インテル® DAAL プログラミング・ガイド

オンライン処理

オンライン処理モードの線形回帰は、訓練段階でのみ使用できます。

この計算モードは、データがブロック i = 1, 2, 3, … nblocks で到着すると仮定します。

訓練

オンライン処理モードの線形回帰は、「使用モデル: 訓練と予測」で説明されている一般的なワークフローに従います。

オンライン処理モードの線形回帰の入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

現在のデータブロックを表す ni x p 数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

dependentVariables

現在のデータブロックに関連付けられた応答を含む ni x k 数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

オンライン処理モードの線形回帰のアルゴリズム固有のパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

線形回帰訓練に利用可能なメソッド。

  • defaultDense - 正規方程式メソッド
  • qrDense - QR 分解に基づくメソッド

interceptFlag

true

β0j を計算する必要があることを示すフラグ。

出力の説明は、「使用モデル: 訓練と予測」を参照してください。

サンプル

インテル® DAAL ディレクトリーの次のサンプルを参照してください。

C++:

Java*: