AR フレームワークの追加機能の詳細
マーカー リカバリ モード
この機能は、マーカーを紛失した場合にすばやく再検出したり、浅い角度と遠い距離からマーカーを簡単に再検出できるようにします。
一般にこの機能は有効にすることを推奨しますが、この機能を使用すると CPU の消費電力がわずかに増えるため、特に低電力のデバイスなどでは無効にしたほうが良いかもしれません。
マーカー リカバリ モードは、画像トラッカーで有効にすることができ、すべてのトラッカブルに適用されます。
拡張検出とトラッキング
この機能は、周囲のシーンから新しいマーカを自動作成してトラッカブルを拡張します。拡張したトラッカブルは、周囲の環境が学習されるのに従って、さらに遠くから検出およびトラッキングできるようになります。マーカーレス トラッキングに切り替えてトラッカブル範囲を拡張するのとは異なり、誤差がなく、新しいマーカーを使用した再検出をサポートします。
拡張検出とトラッキングは、トラッカブルごとに有効にできます。
自動クロッピング
この機能は、トラッカブル画像の最も有用な部分領域を自動的に特定して、トラッキングと検出に使用します。この機能を利用することで、トラッキング解像度を損なうことなく、大きな枠線を含む画像を使用できます。クロッピングは自動で行われ、トラッカブル オブジェクトの使用法には違いがないため、トラッキングされた領域はクロッピングされたようには見えません。
自動クロッピングは、トラッカブルの作成時にトラッカブルごとに有効にできます。