インテル® DAAL プログラミング・ガイド

アルゴリズムのパラメーター

インテル® DAAL のほとんどのアルゴリズムには、アルゴリズム固有のパラメーターのセットがあります。ほとんどのパラメーターはオプションで、デフォルト値が設定されるため、多くの場合、パラメーターの変更を省略することができます。アルゴリズム初期化中にコンストラクターを使用して、アルゴリズムに必要なパラメーターを提供してください。パラメーターを変更する必要がある場合、アルゴリズムのパブリックフィールド parameter にアクセスして変更します。一部のアルゴリズムには、アルゴリズムの計算に必要な特定のパラメーターを設定または事前に計算する初期化プロシージャーがあります。デフォルトの実装が要件を満たさない場合は、InitializationProcedureIface インターフェイス・クラスを使用して独自の初期化プロシージャーを実装できます。

各アルゴリズムには、浮動小数点の型、計算メソッド、分散処理モードの計算ステップのような、一般的なパラメーターもあります。C++ では、これらのパラメーターはテンプレート・パラメーターとして定義され、ほとんどの場合、デフォルト値が設定されます。テンプレート・パラメーターはアルゴリズムの宣言中に変更できます。Java* では、一般的なパラメーターにはデフォルト値がないため、アルゴリズム初期化中にコンストラクターで定義する必要があります。

アルゴリズムのパラメーターのリストは、各アルゴリズムの説明を参照してください。