インテル® マス・カーネル・ライブラリー 11.2 ユーザーズガイド
インテル® MKL の verbose モードでは、verbose 対応関数への最初の呼び出しでバージョン情報行が出力されます。この行は、MKL_VERBOSE という文字列で始まり、スペースが区切り文字となります。 この行のその他の形式は、将来のリリースで変更される可能性があります。
次の表は、バージョン情報行に含まれる情報と、関連情報へのリンクを示します。
情報 |
説明 |
関連リンク |
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インテル® MKL バージョン |
この情報は、行の残りの情報とはカンマで区切られます。 |
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オペレーティング・システム |
値は以下のいずれかになります。
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ホスト CPU の周波数 |
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アプリケーションで使用されるインテル® MKL のインターフェイス・レイヤー |
値は以下のいずれかになります。
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アプリケーションで使用されるインテル® MKL のスレッドレイヤー |
値は以下のいずれかになります。 intel_thread,、gnu_thread、pgi_thread、または sequential。 |
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検出されたインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーの数 |
コプロセッサーが検出されなかった場合は何も出力されません。 出力される値には、プリフィクス NMICDev: が付いています。 自動オフロード機能はスレッド化されたインテル® MKL でのみ利用可能なため、インテル® MKL は、シーケンシャル・モードの場合を除いてコプロセッサーの検出を試みます。 |
以下は、バージョン情報行の出力例です。
MKL_VERBOSE Intel® MKL 11.2 Beta build 20131126 for Intel® 64 architecture Intel® Advanced Vector Extensions (Intel® AVX) Enabled Processor, Lnx 3.10GHz lp64 intel_thread NMICDev:2