフィギュレーション マネージャー : コンフィギュレーション マネージャーのレイアウトが更新され、設定画面がよりユーザー フレンドリーになりました。
- その他
- フォーム フィールドで使用するテキストのエンコードを FieldFont プロパティから選択できるようになりました。
- 出力する PDF の用紙サイズの高さと幅のスケールを SetScaleFactor メソッドから設定できるようになりました。
- 新しい二つの暗号プロトコルを SslProtocol プロパティから選択できるようになりました。また、WebGrabber はデフォルトで TLS 1.1 および TLS 1.2 をサポートします。
WebGrabber 2013 R2.3
ActivePDF WebGrabber 2013 R2.3 では、これまでに報告されていた問題の修正が含まれています。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
ActivePDF WebGrabber 2013 R2.2
ActivePDF WebGrabber 2013 R2.2 では、改行位置の改善、行の最後の空白スペースの改善、およびバグ修正が含まれています。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
ActivePDF WebGrabber 2013 R2.1
ActivePDF WebGrabber 2013 R2.1 では、ネイティブ エンジンで使用する SSL プロトコルを選択できるようになっています。詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
ActivePDF WebGrabber 2013 R2
ActivePDF WebGrabber 2013 R2 では、これまでに報告された問題の修正が含まれています。このリリースでの改善点の詳細は、製品のリリースノートをご参照ください。
ActivePDF WebGrabber 2013
ActivePDF WebGrabber 2013 では、以下の新機能・機能強化が追加されています。WebGrabber 2013 のリリースノートはこちらをご参照ください。
- 新しい API
- 新しいクラスや列挙型が含まれ、新しいコールは、より明確な名前となり、理解しやすくなっています。
- フォント サポートの強化
- WebFonts のサポートを追加しました。
- 変換エンジン オプション
- 変換速度や精度に合わせて、Native Engine または Internet Explorer (IE) Engine を選択できます。
- 新しい PDF 機能
- このリリースでは、AES 暗号化、電子署名、スタンプ、透かしの追加の機能が追加されています。
- ストリームライン アーキテクチャ
- WebGrabber の新しいアーキテクチャでは、必要なサービス数を減らし、内部コミュニケーションを簡素化しました。
- パフォーマンス向上
- アーキテクチャの再設計により、全体の能力効率が向上し、より良いパフォーマンスを生み出します。
- エラー処理の強化
- .NET の Results オブジェクトおよび COM の WebGrabberResult オブジェクトを通じてエラーが処理されます。
- トラブルシューティング ツールの強化
- ロギングと Support Tools の向上により、トラブルシューティングや問題解決に必要な詳細情報を取得しやすくなりました。
- ドキュメンテーション
- Google 風の検索結果などの新しい機能を含む HTML5 フォーマットになりました。
- ブラウザ ベースの UI
- Configuration Manager が一新されました。ロードタイムが向上し、複数のプロファイルの管理や設定がより簡単になりました。
- Microsoft Windows Server 2012 サポート
- WebGrabber 2013 では、Microsoft Windows Server 2012 をサポートしています。
一部エディションの販売終息について
製品の開発元の意向により、2012年 7月 31日をもちまして、ActivePDF WebGrabber WBE の販売は終息となりました。
販売終息製品 | 後継製品 |
---|---|
ActivePDF WebGrabber WBE | ActivePDF WebGrabber Enterprise |
開発元の定めるエンド オブ ライフ ポリシーにより、販売終息発表後、6ヶ月間 (2013/1/31 まで) は、製品のメンテナンス リリース、パッチ、バグ修正がリリースされた場合は、これまで通り無償で提供され、販売終息発表後 1 年間 (2013/7/31 まで) は、引き続き製品のテクニカル サポートが提供されます。 なお、これらのサービスをご利用いただくには、有効なサブスクリプションが必要となります。後継製品は、以下の通りです。
重 要 2018年 7月 18日より、WebGrabber 2016 R2.0 以前のバージョンでは、IE エンジンを使用した変換ができなくなります。これ以降は、WebGrabber 2016 R2.1 より新しいバージョンに移行するか、または、パッチを適用する必要があります。パッチが必要な場合は、こちらよりお問い合わせください。
HTML から PDF への動的な変換
どの HTML ソースからでも PDF へ変換できます。CGI スクリプト、ASP、JSP、プレーンな HTML ファイルなど、どのファイルでも ActivePDF WebGrabber で処理できます。WebGrabber では、URL、ディスクやメモリから HTML コンテンツを読み込んで動的な PDF 変換が可能です。また、基本認証や Windows NTLM 認証を使用して、セキュアなサイトへもアクセスできます。SSL のサポートも含まれているので、大切なデータへのアクセスも可能です。
二つの変換エンジン
ActivePDF WebGrabber は、Native (Webkit) エンジンおよび Internet Explorer エンジンを提供する唯一のサーバーベースの HTML・PDF コンバーターです。使用するエンジンは、システム毎、または印刷ジョブ毎に設定可能で、変換速度や精度により切り替えることができます。
素早いドキュメント プロセシング
ActivePDF WebGrabber は、より早く安定した PDF 変換を提供します。WebGrabber の PDF プロセシング エンジンは、中間の PostScript ファイルの生成処理を行わずに、HTML ファイルを直接 PDF に変換することで変換処理を合理化しました。
Web スタンダードに対応
ActivePDF WebGrabber は、HTML3.2、HTML 4.0、HTML 5、CSS、Java アプレット、フラッシュ イメージ、activeX コントロールに対応したサーバー サイドの PDF 生成ツールです。SSL サポートで機密データを変換することで、セキュアなサイトへも安全にアクセスできます。プロキシサーバーもサポートされているので、ファイア ウォールがあってもデータにアクセスできます。
PDF レイヤーのコントロール
ページ サイズとページ向きの設定が強化されました。また、出力する PDF のヘッダ、フッタをよりコントロールできるようになり、ウェブベース ドキュメントを PDF に同じ様に出力できます。変換の対象が組み込み HTML や URL 全体でも、既存のウェブ アプリケーションからプロフェッショナルなドキュメントを生成することが出来ます。
簡単なインプリメンテーション
ActivePDF WebGrabber は、.NET ネイティブ、COM API を使用しているため、1 つのメソッド コールで既存のアプリケーションに統合することが可能です。数行のコードで、オプションのポスト データやクエリ ストリングと共に URL を指定するだけで、WebGrabber は、HTML からの入力データを PDF に変換します。ウェブ ブラウザで表示されている内容であれば PDF に変換可能です。
マルチメディア PDF ドキュメントの作成
PDF ファイルへ Flash 動画を直接埋め込むことにより、リッチでインタラクティブなコンテンツを配信することができます。一つのウェブページを変換する場合も、HTML ファイル レポジトリを変換する場合も、簡単に Flash ファイルを追加することができます。
製品機能
.NET のネイティブ サポート | |
VB / ASP / COM のサポート | |
Windows Server 2008 / 2012 のサポート | |
ネイティブ 64bit サポート |
HTML 3.2 / 4.0 / 5 のサポート | |
CSS のフルサポート | |
ローカル HTML レンダリング | |
リモート HTML レンダリング | |
HTML ストリームの変換 | |
RAW HTML を PDF へ変換 | |
ColdFusion, ASP, CGI および JSP HTML の変換 | |
クッキー処理の指定 | |
アクセス認証のサポート | |
Flash 画像のサポート |
PDF バージョン 1.3、1.4、1.5、1.6、1.7 のサポート | |
出力する PDF の暗号化とパスワードの追加 | |
ヘッダ/フッタ、ページ番号の追加 | |
インテリジェント PDF のサポート | |
既存の PDF への新規ページの追加 | |
出力する PDF のリニアライズ (Web 表示用に最適化) | |
ページの向きとページサイズの指定 | |
PDF 文書情報の指定 | |
PDF の表示モードの指定 | |
白黒出力のサポート |
一体となった管理コンソール | |
Email および FTP への出力設定 | |
マルチスレッドでの PDF 生成 |
重 要 2018年 7月 18日より、WebGrabber 2016 R2.0 以前のバージョンでは、IE エンジンを使用した変換ができなくなります。これ以降は、WebGrabber 2016 R2.1 より新しいバージョンに移行するか、または、パッチを適用する必要があります。パッチが必要な場合は、こちらよりお問い合わせください。
ActivePDF WebGrabber 8.2.0 のシステム要件
最新版のシステム要件は、製品のリリースノートでご確認ください。
オペレーティング システム
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019 (WebGrabber 8.1.1 以降)
Windows Server 2012 以降の OS へインストールする際の注意事項。
最小ハードウェア要件
- 350 MB 以上の RAM
- 175 MB 以上のハードディスクの空き容量 (アプリケーション用)
その他
- WebGrabber の .NET コンポーネントを利用する場合は Microsoft .NET Framework が必要です。API には .NET 4.6.2 が必要です。製品のインストール時に .NET Framework インストールされていない場合、インストールされます。
- WebGrabber 2016 R2.3 以降のバージョンで、Internet Explorer Engine を使用する場合、Internet Explorer 11 以上のバージョンを使用することを推奨します。また、Windows Server 2012 以上の環境で、Internet Explorer エンジンを使用する場合、こちらの注意事項をご参照ください。
- ActivePDF WebGrabber のリモート デスクトップ サービス (RDS)、ターミナル サービス、および Citrix 環境での使用は、サポートされていません。
ライセンス、価格、お見積りなど、本製品に関するご質問、ご不明な点はエクセルソフトまでお気軽にお問い合わせください。
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