インテル® DAAL プログラミング・ガイド

バッチ処理

アルゴリズムの入力

コサイン距離行列アルゴリズムの入力は次のとおりです。入力 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの入力を提供するメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

入力 ID

入力

data

距離を計算する n x p 数値テーブルのポインター。入力は、NumericTable の派生クラスのオブジェクトです。

アルゴリズムのパラメーター

コサイン距離行列アルゴリズムのパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

パフォーマンス指向の計算メソッド。アルゴリズムでサポートされている唯一のメソッドです。

アルゴリズムの出力

コサイン距離行列アルゴリズムは次の結果を計算します。結果 ID をパラメーターとして、アルゴリズムの結果にアクセスするメソッドに渡します。詳細は、「アルゴリズム」を参照してください。

結果 ID

結果

cosineDistance

n x n 対称距離行列 Dcos を表す数値テーブルのポインター。デフォルトでは、この結果は lowerPackedSymmetricMatrix レイアウトの PackedSymmetricMatrix クラスのオブジェクトですが、 (PackedTriangularMatrix および CSRNumericTable を除く) NumericTable の派生クラスのオブジェクトとして定義できます。

サンプル

インテル® DAAL ディレクトリーの次のサンプルを参照してください。

C++: ./examples/cpp/source/distance/cosine_distance_batch.cpp

Java*: ./examples/java/source/com/intel/daal/examples/distance/CosineDistanceBatch.java