スマート・コネクテッド・デバイスは、近年ますます複雑さを増し、あらゆるところに存在します。2020 年には、コネクテッド・デバイスは 50 億個に達すると予測されています。インテル® System Studio は、次のようなツールを必要とするシステムと IoT 開発者に最適です。
インテル® System Studio はこれらの要求にすべて答え、インテル® アーキテクチャー・ベースのプラットフォーム上で製品を提供するシステムや IoT 開発者を支援します。この総合的なスイート製品は、電力効率の良くハイパフォーマンスなスマートで広範囲のシステムと組込みプラットフォーム、モバイルデバイスに渡るコネクテッド・デバイスの素早い展開を支援する高度なツールとテクノロジーを含んでいます。
詳細・新機能 技術情報Windows*、Linux* 向けにはお客様の用途に応じて、3 種類のエディションが提供されています。
開発ターゲット OS 別に、Windows*、Linux* (+ Android*)、FreeBSD* 向け製品が提供されています。
製品 | エディション | ターゲット OS | ライセンス |
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インテル® System Studio | Composer Edition | Windows | 特 / フ |
Linux | 特 / フ | ||
Professional Edition | Windows | 特 / フ | |
Linux | 特 / フ | ||
Ultimate Edition | Windows | 特 / フ | |
Linux | 特 / フ | ||
- | FreeBSD | 特 / フ |
主に以下の変更・機能が追加されました。
詳細および各コンポーネントの新機能は、 リリースノートおよび インテル社公開の情報を参照ください。
インテル® System Studio |
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Composer Edition | Professional Edition | Ultimate Edition | for FreeBSD | |||||||
for Linux ※1 | for Windows | for Linux ※1 | for Windows | for Linux ※1 | for Windows | |||||
Linux* ターゲット | Android* ターゲット | Linux* ターゲット | Android* ターゲット | Linux* ターゲット | Android* ターゲット | |||||
ホスト OS | Windows*、Linux* | Windows* | Windows*、Linux* | Windows* | Windows*、Linux* | Windows* | Windows*、Linux*、OS X* (ターゲット OS FreeBSD*) | |||
対応する統合開発環境 (IDE) | Eclipse*, Wind River* Workbench* | Eclipse* | Visual Studio* | Eclipse*, Wind River* Workbench* | Eclipse* | Visual Studio* | Eclipse*, Wind River* Workbench* | Eclipse* | Visual Studio* | |
インテル® C++ コンパイラー | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® MKL 数値演算ライブラリー |
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インテル® IPP 画像処理ライブラリー |
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インテル® TBB マルチスレッド・ライブラリー |
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インテル® DAAL データ解析ライブラリー |
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インテル拡張 GDB アプリケーション・ デバッガー | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
インテル® Debugger for Heterogeneous Compute | ■ | ■ | ■ | |||||||
インテル® VTune™ プロファイラー for Systems パフォーマンス分析ツール |
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インテル® Energy Profier 電力プロファイラー |
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インテル® Graphics Performance Analyzer 解析、最適化、デバッグツール |
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インテル® Inspector for Systems エラー検出ツール |
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インテル® System Debugger (JTAG) ※2 | ■ | ■ | ■ | |||||||
インテル® Debugger Extensions for WinDbg | ■ | |||||||||
インテル® Advisor 並列化アドバイスツール ※3 |
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※1 | for Linux 製品 1 つに、Linux* と Android* 向け機能を両方同梱します。 |
※2 | インテル® ITP-XDP3 プローブ、OpenOCD*、Macraigor* usb2demon*、EDKII* for UEFI* を介して |
※3 | インテル® System Studio のバージョン 2019 より追加 |
開発者がシステム、IoT デバイス・アプリケーションの開発期間を短縮できるように支援します。
最新のインテル
® プラットフォームで電力効率およびパフォーマンスを向上する、強力なコンパイラーとライブラリーが含まれます。
インテル® C++ コンパイラーを導入して、システムおよび IoT デバイス・アプリケーションの処理速度をブーストしましょう。現代のプロセッサーの増加するコア数を活用するため、簡単にコードをビルドするだけで業界をリードするパフォーマンスを提供します。これは C/C++ 開発の追加機能に加え、現在および以前の C/C++ 標準を幅広くサポートします。
詳細情報については、以下を参照ください。
インテル® マス・カーネル・ライブラリー (インテル® MKL) には、アプリケーションのパフォーマンスを向上して開発時間を短縮するさまざまなルーチンが含まれています。最新のプロセッサーは、コア数が増加し、ベクトルユニットがより広くなり、改良されたアーキテクチャーを採用しています。
すべての処理能力を活用する最も簡単な方法は、この高度に最適化された数学ライブラリーを使用することです。インテル® MKL には、線形代数、高速フーリエ変換、ニューラル・ネットワーク、ベクトル演算、統計関数が含まれています。
インテル® IPP は、インテル® プロセッサー・ファミリーの能力を引き出すようにチューニングされ、最適化された低レベル API を提供します。これらの最適化は、多くの計算ドメイン (特に信号処理、画像処理、データ処理) のニーズに対応します。クロス OS のサポートおよび最良の最適化パスを選択する内部ディスパッチャーにより、開発者は、複数の世代のプロセッサーで機能する移植性に優れたコードを素早く作成することができます。
インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® TBB) は、ループやタスクベースのアプリケーションを記述する開発者が、並列パフォーマンスとスケーラビリティーを簡単に利用できるようにします。コア数の増加に伴ってパフォーマンスがスケーリングする、プラットフォームの詳細やスレッド化のメカニズムが抽象化された強固なアプリケーションを開発することができます。
インテル® TBB は線形スケーリングを実現しており、クロスプラットフォーム並列アプリケーションの実装を検討している開発者の最良の選択肢です。マルチコアおよびメニーコア・ハードウェアの電力とパフォーマンスを効率的に使用する最適なスレッド・スケジュールとワーク分割を自動的に決定します。
インテル ® Data Analytics Acceleration Library (インテル ® DAAL) は、高度に最適化されたマシンラーニングと高速なビッグデータ解析を実現します。
この包括的なライブラリーは、データ解析処理のすべての段階 (前処理、変換、解析、モデリング、意思決定) を高速化し、エッジからクラウドまで、オフライン、ストリーミング、分散型使用モデルをサポートします。
インテル ® DAAL は、スレッド化とベクトル化を最大限に活用し、最高のパフォーマンスを引き出せるようにデータの取り込みとアルゴリズムの計算を最適化します。
アルゴリズムの透明性を示しコミュニティーに貢献するためオープンソース・バージョンも提供されています。
インテルにより拡張された Linux*、Android* 向け GDB アプリケーション・デバッガーです。インテル® グラフィックス・テクノロジーへのオフロードコードのデバッガーが可能です。
IoT デバイスやインテリジェンス・システム向けアプリケーションの開発・デバッグのためのクロスビルド要件を満たすように拡張されています。
インテル® Cilk™ の並列言語拡張を用いたインテル® HD グラフィックスへオフロードするコードに対して、ソースレベルのデバッグを可能とします。
デバッグはホストシステム上で実行され、デバッグ・エージェント (gdbserver-igfx) はターゲットシステム上で実行されます。
複雑なソフトウェアの問題を迅速に特定して修正し、開発期間を短縮する目的に向いています。
最新のインテル
® プラットフォームで、電力効率、パフォーマンスに優れた、より信頼性の高いシステム、IoT デバイスおよびアプリケーションを作成します。
Composer Edition の機能に加えて、電力プロファイラー、CPU/GPU パフォーマンス・アナライザー、OpenGL* ES および DirectX* グラフィックス・パフォーマンス・アナライザー、スレッドおよびメモリーリーク解析機能が含まれます。
平均消費電力を測定したり、外部ハードウェアを必要とするほかのツールとは異なり、インテル® Energy Profiler は電力を浪費するウェイクアップの原因を特定します。IoT、モバイル、および Linux* が動作する IoT デバイスとバッテリー寿命を延長し、ファンレスシステムの温度管理を最適化します。
インテル® VTune™ プロファイラー for Systems のユーザー・インターフェイスで収集した電力プロファイル・データを読み込んで解析します。
Android* を実行するインテル® Core™ プロセッサーとインテル® HD グラフィックスを搭載するタブレット (これらに限定されません) を含むゲーム・プラットフォームの潜在的なパフォーマンスを最大限に活用することを可能にする強力で機敏なツールスイートです。
システムレベルと個々のフレームのパフォーマンスの問題を理解することが可能なだけでなく、最適化による潜在的なパフォーマンスの向上を推測するために何かを試すことができるように、アプリケーションのパフォーマンス・データを可視化します。
以下ツールを同梱します。
C、C++、Fortran アプリケーションのメモリーリーク、異常、デッドロック、データ競合などを特定してデバッグできます。
特別なコンパイラーや再コンパイルは必要ありません。通常のビルドを利用できます。ヒープ拡張解析とデバッガー・ブレークポイントは、発見が困難な問題の診断を単純化し、修正コストが少なくて済む開発サイクルの早期に発見できるようにします。エラーが発生する状況にならなかった場合でも、実行されたコードパスの潜在的なエラーや、断続的および非決定的なエラーを発見します。
より強固なシステム、IoT デバイスおよびアプリケーション開発に最適です。
システムワイドのデバッグとトレースが可能で、複雑なシステムの問題を迅速に切り分けて修正を行うためのツールが含まれます。
Professional Edition の機能に加えて、JTAG および Microsoft® WinDbg 用トレースプラグインで簡単にプラットフォームを起動し Windows* ドライバーを検証可能とする機能が含まれます。クラス最良の SoC ワイドのイベントトレースでシステムの起動を高速化します。
インテル® アーキテクチャー・ベースのシステム・ソフトウェアと IoT アプリケーションの詳細なデバッグとトレースをサポートする、JTAG ベースのデバッグ・ソリューションです。
インテル® アーキテクチャー・ベースのプラットフォーム、例えば UEFI/ファームウェア、システム・オン・チップ周辺レジスター、OS カーネル、そして OS に完全に対応するドライバーなどのデバッグとトレースが可能になります。
ソフトウェアとファームウェア、ハードウェアのコンポーネント間におけるログを、タイムスタンプと相関トレース情報とともに収集し、視覚的に確認することができます。ソフトウェアとハードウェア間の複雑な相互作用を分析し、より信頼性の高いアプリケーションの開発を支援します。
インテル® System Studio for FreeBSD は、FreeBSD* ホストシステム上で 64-bit システムおよびアプリケーションを最適化、チューニングするための IoT 開発向けのツールを提供します。
インテル® System Studio Ultimate Edition に同梱されるインテル® System Debugger は、カーネルのデバッグや低レベルのドライバー開発に活用できます。
フラットーク株式会社では、インテル® System Studio Ultimate Edition と、ホスト PC と USB 接続で利用できる JTAG エミュレーター「インテル® ITP-XDP3BR」 をセットで取り扱っています。
インテル® プロセッサーが搭載された PC や開発ボードを用いた技術研究や製品開発を行われる方向けに、サポート・コンサルティング・サービスをご提案できます。インテルから提供されている技術情報をもとに、CPU、PCH、LAN コントローラーなど、インテル製ハードウェアの技術情報に関わるご質問、ご相談に専門家が対応いたします。
サポート内容:
本サービスの提供形態は、メールまたは電話ベースです。契約の期間と形態は、ご要望に応じて柔軟に設定できます。詳細に関しては下記のボタンよりお問い合わせください。
CPU プロセッサー |
以下のインテル® 64 アーキテクチャーに基づくシステムは、ホスト・プラットフォームとターゲット・プラットフォームの両方でサポートされています。
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アクセラレーター |
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ディスク容量 |
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メモリ |
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以下にリストされているオペレーティングシステムは、インテル® 64 アーキテクチャーでサポートされています。各ツールは、追加のオペレーティング・システムとアーキテクチャー構成をサポートする場合があります。詳細については、各ツールのリリースノートを参照してください。
GPU や FPGA などのアクセラレーターにオフロードするアプリケーションを開発するには、サポートされているオペレーティング・システムに特定のバージョンの GPU ドライバーが必要です。最新情報については、インテル® oneAPI ツールキット・インストール・ガイド (英語) の「インテル® GPU ドライバーのインストール」セクションをご覧ください。
GNU* Bash は、ローカルでのインストールおよびツールキットを使用するための環境の構成に必要です。
CPU ホスト/ターゲットのサポート
Linux* ディストリビューション | サポートされるコンポーネント |
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Red Hat Enterprise Linux* 7.x | インテル® VTune™ プロファイラー、インテル® Advisor、インテル® oneTBB |
Red Hat Enterprise Linux* 8.x | すべてのコンポーネント |
SUSE Linux Enterprise Server* 15 SP1、SP2 | インテル® oneVPL を除くすべてのコンポーネント |
SUSE Linux Enterprise Server* 12 | インテル® oneVPL、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーを除くすべてのコンポーネント |
Ubuntu* 18.04 LTS | すべてのコンポーネント |
Ubuntu* 20.04 LTS | すべてのコンポーネント |
CentOS* 7 | インテル® oneCCL、インテル® oneDNN、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーを除くすべてのコンポーネント |
CentOS* 8 | すべてのコンポーネント |
Fedora* 31 | FPGA を除くすべてのコンポーネント |
Debian* 9、10 | インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー、FPGA を除くすべてのコンポーネント |
Clear Linux* | インテル® oneTBB のみ |
GPU アクセラレーター
Linux* ディストリビューション | サポートされるコンポーネント | 追加のソフトウェア要件 |
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Red Hat Enterprise Linux* 8.1、8.2 | インテル® oneVPL、インテル® IPP を除くすべてのコンポーネント | カーネル 4.11 またはそれ以降 |
CentOS 8 | インテル® oneVPL、インテル® IPP を除くすべてのコンポーネント | カーネル 4.11 またはそれ以降 |
Ubuntu 18.04 LTS | インテル® oneVPL、インテル® IPP を除くすべてのコンポーネント | カーネル 4.11 またはそれ以降 |
Ubuntu 20.04 LTS | インテル® oneVPL、インテル® IPP を除くすべてのコンポーネント | カーネル 4.11 またはそれ以降 |
SUSE Linux Enterprize Server* 15 SP1、SP2 | インテル® oneVPL、インテル® IPP を除くすべてのコンポーネント | カーネル 4.11 またはそれ以降 |
CPU のサポート
OS | サポートされるコンポーネント |
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Windows* 10 | インテル® oneCCL を除くすべてのコンポーネント |
Windows Server 2016* | すべてのコンポーネント |
Windows Server 2019* | すべてのコンポーネント |
GPU アクセラレーター
OS | サポートされるコンポーネント |
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Windows* 10 | インテル® oneCCL、インテル® oneVPL、インテル® IPP を除くすべてのコンポーネント |
CPU のみ | サポートされるコンポーネント |
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macOS* 10.15 |
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バージョン 2021 より、インテル® Parallel Studio XE、インテル® System Studio が「インテル® oneAPI」に名称統一され、ベース・ツールキット、ベース & HPC ツールキット、ベース & IoT ツールキット、ベース & レンダリング・ツールキットの 4 つのツールキットとなりました。
新旧名称の対比については、 こちらを参照ください。
2020年 12月 8日、インテル® oneAPI 2021 の販売を開始しました。過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、インテル® oneAPI ツールキット製品を無料でダウンロードしてご利用いただけます。
インテル® oneAPI ツールキット製品には、最新インテル® コンパイラー 21.1 の英語版が含まれています。インテル® コンパイラーの日本語版は同梱されていません。日本語版をご利用いただく場合、インテル® Parallel Studio XE 製品を引き続きご使用ください。
また、インテル® oneAPI 2021 をご利用、ご評価いただき、新機能などの新バージョンに関するご意見をお聞かせいただいた方の中から抽選で 30 名様にプレゼントが当たるキャンペーンを実施中です。この機会に、ぜひ最新バージョンをお試しください。
キャンペーンの応募条件に関する詳細につきましては、こちらのキャンペーン専用ページをご参照ください。
これらのライブラリーは、oneAPI イニシアチブと連携して、コミュニティーによる仕様策定や定義が進められている oneAPI ライブラリー仕様の一部であるためです。
次世代のインテル® コンパイラー・テクノロジーは LLVM ベースで、データ並列 C++ または OpenMP* オフロードでアクセラレーター・テクノロジーをターゲットにすることができます。
インテル® Fortranコンパイラー・クラシックおよびインテル® C++ コンパイラー・クラシックは、インテル® Parallel Studio XE およびインテル® System Studio (C++ のみ) の一部として提供されているコンパイラーで、CPU に特化した開発を行うユーザー向けに引き続きサポートされます。
ベータ版インテル® Fortran コンパイラーは CPU をターゲットとする開発とインテルの GPU への OpenMP* オフロードをサポートし、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーはインテルの CPU、GPU、FPGA をターゲットとする開発をサポートします。
いいえ。サポートされている言語ごとに (C++、Fortran、または C++ と Fortran のバリエーション) 製品が販売されていたのはインテル® Parallel Studio XE までです。インテル® oneAPI ベース & HPC ツールキットでは、サポートされているすべての言語が製品に含まれています。
いいえ。インテル® oneAPI ベース・ツールキット、インテル® oneAPI ベース & HPC ツールキット、インテル® oneAPI ベース & IoT ツールキット、インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットの商用製品では、各ツールキットはサポートしているすべての OS に対応しており、OS による製品のバリエーションはありません。ホストおよびターゲット・プラットフォーム向けにサポートされているすべての OS にアクセスできます。OS サポートについては、各ツールキットのシステム要件を参照してください。すべてのコンポーネントがすべての OS でサポートされているわけではないことに注意してください。
インテル®oneAPI ベース & HPC ツールキット、およびインテル®oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットでは、ターゲット・プラットフォームのメモリーシステムの種類により、シングルノードとマルチノードの 2 つの製品が提供されます。
インテル® Parallel Studio XE とインテル® oneAPI ツールキットの対応については、新旧製品名一覧を参照してください。
いいえ。これらの「アドオン」ツールキットは、インテルの最新プラットフォームを対象とする開発ニーズを満たす完全なツールスイートの一部として、インテル® oneAPI ベース・ツールキットとともに使用するものです。スタンドアロンでは購入できません。
データ並列 C++ は C++ ベースで Khronos の SYCL* を統合しており、データ並列処理とヘテロジニアス・プログラミングをサポートします。言語拡張は、データ並列プログラミングを簡素化する拡張とともに、コミュニティー・プロジェクトを通じて推進されます。これらの拡張は、短期的には SYCL* 仕様の将来のバージョンに、長期的には ISO C++ 標準規格に含めることが提案されています。
データ並列 C++ は、CPU とアクセラレーターに並列プログラミングの生産性とパフォーマンスを提供する oneAPI の主要言語です。DPC++ の目標は、プログラミングを簡素化し、さまざまなハードウェア・ターゲットでコードを再利用できるようにしつつ、特定のアクセラレーター向けのチューニングも可能にすることです。データ並列 C++ は C++ ベースで Khronos SYCL* を統合しており、データ並列処理とヘテロジニアス・プログラミングをサポートします。言語拡張は、データ並列プログラミングを簡素化する拡張とともに、コミュニティー・プロジェクトを通じて推進されます。これらの拡張は、短期的には SYCL* 仕様の将来のバージョンに、長期的には ISO C++ 標準規格に含めることが提案されています。
oneAPI DPC++ コンパイラーを含む、多くのライブラリーとコンポーネントはすでにオープンソースであるか、間もなくオープンソースになる可能性があります。オープンソースの要素は、oneapi.com (英語) で確認できます。
oneAPI の言語、DPC++、およびライブラリーの仕様は、ほかのハードウェア・ベンダーが使用できるように公開されており、インテルでは各社に oneAPI の採用を推奨しています。独自の oneAPI 実装を作成して特定のハードウェア向けに最適化するかどうかは、各ベンダーや業界関係者次第です。例えば、Codeplay* は、NVIDIA* GPU 向けのハイパフォーマンス・コードを生成するため、オープンソースの DPC++ コンパイラーに NVIDIA* コンパイラー・バックエンドを提供しています。
oneAPI 仕様は、複数のベンダーの幅広い CPU とアクセラレーターをサポートするように設計されています。ベータ版インテル® oneAPI リファレンス実装は、現在、インテル® CPU (インテル® Xeon® プロセッサー、インテル® Core™ プロセッサー、Intel Atom® プロセッサー)、インテル® Arria® FPGA、インテル® Stratix® 10 FPGA、および将来のインテル製ディスクリート・データセンター GPU 向けプロキシー開発プラットフォームとして第 9 世代および第 11 世代インテル® プロセッサー・グラフィックスをサポートしています。今後も、その他のインテルのアクセラレーター・アーキテクチャーが追加される予定です。
いいえ。直接実行することはできませんが、1 つのハードウェア・アーキテクチャーに「固定」されていると感じ、ハードウェアをより自由に選択できる言語にコードを移行したいと考えている CUDA* 開発者を支援するため、インテル® DPC++ 互換性ツールを提供しています。
oneAPI は、インテルのハードウェアだけでなく、さまざまな種類のプロセッサーとアクセラレーターの開発を簡素化するように構築されています。ダイレクト・プログラミング・コンポーネントと API ベースのプログラミング・コンポーネントの両方を含む標準およびオープン仕様に基づいており、広範なエコシステムの採用およびイノベーションを可能にします。
インテルは、コラボレーションを促進し、新しい機能と拡張機能を構築するため、DPC++ (oneAPI で使用されるダイレクト・プログラミング言語) のオープン・コミュニティー・プロジェクトを立ち上げました。イニシアチブに参加している企業は、オープン仕様を使用して、oneAPI ベースの独自の実装を構築できます。
oneAPI には、Khronos Group の SYCL* 仕様を統合した C++ ベースのデータ並列 C++ (DPC++) と呼ばれる、ダイレクト・プログラミング向けの統一された言語が含まれています。また、サポートされるすべてのプラットフォームで、並列処理を実装して高水準言語のネイティブ・パフォーマンスを実現する各種パフォーマンス・ライブラリーを含む API ベースのプログラミングも含まれています。
いいえ。oneAPI は、C、C++、Fortran、Python*、MPI、OpenMP* などの既存の言語やプログラミング・モデルと共存できます。アプリケーションが CUDA* で記述されている場合は、一部のコードの書き直しが必要になることがあります。CUDA* から oneAPI への移行を支援するため、CUDA* 開発者向けにインテル® DPC++ 互換性ツールを提供しています。移行できなかったコードは、ツールの実行後に手動で編集する必要があります。
データセントリックな分野の特殊なワークロードには、強力な CPU から専用の AI シリコンまで、多様なコンピューティング・エンジンが必要となります。現在、データセントリックなハードウェアでは、異なる言語、ライブラリー、ソフトウェア・ツールを使用してプログラムされた個別のコードベースを維持しなければならないのが一般的です。これは複雑で、開発者は多くの時間を費やす必要があり、アクセラレーションとイノベーションの妨げとなります。インテルとそのエコシステムは、oneAPI を利用して、クライアントからデータセンター、エッジ、5G 通信など、さまざまな処理エンジンをサポートする統一されたソフトウェア・アーキテクチャーを構築しています。
最新のマルチコア・プラットフォーム向けに最適化を行うことが、インテル® プロセッサーの性能を最大限に引き出すための最良の方法です。インテル® ソフトウェア開発ツールと最新のプログラミング・モデルを採用することにより、プログラミングの投資を無駄にすることなく、新しいプロセッサー・テクノロジーを導入することができます。C/C++ プログラマーは、インテル® oneAPI ツールキットに含まれているインテル® スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® TBB) から始めると良いでしょう。インテル® TBB は、並列処理を活用するタスクベースの抽象化を、移植性とスケーラビリティーに優れ、安定性を備えた、将来にも対応できるタスク/データ並列モデルのセットとともに提供します。これらのモデルは既存のアプリケーションに簡単に統合でき、ソフトウェアおよびハードウェアの投資を保護します。
Fortran プログラマーおよび多くの C プログラマーは、OpenMP* に注目すべきです。
インテル® oneAPI ツールキット製品の 30 日間の評価版をダウンロードできます。評価ライセンスをリクエストした後、評価版ダウンロード専用フォームから発行される 13 桁のシリアル番号を添えて弊社までお問い合わせいただいた場合、評価期間中に無料のサポートを受けることができます。
インテル® oneAPI の評価版は、 こちらからダウンロードできます。
インテル® oneAPI ツールキットにおける macOS の対応状況について以下に記載します。
最新の情報については、リリースノート、および
Compatibility of Intel® Compiler for macOS* and Xcode* (インテル社、英語) も参照ください。
Xcode*11,x,12.4
(C++ コンパイラーのみ) |
バージョン 2020 update1 までの時点ではサポートされていません。 旧バージョンの Xcode* は、Apple 社 Web ページ (Downloads for Apple Developers) よりダウンロードすることができます。 ※ この Web ページへのアクセスには、Apple ID が必要になります。 |
Xcode*11.x、12.2 (C++ コンパイラーのみ) |
バージョン 2021.1 Initial Release で統合されました。 |
購入時の製品シリアル番号を用いてインテル® レジストレーション・センターで製品の登録を行い、ライセンス・ファイル (拡張子が .lic のファイル) を取得します。その後、取得したライセンス・ファイルを所定のディレクトリーに配置すれば製品版として使用することができます。
具体的な手順、ライセンスファイルの配置場所は 製品登録 & ダウンロードページのシリアル番号の登録方法を参照ください。
インテル® レジストレーション・センターで操作します。
操作手順やよくあるご質問、トラブルシューティングは、インテル
® レジストレーション・センター操作マニュアルを参照ください。
インテル® レジストレーション・センターで操作します。
操作手順やよくあるご質問、トラブルシューティングは、インテル
® レジストレーション・センター操作マニュアルを参照ください。