データ辞書

データ辞書は、データセットの特徴を記述するメタデータです。NumericTableFeature および DataSourceFeature 構造は関連付けられている数値テーブルとデータソースの辞書内の特定の特徴を記述します。これらの構造は、次の項目を指定します。

• 特徴が連続、カテゴリカル、順序かどうか
• 特徴の値を表すために使用される根本的なデータ型 (double、integer、その他)

DataSourceFeature 構造は、次の項目も指定します。

• カテゴリカル特徴の設定可能な値
• 特徴名

DataSourceDictionary クラスは、対応するデータソースに関連付けられたローデータを記述するデータ辞書です。NumericTableDictionary クラスは、対応する数値テーブルに関連付けられたインメモリーの数値データを記述するデータ辞書です。どちらのクラスも、特定のデータ特徴へのアクセス、特徴数の設定と取得、新しい特徴の追加のような、辞書操作の一般的なメソッドを提供します。DataSource クラスと NumericTable クラスにはそれぞれ、getDictionary() や setDictionary() のような、一般的な辞書操作メソッドがあります。

データソースのコンテキストから辞書を作成するには、次のいずれかの操作を行います。

• DataSource コンストラクターの doDictionaryFromContext フラグをセットします。
• createDictionaryFromContext() メソッドを呼び出します。

サンプル

インテル® DAAL ディレクトリーの次のサンプルを参照してください。

C++:

• ./examples/cpp/source/datasource/datastructures_aos.cpp
• ./examples/cpp/source/datasource/datastructures_soa.cpp
• ./examples/cpp/source/datasource/datastructures_homogen.cpp

Java*:

• ./examples/java/source/com/intel/daal/examples/datasource/DataStructuresAOS.java
• ./examples/java/source/com/intel/daal/examples/datasource/DataStructuresSOA.java
• ./examples/java/source/com/intel/daal/examples/datasource/DataStructuresHomogen.java