インテル® マス・カーネル・ライブラリー 11.2 ユーザーズガイド
INCLUDE、MKLROOT、LD_LIBRARY_PATH、MANPATH、LIBRARY_PATH、CPATH、および NLSPATH 環境変数を自動的に設定するには、シェル・プロファイルに mklvars*.*sh を追加します。ログインするたびにスクリプトが自動的に実行され、適切なインテル® MKL ディレクトリーのパスが設定されます。 この処理を行うには、ローカル・ユーザー・アカウントで以下のファイルを編集し、変数をエクスポートする直前のパスの設定セクションに適切なスクリプトを追加します。
シェル |
ファイル |
コマンド |
---|---|---|
bash |
~/.bash_profile、 |
# bash の MKL 環境を設定します。 .
<absolute_path_to_installed_MKL>/bin
|
sh |
~/.profile |
# sh の MKL 環境を設定します。 .
<absolute_path_to_installed_MKL>/bin
|
csh |
~/.login |
# sh の MKL 環境を設定します。 .
<absolute_path_to_installed_MKL>/bin
|
上記のコマンドの <arch> は、ia32、 intel64 に置き換えてください。
スーパーユーザー権限がある場合、同じコマンドを/etc/profile (bash および sh の場合) または /etc/csh.login (csh の場合) のシステムファイルに追加します。
インテル® MKL をアンインストールする前に、スクリプトの実行を追加したすべてのプロファイル・ファイルから上記のコマンドを削除してください。コマンドを削除しない場合、ログイン時に問題が発生することがあります。