インテル® DAAL プログラミング・ガイド

使用モデル: 訓練と予測

回帰メソッドの一般的なワークフローには訓練と予測が含まれます。

アルゴリズム固有のパラメーター

各段階で回帰アルゴリズムにより使用されるパラメーターはアルゴリズムに依存します。パラメーターのリストは、各回帰アルゴリズムの説明を参照してください。

訓練段階


Regression Prediction Workflow Step 1

訓練段階での回帰アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

訓練データセットを含む n x p 数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

dependentVariables

応答 (k 従属変数) を含む n x k 数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

訓練段階で、回帰アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

model

訓練されている回帰モデルのポインター。結果は Model クラスのオブジェクトです。

予測段階


Regression Prediction Workflow Step 2

予測6階での回帰アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

作業データセットを含む n x p 数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

model

訓練された回帰モデルのポインター。入力は Model クラスのオブジェクトです。

予測段階で、回帰アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

prediction

応答 (k 従属変数) を含む n x k 数値テーブルのポインター。デフォルトでは、このテーブルは HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrixPackedTriangularMatrix、および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。