インテル® DAAL プログラミング・ガイド

バッチ処理

LogitBoost 分類器は、「使用モデル: 訓練と予測」で説明されている一般的なワークフローに従います。

訓練

入力と出力の説明は、「使用モデル: 訓練と予測」を参照してください。

訓練段階での LogitBoost 分類器のパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

LogitBoost 分類器により使用される計算メソッド。現在サポートしている唯一の訓練メソッドは、Friedman メソッドです。

weakLearnerTraining

stump (最も単純な決定木) 訓練クラスのオブジェクトのポインター

弱学習器の訓練アルゴリズムのポインターです。デフォルトでは、stump 弱学習器が使用されます。

weakLearnerPrediction

stump 予測クラスのオブジェクトのポインター

弱学習器の予測アルゴリズムのポインターです。デフォルトでは、stump 弱学習器が使用されます。

accuracyThreshold

0.01

LogitBoost の訓練の正解率。

maxIterations

100

LogitBoost アルゴリズムの最大反復回数。

nClasses

適用不可

クラスの数、必須パラメーター。

weightsDegenerateCasesThreshold

1e-10

重み wij を計算するときに変換を中止するしきい値。

responsesDegenerateCasesThreshold

1e-10

応答 zij を計算するときに変換を中止するしきい値。

予測

入力と出力の説明は、「使用モデル: 訓練と予測」を参照してください。

予測段階での LogitBoost 分類器のパラメーターは次のとおりです。

パラメーター

デフォルト値

説明

algorithmFPType

double

アルゴリズムが中間計算に使用する浮動小数点の型。float または double を指定できます。

method

defaultDense

パフォーマンス指向の計算メソッド。予測段階で LogitBoost 分類器によりサポートされている唯一のメソッドです。

weakLearnerPrediction

stump 予測クラスのオブジェクトのポインター

弱学習器の予測アルゴリズムのポインターです。デフォルトでは、stump 弱学習器が使用されます。

nClasses

適用不可

クラスの数、必須パラメーター。

指定された正解率に達するか、指定された最大反復回数に達すると、アルゴリズムは終了します。実行された実際の反復回数を判断するには、LogitBoostModel クラスの getNumberOfWeakLearners() メソッドを呼び出して nClasses で割ります。

サンプル

インテル® DAAL ディレクトリーの次のサンプルを参照してください。

C++: ./examples/cpp/source/boosting/logitboost_batch.cpp

Java*: ./examples/java/source/com/intel/daal/examples/boosting/LogitBoostBatch.java