インテル® DAAL プログラミング・ガイド

バッチ処理

アルゴリズムの入力

四分位数アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

入力データセットを含む n x p 数値テーブルのポインター。このテーブルは、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

アルゴリズムのパラメーター

四分位数アルゴリズムのパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

パフォーマンス指向の計算メソッド。アルゴリズムでサポートされている唯一のメソッドです。

quantileOrders

0.5

四分位数の順序を含む 1 x m 数値テーブル。

アルゴリズムの出力

四分位数アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

quantiles

四分位数を含む p x m 数値テーブルのポインター。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrixPackedTriangularMatrix、および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

サンプル

インテル® DAAL ディレクトリーの次のサンプルを参照してください。

C++: ./examples/cpp/source/quantiles/quantiles_batch.cpp

Java*: ./examples/java/source/com/intel/daal/examples/quantiles/QuantilesBatch.java