インテル® DAAL プログラミング・ガイド

バッチ処理

アルゴリズムの入力

PCA アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

入力データが正規化されたデータセットまたは正規化されていないデータセットの場合に使用します。入力データセットを含む n x p 数値テーブルのポインター。この入力は、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

correlation

入力データが相関行列の場合に使用します。相関行列を含む p x p 数値テーブルのポインター。この入力は、(PackedTriangularMatrix を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

アルゴリズムのパラメーター

PCA アルゴリズムのパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

PCA 計算に利用可能なメソッド。

  • defaultDense - 相関メソッド
  • svdDense - SVD メソッド

アルゴリズムの出力

PCA アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

eigenvalues

降順で固有値を含む 1 x p 数値テーブルのポインター。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrixPackedTriangularMatrix、および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

eigenvectors

行優先順で固有ベクトルを含む p x p 数値テーブルのポインター。デフォルトでは、この結果は HomogenNumericTable クラスのオブジェクトですが、(PackedSymmetricMatrixPackedTriangularMatrix、および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

サンプル

インテル® DAAL ディレクトリーの次のサンプルを参照してください。

C++:

Java*: