Unity Android アプリのビルド

このクイック チュートリアルは、Android プラットフォーム向けにビルドする Unity プロジェクトのセットアップ方法を紹介します。


Player の設定

Android アプリケーションを動作させるには Player の設定を行ってください。

Kudan Tracker スクリプトの [Set App ID] ボタンをクリックするか、Unity のメニューで [Edit] -> [Project Settings] -> [Player] を選択して [Android] タブで [Other Settings] を開いて見つけることができます。最終的には以下のようになります。

Rendering

[Multithread Rendering] のチェックを外します。

Identification

Identification 内の Package Name が使用する API キーに合った正しいものであることを確認します。

プロジェクトの Package Name は次のいずれかになります。

  • 無料のキーを申請した時に使用した 「com.companyName.productName」形式の Package Name。
  • 開発ライセンス キーを使用している場合は、com.xlsoft.kudanar
    開発ライセンスキーは こちら を参照してください。

API キーが Package Name に対して有効かどうか確認するには、アプリを再生モードで実行します。コンソールに API キーが有効かどうかを示すメッセージが出力されます。

Package Name が正しくない場合、トラッカーは動作しません

Configuration

64 ビットに対応するため、以下を設定します。

  • [Scripting Backend] からIL2CPP を選択します。
  • [Target Architectures] の ARM64 にチェックを入れます。

Unity 2019 以上の場合

Unity 2019 以上でビルドする場合は、「Player Settings>Rendering>Auto Graphics API」のチェックを外し、右下の「+」ボタンから「OpenGLES3」を追加し、「Vulkan」を削除してください。

 

ビルドと実行

[File] -> [Build Setting] で [Android] を選択してアプリをビルドすることができます。マシンに USB 接続されている Android デバイスがある場合は、[Build and Run (ビルドと実行)] をクリックすると、ビルドが完了した後にアプリが自動的にそのデバイス上で再生されます。[Build (ビルド)] をクリックすると、Android Debug Bridge (ADB) を使用して手動でアプリをデバイスにインストールする必要があります。